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例
まず戦争が国内経済に及ぼす影響を、各種階層に置いて数値ではじき出し それを元にして、戦争における個々の戦闘に必要なパラメータを決定する。 一作戦に必要な兵士の数、その一人一人に必要とされる糧食、嗜好類、etcを数字ではじき出す。 それらの全体量をはじき出し、輸送機、輸送船、その他インフラ利用に必要な資金をはじき出す。 各種輸送経路を確保し、その安全を保証する部隊の補給実施計画を再検討する。 以上のパラメータをたたき台に、何を何処に何時までにって事を数字ではじき出す。
以上が済んで、兵站補
>湾岸戦争時に初期配備されたMIM-104BパトリオットPAC-1の迎撃率は15%程度で、 >3ヶ月ほどで弾道弾迎撃用に射撃管制ソフトを書き換えたPAC-2の迎撃率は50%~70%です にわかに信じがたいです。 湾岸戦争期間中スカッド47発に対しパトリオット158発が発射されておりますが その内45発のスカッドを邀撃したのは事実ではありますけどね。 また、スカッド自体が不可解な軌道、及び空中分解により、 米軍側はスカッドの自壊し空中分解した破片一つ一つに対し、 二発のパトリオットミサイルを指向しています
たとえば、サウジに対し指向されたスカッドはとある5発は途中で14の破片に自壊し空中分解 その後、パトリオット28発の迎撃を受けております。
イスラエルの場合、パトリオットが実際に迎撃したのは11発です。(期間中発射されたスカッドは40発) パトリオットによって迎撃された内4発は空中で自爆しスプリンターのみで済みましたが 残りの7発は、VT信管の不良等で破片をまき散らし、邀撃の意味を為しておりません。
史料 湾岸戦時スカッド全発射弾数 91発 目標国 サウジ48発 イスラエル 40発 バーレーン3発 パトリオット迎撃 34発 11発 1発 目標から逸れたスカッド弾 3発 1発 2発 破片による被害 0件 13件 0件
>PAC-3方面 そのあたりの情報は正しいと思いますが、TVM(ミサイル経由追従)に付いては 統合されたのでしょうか? そのあたりは寡聞にして知りません。
参考 PAC-1/2 搭載ミサイルの能力(DSP衛星利用の場合) 発見より邀撃までの時間 6~7分 邀撃から撃破(破片乃至直接弾頭に命中により撃破)までは18秒前後 スカッドとパトリオットミサイルとの相対速度 5~8マッハ(2000ft~4000ft)
>全く違う世代のPAC-1/2をベースとした批判は失当と言わざるを得ませんね 残念ながら、何度もそう言う説明を受けた兵器が 実戦で希望通りの戦果を挙げたことはありませんね
しかしながら、PAC-1/2のデーター蓄積あってこその、 PAC-3システムと言う事は理解しております。 むしろ希望通りの性能を維持するには熟練した人員と 定期的に交換される普遍的な交換機材、バックアップ体制です。 兵器の質と量を誇るのは結構ですが、上手い戦争するのも、 上手く機械を動かしカタログ通り稼働させるのも熟練した人間ですよ。
一応PAC-3は信用しているので、もしもの場合は、 ちゃんと迎撃成功することを期待してますよ。 #むしろパトリオットシステムの弱点は機動力がないこと #その点艦船に積めば、それはクリアされますよね #と、今日はここまで。
#二段落目・SAM網を構築(傘状防衛)する それは理解しています、 この部分は地上部隊の戦術的な防空システムに関しての記述と理解しています。
#三段落目 基本的に、私が言いたかったのはそのあたりなのですが、 ちょっと論に行き違いがあったと思います、申し訳ありません。
#四段落目 >全面的に改良されたPAC-3に至っては、全く別のシステムです このあたりは私の勉強不足でありました、PAC-1/2と3を混同しておりました。 その関係資料を探して勉強仕直してきます。
#五段落目 >運用方式もシステムも全く異なるシステムを評価するのは >科学的な評価方法とは言いがたいと思います ええ、その通りだと思います。今後気をつけます。
#六段落目~九段落目 納得しました。 #十段落目~十一段落目以降 >これは何かの間違いではないかと すいません、TVMについては完璧な勘違いでした。
かなり端折りましたが、氏の言わんとしていることは理解しております。 ただ、日本において防空の技術や戦略というものは重要と考えている故に、 つい熱くなったとご理解していただくと幸甚であります。
日本本土は縱深が無く、スクランブル発進しても高度をとるまでの時間が掛かります。 また、防空戦略と言う課題は日本にとって重要でありますが、 常に、社会、政治、経済方面から掣肘されるカテゴリです。 しかし、旅客機に乗って窓際の席から日本列島を見れば、 防空を如何すべきかって直ぐ浮かぶもんだと思います。
#名古屋上空通過時、その眼下にみえる情景は壮観と思うと同時に #あまりに脆弱と同時に思う。 #あのレーダーどうするんだろう。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
ランニングコストの違い (スコア:2, すばらしい洞察)
掘り出したやつ使ってたんじゃね?
