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日本人は食塩摂取量が多く
けどさ日本人の平均寿命は女性は不動の世界一, 男性も世界トップクラスなんだよね. 食塩取りすぎが短命に直結するなら, この事実をどう説明する? 食塩を減らせば健康なんてのは, みのもんたと五十歩百歩の論法.
食物を分析して食塩が多いとしても, それが実際に消化器を通して体内に吸収されるかどうかはまた別の問題で, 総合的な食事というレベルで論じなければ机上の空論でしょう.
塩分摂取の多い地域である東北地方なんかは脳卒中などが多いですね。 その程度はご存知でしょう? だからといって「短命に直結」なんていいませんが、 ここらへんをどう解釈されるんでしょうか。
それについては非常に面白い調査結果が1988年に発表されています. インターソルト・スタディという世界各国の食塩摂取量と血圧に関する疫学調査 [geocities.jp]なんですが, それによると食塩摂取量と高血圧症の発症の間には, 極めて摂取量の少ない(3g/日未満)例外ケースを除くと相関関係が無いってことです. また東北地方の農家 [hirosaki-u.ac.jp]の例についても逆に数10g/日(昭和20年代の秋田の調査では30g/日~50g/日とか)と今日的には極端に多量の例なので, 直接的にはあまり参考にならないでしょう. ましてや昭和20年代の秋田の農家ですからね, 食塩を取らなくても寒さと栄養不良で高血圧って話も十分に考えられます.
今日までに食塩の摂取と高血圧に関して分かっていることをまとめると
ぐらいなんですよね. しかも逆に食塩の摂取量を落とした場合に発生する障害については, まだ研究途上であまりよく分かっていなかったりして.
ですから今現在で確実に言えるのは, Na感受性型の高血圧症を患っている人あるいは血縁者に高血圧症の人がいる人は減塩するべき/した方が良い程度でしょうか. それ以外は今後どうなるか分からない. むしろ日々バランスの取れたものをおいしく食べるほうがなんぼかましってところでしょう.
このあたりの話は「食塩摂取と高血圧の常識を疑う」 [dandoweb.com]というページから張られているリンクをたどると, いろいろと面白いものが読めます. また「食塩と健康」 [hirosaki-u.ac.jp]という本がオンラインで読めます. いずれにせよ食塩については先に紹介したインターソルト・スタディ自体も含めて批判やらなんやらが飛び混じり, 混沌とした状況が続いているようです.
最後に
付け加えて言わせてもらうと、食塩摂取は総合的に論じないと無意味と論を張る御仁が「なら、高寿命はなんと説明する?」なんて、まるで寿命の長いのは総合的に勘案せずとも答えられるかのような態度は二重基準じゃないですか?
に答えさせてもらうと, むしろ「減塩が健康に直結する」という単純な命題が成り立つなら, 総合的な健康の指標として使える「寿命」が長くならなければおかしいはずです. 単純な解決を求める人に対しては, それに対する反例を一つだけ示せば十分です. 日本のように食塩摂取量の多い国の「寿命」が長いとしたら, あるいは日本人が遺伝的に食塩に対する耐性を持っている割合が多いのかもしれません. あるいは付け合せで食べる食物の作用かもしれません. 水が豊富で摂取する水分が多いせいかもしれません. 高血圧が増えても他の病気が減って, 統計的に寿命が延びているのかもしれません. 真実は単純じゃありません. でも食塩を取ると寿命が縮むという単純明快な考えに疑問を示すには十分でしょう. もしかしたら, 食塩を制限すると本当に数%程度は寿命が延びるのかもしれません. でも, それは大規模な追跡調査を行って定量評価して初めて分かることです. ですから科学的な態度としてはそれまでは「分からない」とするのが正しいのであって, 否定も肯定も現時点では無責任なホラの類です.
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
大往生ですね (スコア:1)
みたいなイメージがありますが、安藤さんはすごく長生きしたのですね。
まさにラーメンのように長くうねった人生だったのですね。
# 私も今日はラーメンを食べよう
Re:大往生ですね (スコア:3, 参考になる)
食されていたというのは結構有名な話。
しかし、「はてな」にしても、Wikipediaにしても、更新が早いね。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B0%C2%C6%A3%C9%B4%CA%A1 [hatena.ne.jp]
Re:大往生ですね (スコア:0)
そう書いたら、「インスタントラーメンは悪食」はデマか、と思う方もいるでしょうけども、日本人は食塩摂取量が多く、1日10gに抑えようという動きがあるなかで、チキンラーメン1食で食塩相当分が約5gというのは塩分は多すぎでしょう。安藤氏1人が長生きしたことでイメージが良くなるとしたら、それは日本人の知能レベルが乏しい証拠であります。
Re:大往生ですね (スコア:0, 荒らし)
けどさ日本人の平均寿命は女性は不動の世界一, 男性も世界トップクラスなんだよね. 食塩取りすぎが短命に直結するなら, この事実をどう説明する? 食塩を減らせば健康なんてのは, みのもんたと五十歩百歩の論法.
