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自転車でありながら殆どの人が30km/hを越えるスピードで走行しているようですし、傍から見ても危険走行をする人が少なくありません。
たしかに「危険走行」をする人が多いことは残念ながら事実です。自転車の走行ルールについて知識を得る機会が必要です。できれば義務教育の中が望ましいと思います。たとえばあくまで娯楽である球技のルールを教える“ゆとり”はあるのに、交通ルールを教えるゆとりがないというのはおかしいとしか思えません。現に危険走行をしているロードレーサーの人に対しては、どうしたらいいかわかりませんが、プロショップと呼ばれる専門店や、自転車競技界が動いてくれるといいと思います。車道を走っている自転車がクラクションや罵声、ひどい場合には幅寄せを受けることが珍しくない現状を考えると、これまでの運転免許取得・更新時のようなおざなりな“教育”では不十分でしょう。
しかし、車道では、最高速度の標識によって毎時30キロメートル以下に制限されている場合を除いて、「30km/hを越えるスピードで走行」すること自体が直ちに問題になるわけではありません。むしろ、30キロ制限の細街路・生活道路では、「30km/hを」大幅に「越えるスピードで走行」したり、通行止めを無視する傍若無人なクルマの方をよく見かけます。取締もないし、これくらいなら大丈夫とでも思っているのでしょうか。こういったクルマの存在は、免許とそれに伴う教育への信頼を損ねます。また自転車免許導入論がありますが、子供に対する「免許」で上がった効果について、ある種の大人の場合には難しくなることの傍証になると思います。
河川敷少年野球の列などへとんでもないスピードで突っ込んでいくロードレーサーを見ると、自転車道もなんだか無法地帯だなあなどと思ってしまいます。
「自転車道」については、#1099392でふれてられているので、ここでは「いわゆる〈サイクリングロード〉」と読み替えます。
いわゆる〈サイクリングロード〉は、実態としては大抵の場合いわゆる「自歩道」(自転車が通行可能な歩道)というものになっています。〈サイクリングロード〉の存在は評価すべきですが、自転車道と遊歩道を兼用しようという発想はそもそも非常に貧しいと思います。
現行の道路交通法第六十三条の四により自転車の歩道通行が法的にあらためて追認された際、歩道における自転車の通行スピードは「時速四、五キロぐらい」という極めて非現実的なものが想定されていました。( 1978年5月9日参議院地方行政委員会 [ndl.go.jp]) これは〈サイドウォーク〉としての歩道を念頭に置いたものですが、前述のように法的にはいわゆる〈サイクリングロード〉も「歩道」に含まれます。
これなら自転車から降りて歩行者として歩くべきスピードです。このとおりにするならば、サイクリングというよりスタンディングという一種の曲乗りに近いものになってしまいます。
私の見た限りでは、リトルリーグから附近の高校野球部にいたるまで「河川敷少年野球の列」は、ほぼ例外なく他の利用者のことを考えずに横に広がっています。これは法的には問題はないようですし、どんな事情であれ決して高速な自転車で「突っ込んで」いいわけではありませんが、あの列は傍から見ていていい気持ちはしません。私は彼らとその振舞いを好ましく思っていませんが、減速して声をかけて道を空けてもらっています。そういえば、中高生の通学用自転車もよく並走をしています。こちらは、「並走可」の標識がない限り、完全にルールに反しています。(ところでこの「並走可」の標識は実在するのでしょうか?)