というのは冗談だとしても、
一番の大きな違いは電子設備の数と人員数でしょうね。
人が増えればそれだけ暖房に必要な燃料も必要だし、電子機器が増えれば
発電設備も大きなものにする必要あるでしょうし。
Re:ランニングコストの違い (スコア:5, すばらしい洞察)
例
まず戦争が国内経済に及ぼす影響を、各種階層に置いて数値ではじき出し
それを元にして、戦争における個々の戦闘に必要なパラメータを決定する。
一作戦に必要な兵士の数、その一人一人に必要とされる糧食、嗜好類、etcを数字ではじき出す。
それらの全体量をはじき出し、輸送機、輸送船、その他インフラ利用に必要な資金をはじき出す。
各種輸送経路を確保し、その安全を保証する部隊の補給実施計画を再検討する。
以上のパラメータをたたき台に、何を何処に何時までにって事を数字ではじき出す。
以上が済んで、兵站補
Re:ランニングコストの違い (スコア:4, 参考になる)
>元の素材が、「比較的速度が遅く低空で接近する亜音速機の撃墜」だから。
元々は、共産主義勢力の大型音速爆撃機に対抗する形で整備された、SAGEシステムに連動した本土防衛用のNikeシリーズの後継として、MIM-104が大隊防御用の戦域長距離SAMとして開発されたのは確かですが、主張は明らかに虚偽ですね。もしよければ、ソースを明らかにしていただきたいものです
湾岸戦争時に初期配備されたMIM-104BパトリオットPAC-1の迎撃率は15%程度で、3ヶ月ほどで弾道弾迎撃用に射撃管制
Re:ランニングコストの違い (スコア:2, 興味深い)
上のレスの理由により、明かせません、距儀と仰られるならそれで結構です。
>湾岸戦争時に初期配備されたMIM-104BパトリオットPAC-1の迎撃率は15%程度で、
>3ヶ月ほどで弾道弾迎撃用に射撃管制ソフトを書き換えたPAC-2の迎撃率は50%~70%です
にわかに信じがたいです。
湾岸戦争期間中スカッド47発に対しパトリオット158発が発射されておりますが
その内45発のスカッドを邀撃したのは事実ではありますけどね。
また、スカッド自体が不可解な軌道、及び空中分解により、
米軍側はスカッドの自壊し空中分解した破片一つ一つに対し、
二発のパトリオットミサイルを指向しています
たとえば、サウジに対し指向されたスカッドはとある5発は途中で14の破片に自壊し空中分解
その後、パトリオット28発の迎撃を受けております。
イスラエルの場合、パトリオットが実際に迎撃したのは11発です。(期間中発射されたスカッドは40発)
パトリオットによって迎撃された内4発は空中で自爆しスプリンターのみで済みましたが
残りの7発は、VT信管の不良等で破片をまき散らし、邀撃の意味を為しておりません。
史料
湾岸戦時スカッド全発射弾数 91発
目標国 サウジ48発 イスラエル 40発 バーレーン3発
パトリオット迎撃 34発 11発 1発
目標から逸れたスカッド弾 3発 1発 2発
破片による被害 0件 13件 0件
>PAC-3方面
そのあたりの情報は正しいと思いますが、TVM(ミサイル経由追従)に付いては
統合されたのでしょうか? そのあたりは寡聞にして知りません。
参考 PAC-1/2 搭載ミサイルの能力(DSP衛星利用の場合)
発見より邀撃までの時間 6~7分
邀撃から撃破(破片乃至直接弾頭に命中により撃破)までは18秒前後
スカッドとパトリオットミサイルとの相対速度 5~8マッハ(2000ft~4000ft)
>全く違う世代のPAC-1/2をベースとした批判は失当と言わざるを得ませんね
残念ながら、何度もそう言う説明を受けた兵器が
実戦で希望通りの戦果を挙げたことはありませんね
しかしながら、PAC-1/2のデーター蓄積あってこその、
PAC-3システムと言う事は理解しております。
むしろ希望通りの性能を維持するには熟練した人員と
定期的に交換される普遍的な交換機材、バックアップ体制です。
兵器の質と量を誇るのは結構ですが、上手い戦争するのも、
