IBM plans to provide special bid defect support from IBM Global Services (IGS) Integrated Technology Services (ITS) for a limited number of OS/2 components.
ということで、2007年以降もサポートが限定的になりますが継続されることが発表されています。とはいえOS/2 Warp4 および OS/2 Warp Server for e-business の営業活動終了の発表 [ibm.com]にあるとおり、OS/2の継続メンテナンスのパーツナンバーは昨年暮れに廃止されているので、個人ユーザーとしては eComStation 頼みになるのが現状です。とはいえこれとて現行のOS/2の仕様に起因する問題が解消されるわけでもないのはタレコミに書いたとおりです(WPSのバグ、新しいハードウェアへの対応やUnicodeの問題など)。
全く結構ではない。 IBM がソースを公開した事により露呈したら、IBMはその責任を取らなければいけない。 そうすると、サポートを再開しなければいけない。つまり、サポートがなくなったらという前提が消えるではないか。 それなら最初からサポート継続の方が良い。オープンにしなければその作業分低予算で対応していける。
IBMに何の利益があるのか? (スコア:2, 参考になる)
それによるIBMの利益が説明されていない。
キャンペーンの頁には色々書いてあるが、内容的にはもしかしたら誰かが利益を受けるかもしれない程度の内容だ。
えーと、、、
誰かがOS/2をハックしてOPENの物やエミュレーターを作ったり、セキュティの穴をふさぐと言っているがそんな保証はどこにも無い。
IBMがオープンソースソフトウェアをサポートしている事は、自社の財産を投げ出す理由にはならない。
OS/2非常に愛されるようにかかれていますけど、稼動中のシステムがどれだけあるか書かれていない。
IBMの不利益だって考えないといけない。
ソースを開示したことによりセキュリティホールが露見したらどうするの? IBMはオープンだから無保証という立場は取れないでしょう。
それの対応担当者のコストはどうするの? 訴えられる危険性だってある。
当然、誰かが直してくれると言うのは希望でしかない。
ソースの公開だって、単にディスクの中身をインターネットに垂れ流すだけではすまないでしょう。
個人的なフリーソフト開発者じゃないのだから、ソースをきちんと公開するだけでかなりのコストが掛かりますよ。
OS/2を使いつづけたいなら、IBMへサポートの継続をお願いするのは一番現実的でしょう。
IBMもサポート料金と言う利益を得るのだから。
Re:IBMに何の利益があるのか? (スコア:1, 興味深い)
IBMは最近オープンソース界隈への貢献をアピールすることで自社利益を出している面があるので
OS2 の OSS化によってIBMがそれなりの利益を得る可能性はある。また後述しているが、サポート
打ち切りにともなう既存顧客のケアをどうするかという問題をOSS化で逃げる手は無いではない。
> ソースを開示したことによりセキュリティホールが露見したらどうするの?
どのみちサポート切れてるんだよ。ソースも公開されていない、保守もされていないものにセキュ
リティホールが見付かるより改変可能なソースがあるだけ何倍もましだと思う。
サポート継続を願ったところで、サポート体制の維持って相当なコストがかかるわけで、収益と
つり合わなければ企業としてはやれない。だからこそ IBM も打ち切りを決めてるんでしょ。
そう言った意味でも「サポートは無いけどオープンソースだから好きに直してね」と言うのは
戦略としてあり得ると思う。もちろんIBMがそういうスタンスを取るかどうかは別問題だけど。
今後OS/2のサポートは限定的に (スコア:5, 参考になる)
そしてIBM Software - OS/2Warp [ibm.com]によると、
ということで、2007年以降もサポートが限定的になりますが継続されることが発表されています。とはいえOS/2 Warp4 および OS/2 Warp Server for e-business の営業活動終了の発表 [ibm.com]にあるとおり、OS/2の継続メンテナンスのパーツナンバーは昨年暮れに廃止されているので、個人ユーザーとしては eComStation 頼みになるのが現状です。とはいえこれとて現行のOS/2の仕様に起因する問題が解消されるわけでもないのはタレコミに書いたとおりです(WPSのバグ、新しいハードウェアへの対応やUnicodeの問題など)。
かといってosFreeプロジェクトをみるまでもなくWPSを一からハックするのは困難を極めるので、個人ユーザーからOS/2が遠のく前にIBMにいちかばちかのお願いに出ているという状況です。「サポートが切れたから公開してほしい」というより、「わたしたちはOS/2がいまだに好きなんだ」というメッセージをIBMに伝えるタイミングを逃したくないというのが、OS/2コミュニティの心情かと思います。
# 最後の一文は他人事みたいな書き方だけどIDで
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:IBMに何の利益があるのか? (スコア:4, 興味深い)
クローズドソースだったものをオープンソースにするのには少なくとも結構な人件費がかかるよ。
他者権利ソースの洗い出しとオープンソース化交渉、場合によってはそこで権利買い取り費用が派生する。買い取りが不可能な場合はその部位を取り除いて代替コード開発か、ダミーコードの挿入が必要となる。
たとえばNetscape Navigator/CommunicatorからMozillaとしてソースコード公開になるまでどれだけ苦労されたのか、想像するととても気軽にオープンソースにしてくれとは言えない…