河川敷では野球(やサッカー)のための専用のグラウンドがよく見かけられますが、「自転車専用」の標識の立っている正真正銘のサイクリングロードや、ランニングやウォーキング・お散歩のための歩行者専用の遊歩道というものを見たことがありません。難しい諸事情があることは承知していますし、なにもなかった昔よりはマシというのもわかりますが、自転車好き、散歩好き、球技嫌いの身としてはちょっと納得しかねます。
ああいった特殊な自転車を通常の自転車と同じ枠で論議するのは、ちょっと実態にそぐわない気がしますね。
「特殊」という場合によっては“色つき”に感じられる形容や、全文を通して、どうもロードレーサーに対して好意をもたれていないようにお見受けしますが、自転車というだけでひと括りにしていいのかということには賛成します。ロードレーサーなどのスポーツ自転車には、シティサイクルなどよりも、スピードを出す責任・自覚がより必要になることはたしかです。残念なことに「通常の自転車」の遵法精神もあまり褒められた状態ではありませんが。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
必要と思う改正案 (スコア:4, 興味深い)
それよりも簡単に広められそうな自動点灯ライト(点灯虫)とサイドミラー着用の義務化が必要だと思ってます。
前が見えるからといってライトをつけない人が多いですし、
車動を走るにはミラーがないとどうしても危険になります。
どうせなら原付並みの装備を徹底させたほうがいいでしょう。
販売店に徹底させれば今後の自転車には必ず付くことになりますし、
付いていなければ整備不良として注意することも容易です。
車道をメインに使っていますが、たとえば路駐可能な道路は怖くて走れません。
自転車が車道を走るためにまずどんな整備が必要か、そこから考えないといけないんじゃないでしょうか。
# 今回ので走行区分を明確に決め、決まった後で自転車本体の装備を改め、
# その後に施行するという話であれば(スコア:-1,余計なもの)になりますが・・・
# オフトピックな内容になるかと思いますがコメントを整理してメールしてみます。
Re:必要と思う改正案 (スコア:4, 参考になる)
現在、毎日大学までロードバイクに乗って国道走っていて、今までに
サイドミラーの取り付けなんかも試してみた経験からコメントします。
結論からいうとサイドミラーなんてみながら運転したらむしろ死ねます。
いちいち前傾姿勢を崩さなきゃいけなくなりますし、補助ブレーキを
付けてなければブレーキから手をはずさなきゃいけなくなり、本末転倒かと思います。
一時期MTBに乗っていたこともありましたが、MTBは車道用のタイヤじゃ
ないと振動が激しかったため、サイドミラーで後
ごめんなさい。
Re:必要と思う改正案 (スコア:0, フレームのもと)
あんな前傾姿勢じゃサイドミラー云々はあまり関係なさそう。
中学の時、危険だからという理由で通学用の自転車としては認められていなかったし。
バイクのサイドミラーが後方確認に有用なように、一般的な、いわゆるママチャリのような自転車ならサイドミラーは有用だと思うんですが。
Re:必要と思う改正案 (スコア:-1, フレームのもと)
自転車でありながら殆どの人が30km/hを越えるスピードで走行しているようですし、傍から見ても危険走行をする人が少なくありません。
そもそも自転車道にしたってジョギングや犬の散歩をしている人も居ますし、決して"自転車専用道路"というわけではないと思うのですが、河川敷少年野球の列などへとんでもないスピードで突っ込んでいくロードレーサーを見ると、自転車道もなんだか無法地帯だなあなどと思ってしまいます。
ああいった特殊な自転車を通常の自転車と同じ枠で論議するのは、ちょっと実態にそぐわない気がしますね。
自転車の速度といわゆるサイクリングロード Re:必要と思う改正案 (スコア:3, すばらしい洞察)
たしかに「危険走行」をする人が多いことは残念ながら事実です。自転車の走行ルールについて知識を得る機会が必要です。できれば義務教育の中が望ましいと思います。たとえばあくまで娯楽である球技のルールを教える“ゆとり”はあるのに、交通ルールを教えるゆとりがないというのはおかしいとしか思えません。現に危険走行をしているロードレーサーの人に対しては、どうしたらいいかわかりませんが、プロショップと呼ばれる専門店や、自転車競技界が動いてくれるといいと思います。車道を走っている自転車がクラクションや罵声、ひどい場合には幅寄せを受けることが珍しくない現状を考えると、これまでの運転免許取得・更新時のようなおざなりな“教育”では不十分でしょう。