上手く機械を動かしカタログ通り稼働させるのも熟練した人間ですよ。
一応PAC-3は信用しているので、もしもの場合は、
ちゃんと迎撃成功することを期待してますよ。
#むしろパトリオットシステムの弱点は機動力がないこと
#その点艦船に積めば、それはクリアされますよね
#と、今日はここまで。
Re:ランニングコストの違い (スコア:3, 参考になる)
そもそも、航空機迎撃用に設計された中長距離SAMは元々迎撃率はそれほど高くありません。中長距離SAMは、中高高度を飛行する有翼の航空機の迎撃を目的としたもので、より低空や近い目標に対しては中短距離SAMが、近接防御に対しては短距離SAMや自走対空砲によって防御します。これらの兵器を組み合わせてSAM網を構築(傘状防衛)するものであって、長距離SAMだけで地上部隊・施設防御を行うわけではありません
(PAC-1/2など)Patriotや、ソビエトのS-300のような長距離SAMが弾道弾迎撃に流用可能なのは、強力な地上支援設備に加えて、垂直に「落下」してくる弾道弾を高高度迎撃できるためで、こう言った航空機迎撃を前提としたシステムを弾道弾迎撃に流用した場合の命中率はそれほど高くないわけです
揚力によって飛行する有翼の航空機と、慣性力に従って落下してくる弾道弾では、異なる弾頭や誘導方式が必要とされるのは当然のことで、これを戦中のきわめて限定された時間の中で改良されたPAC-2の能力というのはそれなりに評価されて然るべきものだと考えます。もちろん、湾岸戦中のPAC-2と、戦後に改良されたPAC-2 GEMでは当然性能が異なり、戦中のデータはあまり参考になりません。弾道弾迎撃や巡航ミサイル迎撃に対応するために、全面的に改良されたPAC-3に至っては、全く別のシステムです
PAC-3はシーカーや誘導方式、モーターの改良によって本格的な弾道弾迎撃システムとして提案されていますが、PAC-3もまた中低高度迎撃システムで、大気圏外迎撃を目的としたSM-3/THAADのようなシステムが撃ち漏らした弾頭や、弾頭の破片を再迎撃するもので、BMDシステムの一部を構成するものに過ぎません。戦中の初期モデルのPAC-2の戦率評価を元に、運用方式もシステムも全く異なるシステムを評価するのは科学的な評価方法とは言いがたいと思います
>にわかに信じがたいです。
>湾岸戦争期間中スカッド47発に対しパトリオット158発が発射されておりますが
>その内45発のスカッドを邀撃したのは事実ではありますけどね。
確かに、迎撃率が50~70%というのは破片を含めた数なので、「ミサイル本体の迎撃率」を考えると正確ではありませんね。この点は訂正したいと思います
しかしながら、湾岸戦争時にイラク軍が使用したミサイルがSS-1B Scudシリーズである点を考えると、破片を含めた迎撃率も考慮に入れる必要があります
SS-1Bはミサイル本体と弾頭本体が非分離の状態で着弾します。そのため、迎撃ミサイルはミサイル本体に直撃を与えても、破片のどの部分が弾頭であるか当時のシステムでは判然としません。また、イラク軍が使用したSS-1B(正確に言えばSS-1CをSS-1D相当に改良したもの)は、燃料として非対称ジメチルヒドラジン、酸化剤として四酸化二窒素を使用しているもので、これ自体が非常に危険な存在です。そのため、破片に対して二重に攻撃を加えて弾頭やミサイル本体を確実に破壊する必要があったためで、発射数辺りのミサイル撃破率が低いのは仕方がないことではないでしょうか
>そのあたりの情報は正しいと思いますが、TVM(ミサイル経由追従)に付いては統合されたのでしょうか? そのあたりは寡聞にして知りません
これは何かの間違いではないかと
Patriotシリーズが高い迎撃率を誇っているのはTVMのおかげですが、TVMが搭載されたのには、「中長距離SAMの迎撃率が低い」ことに関係しています。例えば、Patriotよりも古い世代の長距離SAMでは、発射されたミサイルの誘導に、地上の追尾レーダーのデータを、地上の射撃管制システムに送り、目標の飛行経路を計算して、誘導波を照射してミサイルを誘導するというものです。この際問題になるのが、地上の追尾レーダーの誤差や、射撃管制システムの計算精度によって迎撃率が大幅に低下してしまうことです