そういう意味では、コミュニティで寄付募って費用捻出でもしない限り難しいでしょうねえ。
# rm -rf ./.
Re:IBMに何の利益があるのか? (スコア:0)
>自社利益を出している面があるので
>OS2 の OSS化によってIBMがそれなりの利益を得る可能性はある。
Linuxみたいな現在進行形で今後も展開が期待できるビジネスなら、
その可能性は大きいだろうけど、
OS2みたいな今後の展開が期待できない過去のビジネスでは、
可能性はないんじゃない?
Re:IBMに何の利益があるのか? (スコア:0)
だけど、全部置き換えてから公開するの?
そんなのやるぐらいなら普通に開発続けると思うけど
Re:IBMに何の利益があるのか? (スコア:0)
そりゃ利益だけを考えればでしょう。それも可能性だけ
デメリットも含め収支が黒に成るの?
例えばライセンスはどうするの? GNUに感染でもしたらOS/2と共にある各種ソフトとの関連も
かなりきな臭くなりますよね。
こんなビジネスパートナーを軽視する事のデメリットなどもちゃんと考えていますか?
Re:IBMに何の利益があるのか? (スコア:0)
結構な話じゃないか。
今時クローズなものでセキュアなものを運営しようなんて考えるのは、バブル入社世代以上だけですよ。
Re:IBMに何の利益があるのか? (スコア:0)
セキュリティホールが露見することが歓迎されるわけはないのでは?
Re:IBMに何の利益があるのか? (スコア:0)
全く結構ではない。
IBM がソースを公開した事により露呈したら、IBMはその責任を取らなければいけない。
そうすると、サポートを再開しなければいけない。つまり、サポートがなくなったらという前提が消えるではないか。
それなら最初からサポート継続の方が良い。オープンにしなければその作業分低予算で対応していける。
>今時クローズなものでセキュアなものを運営しようなんて考えるのは、バブル入社世代以上だけですよ。
なにも考えずにコピペに見たいな事を書いていますが...
今後、オープンにしたら誰がセキュアにしてくれるの?その誰かをちゃんと用意しないで単にソース公開すれば
危険性が増すだけだ。
Re:IBMに何の利益があるのか? (スコア:0)
囲い込んだままユーザを見殺しにするような会社ではありませんといった利益があります
これにより、新システムを売り込む場合にも過去のユーザーの事も考える会社ですと言えます
その程度の利益?とか思われるかもしれませんが、実は膨大な新しい利益を生み出す説得材料の一つと見れば安いのでは?
Re:IBMに何の利益があるのか? (スコア:1, 興味深い)
それに誰がユーザーを抱え込んだまま見殺しにしているのだろうか?
IBMのサポートは次世代への移行をふくめキッチリしています。だから、古い物をやめてもそれは見殺しではない。
フリーとかオープンとかのほうが、見捨て方がすごい。(ユーザーへ委ねるってそう言う事です。ソースが有るから後は知らないと言っている訳だから)
>過去のユーザーの事も考える会社ですと言えます。
全く言えませんね。
「オープンにしたので、誰かがサポートしてくれます」とは無責任の極みでしょう。
過去のユーザーの事を考えるならオープン化でなくサポート継続を望むのが正しい。
>実は膨大な新しい利益を生み出す説得材料の一つと見れば安いのでは
根拠無ない膨大な利益ってなに?
白馬の王子を待つ夢見る乙女レベルじゃん。