しかし、車道では、最高速度の標識によって毎時30キロメートル以下に制限されている場合を除いて、「30km/hを越えるスピードで走行」すること自体が直ちに問題になるわけではありません。むしろ、30キロ制限の細街路・生活道路では、「30km/hを」大幅に「越えるスピードで走行」したり、通行止めを無視する傍若無人なクルマの方をよく見かけます。取締もないし、これくらいなら大丈夫とでも思っているのでしょうか。こういったクルマの存在は、免許とそれに伴う教育への信頼を損ねます。また自転車免許導入論がありますが、子供に対する「免許」で上がった効果について、ある種の大人の場合には難しくなることの傍証になると思います。
「自転車道」については、#1099392でふれてられているので、ここでは「いわゆる〈サイクリングロード〉」と読み替えます。
いわゆる〈サイクリングロード〉は、実態としては大抵の場合いわゆる「自歩道」(自転車が通行可能な歩道)というものになっています。〈サイクリングロード〉の存在は評価すべきですが、自転車道と遊歩道を兼用しようという発想はそもそも非常に貧しいと思います。
現行の道路交通法第六十三条の四により自転車の歩道通行が法的にあらためて追認された際、歩道における自転車の通行スピードは「時速四、五キロぐらい」という極めて非現実的なものが想定されていました。( 1978年5月9日参議院地方行政委員会 [ndl.go.jp]) これは〈サイドウォーク〉としての歩道を念頭に置いたものですが、前述のように法的にはいわゆる〈サイクリングロード〉も「歩道」に含まれます。
これなら自転車から降りて歩行者として歩くべきスピードです。このとおりにするならば、サイクリングというよりスタンディングという一種の曲乗りに近いものになってしまいます。
私の見た限りでは、リトルリーグから附近の高校野球部にいたるまで「河川敷少年野球の列」は、ほぼ例外なく他の利用者のことを考えずに横に広がっています。これは法的には問題はないようですし、どんな事情であれ決して高速な自転車で「突っ込んで」いいわけではありませんが、あの列は傍から見ていていい気持ちはしません。私は彼らとその振舞いを好ましく思っていませんが、減速して声をかけて道を空けてもらっています。そういえば、中高生の通学用自転車もよく並走をしています。こちらは、「並走可」の標識がない限り、完全にルールに反しています。(ところでこの「並走可」の標識は実在するのでしょうか?)
河川敷では野球(やサッカー)のための専用のグラウンドがよく見かけられますが、「自転車専用」の標識の立っている正真正銘のサイクリングロードや、ランニングやウォーキング・お散歩のための歩行者専用の遊歩道というものを見たことがありません。難しい諸事情があることは承知していますし、なにもなかった昔よりはマシというのもわかりますが、自転車好き、散歩好き、球技嫌いの身としてはちょっと納得しかねます。
「特殊」という場合によっては“色つき”に感じられる形容や、全文を通して、どうもロードレーサーに対して好意をもたれていないようにお見受けしますが、自転車というだけでひと括りにしていいのかということには賛成します。ロードレーサーなどのスポーツ自転車には、シティサイクルなどよりも、スピードを出す責任・自覚がより必要になることはたしかです。残念なことに「通常の自転車」の遵法精神もあまり褒められた状態ではありませんが。
Re:自転車の速度といわゆるサイクリングロード Re:必要と思う改正案 (スコア:0)
立場がこれだけあやふやなのは先進国の中でもおよそ日本だけでしょうね。サイクリングロードも大変グレーゾーンですし。
このような状況の中で 自動車やバイクのような装備の無い(または義務付けされていない)スポーツ自転車が、
心許ない車道を原動機付き車両に匹敵または凌駕する速度を出して走っているわけですが、これって海外の目から見ると
かなり異常な光景なのだそうで、これでよく事故を起こさないものだと(実際には頻繁に起きていますが)、
アリの行列に例