そこで、Patriotシリーズでは探索・追尾レーダを兼ねる、Cバンド波のアクティブ・フェイズド・アレイ・レーダーによって、初期誘導から中間誘導シーケンスでは地上の探索追尾レーダーのデータを元に、射撃管制システムが弾き出した目標物の飛行経路に従ってミサイルを誘導します。終末誘導段階では探索追尾レーダーのCバンド波を目標に照射し、ミサイルのバシッブ・レーダーで受信して、データを地上の射撃管制システムに送り返し、このデータを元に予想飛行経路を再計算してミサイルに送り返すことで誘導精度を高めています。これがTVMで、MIM-109ではPAC-2GEMまではこの誘導方式を採用しています
しかし、PAC-3では中間誘導シーケンスまでは従来のものと同じですが、終末誘導段階では地上のCバンドレーダーと射撃管制システムを経由したものではなく、ミサイル本体に搭載されたパルスドラップラー方式のアクティブ・レーダーが目標物にレーダー波を照射して、シーカーが誘導経路を再計算します。つまり、この方式ではTVM誘導が必要ないわけです。こういった誘導方式を、セミアクティブ・ホーミングと呼び、PAC-3以外でもAIM-120のような空対空ミサイルでも採用されています
Re:ランニングコストの違い (スコア:1)
>ちょっと基本的な問題で見解の相違があるのではないかと
ええ、了解しております。その相違点は技術的な問題と言うより戦略というカテゴリ付近だと考えます。
#二段落目・SAM網を構築(傘状防衛)する
それは理解しています、
この部分は地上部隊の戦術的な防空システムに関しての記述と理解しています。
#三段落目
基本的に、私が言いたかったのはそのあたりなのですが、
ちょっと論に行き違いがあったと思います、申し訳ありません。
#四段落目
>全面的に改良されたPAC-3に至っては、全く別のシステムです
このあたりは私の勉強不足でありました、PAC-1/2と3を混同しておりました。
その関係資料を探して勉強仕直してきます。
#五段落目
>運用方式もシステムも全く異なるシステムを評価するのは
>科学的な評価方法とは言いがたいと思います
ええ、その通りだと思います。今後気をつけます。
#六段落目~九段落目
納得しました。
#十段落目~十一段落目以降
>これは何かの間違いではないかと
すいません、TVMについては完璧な勘違いでした。
かなり端折りましたが、氏の言わんとしていることは理解しております。
ただ、日本において防空の技術や戦略というものは重要と考えている故に、
つい熱くなったとご理解していただくと幸甚であります。
日本本土は縱深が無く、スクランブル発進しても高度をとるまでの時間が掛かります。
また、防空戦略と言う課題は日本にとって重要でありますが、
常に、社会、政治、経済方面から掣肘されるカテゴリです。
しかし、旅客機に乗って窓際の席から日本列島を見れば、
防空を如何すべきかって直ぐ浮かぶもんだと思います。
#名古屋上空通過時、その眼下にみえる情景は壮観と思うと同時に
#あまりに脆弱と同時に思う。
#あのレーダーどうするんだろう。
Re:ランニングコストの違い (スコア:0)
セミアクティブ・ホーミングではなくアクティブ・ホーミングでは。
Re:ランニングコストの違い (スコア:0)
Re:ランニングコストの違い (スコア:0)
目的が違うのではないでしょうか。
基地、展開地や重要拠点を防護するためのシステムに、過多な機動性を求めても意味が
無いと思います。迅速な展開能力は必要ですが。撃たれてから機動できる訳では
ないんですから。
パトリオットクラスを艦船に搭載しても、守れるのはその周辺。艦隊防空に使うのなら
有効でしょうが。
港周辺の防護のために港に足止めして使うのでしょうか。それなら、そこへパトリオットを
持ってくればいい。動かなくていいんですから。