食物を分析して食塩が多いとしても, それが実際に消化器を通して体内に吸収されるかどうかはまた別の問題で, 総合的な食事というレベルで論じなければ机上の空論でしょう.
Re:大往生ですね (スコア:0)
乳幼児の死亡率が低いからですね、はい。
なんかそれ以外に理由があったかしらん。
> 食塩取りすぎが短命に直結するなら,
塩分摂取の多い地域である東北地方なんかは脳卒中などが多いですね。
その程度はご存知でしょう? だからといって「短命に直結」なんていいませんが、
ここらへんをどう解釈されるんでしょうか。
> 食物を分析して食塩が多いとしても, それが実際に消化器を通して体内に
> 吸収されるかどうかはまた別の問題で, 総合的な食事というレベルで論じ
> なければ机上の空論でしょう.
極論の極みですな、目安として10gという数字を出しただけで「机上の空論」とは。
「総合的に論じる」ことの重要性は認識しているつもりだが、「総合的に論じないと空論」は同意できない。国民の栄養を論じる場合に、一人一人に栄養士をつけるとかして食事を総合的に論じることは理想的でも高コストです。で、それ以外は無意味なので放置するのも一案。でも、ゆるやかに多数に同意できるようなガイドラインを示すことも理想論にはおよばずとも、そこそこの効果はあると思います。
付け加えて言わせてもらうと、食塩摂取は総合的に論じないと無意味と論を張る御仁が「なら、高寿命はなんと説明する?」なんて、まるで寿命の長いのは総合的に勘案せずとも答えられるかのような態度は二重基準じゃないですか?
Re:大往生ですね (スコア:3, 参考になる)
それについては非常に面白い調査結果が1988年に発表されています. インターソルト・スタディという世界各国の食塩摂取量と血圧に関する疫学調査 [geocities.jp]なんですが, それによると食塩摂取量と高血圧症の発症の間には, 極めて摂取量の少ない(3g/日未満)例外ケースを除くと相関関係が無いってことです. また東北地方の農家 [hirosaki-u.ac.jp]の例についても逆に数10g/日(昭和20年代の秋田の調査では30g/日~50g/日とか)と今日的には極端に多量の例なので, 直接的にはあまり参考にならないでしょう. ましてや昭和20年代の秋田の農家ですからね, 食塩を取らなくても寒さと栄養不良で高血圧って話も十分に考えられます.
今日までに食塩の摂取と高血圧に関して分かっていることをまとめると
ぐらいなんですよね. しかも逆に食塩の摂取量を落とした場合に発生する障害については, まだ研究途上であまりよく分かっていなかったりして.
ですから今現在で確実に言えるのは, Na感受性型の高血圧症を患っている人あるいは血縁者に高血圧症の人がいる人は減塩するべき/した方が良い程度でしょうか. それ以外は今後どうなるか分からない. むしろ日々バランスの取れたものをおいしく食べるほうがなんぼかましってところでしょう.
このあたりの話は「食塩摂取と高血圧の常識を疑う」 [dandoweb.com]というページから張られているリンクをたどると, いろいろと面白いものが読めます. また「食塩と健康」 [hirosaki-u.ac.jp]という本がオンラインで読めます. いずれにせよ食塩については先に紹介したインターソルト・スタディ自体も含めて批判やらなんやらが飛び混じり, 混沌とした状況が続いているようです.
最後に
に答えさせてもらうと, むしろ「減塩が健康に直結する」という単純な命題が成り立つなら, 総合的な健康の指標として使える「寿命」が長くならなければおかしいはずです. 単純な解決を求める人に対しては, それに対する反例を一つだけ示せば十分です. 日本のように食塩摂取量の多い国の「寿命」が長いとしたら, あるいは日本人が遺伝的に食塩に対する耐性を持っている割合が多いのかもしれません. あるいは付け合せで食べる食物の作用かもしれません. 水が豊富で摂取する水分が多いせいかもしれません. 高血圧が増えても他の病気が減って, 統計的に寿命が延びているのかもしれません. 真実は単純じゃありません. でも食塩を取ると寿命が縮むという単純明快な考えに疑問を示すには十分でしょう. もしかしたら, 食塩を制限すると本当に数%程度は寿命が延びるのかもしれません. でも, それは大規模な追跡調査を行って定量評価して初めて分かることです. ですから科学的な態度としてはそれまでは「分からない」とするのが正しいのであって, 否定も肯定も現時点では無責任なホラの類です.