パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

科学雑誌に春は来るか?3月26日「リカタン」創刊」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2007年02月08日 15時11分 (#1106479)
    小学生といわず、理系大卒程度で相対論の分かる本ってどんなのがありますか?
    どうせ相対「論」は飛ばして、導かれるおもしろおかしい結果を
    いくつか紹介するのが関の山だと思うけど。
    • by TarZ (28055) on 2007年02月08日 16時00分 (#1106523) 日記
      ずばり、これ [amazon.co.jp]。

      この本(つまり、アインシュタインの最初の論文「動いている物体の電気力学」)の範囲は、
      高校数学程度の範囲で理解できます。

      # ただ、それをどう解釈するかが重要なのですが。

      個人的には、一般向け科学雑誌の「誰にでも分かる!相対論」とか「サルでも分かる量子力学」と
      いった特集は、ちょっと疑問符をつけてます。(理論から導かれる現象だけ説明して、なにを理解
      できるというのか微妙)

      で、こういうのを見て「自分は相対論を理解した」と思ってしまう人のうち、ちょっとベクトルが
      間違っちゃった人が「相対論は間違っている!」方面にいくのを何度か目撃してますので。

      一般向けの科学の啓蒙はもちろん重要なのですが、「誰にでも分かる」という宣伝はどうかと…。
      RikaTanがそうならないことを願いたいところです。
      親コメント
      • by kicchy (4711) on 2007年02月08日 17時36分 (#1106579)
        >一般向けの科学の啓蒙はもちろん重要なのですが、「誰にでも分かる」という宣伝はどうかと…。
        >RikaTanがそうならないことを願いたいところです。

        問題は内容もですが「誰にでも分かる」という文句自体も冷静に判断する姿勢であって
        それは、通常、学問に携わる人間であれば持っているものだと思うのですが・・・

        やはり、短絡的妄信的な(語弊があるかもしれないですが科学的でない)姿勢の
        人は、どう書いてあっても突き進んじゃうような気がします・・・
        親コメント
    • by Youth (28154) on 2007年02月08日 15時26分 (#1106493) ホームページ 日記
      つ[特殊相対論 [wikipedia.org]]
      一般相対性理論の正しい理解にはテンソルが必要ですので大学数学(線形代数学かな?)が必要ですけど、
      特殊相対論の式自体は根号を含む二次方程式の意味が理解できれば分かるんじゃないかと。

      しかし、今時の小学生はモロ「ゆとり教育世代」ですから、本当に理解できるのか微妙ですね。
      筆者、編集者らが「これなら(俺が)小学生(の頃)でも理解できる!」って思っているだけだったりしませんかね。
      --
      Youthの半分はバファリンでできています。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2007年02月08日 15時19分 (#1106487)
      ランダウ・リフシッツって絶版のままだっけ?

      というか、特殊相対論だったらアインシュタインの原論文。マジでお勧め。
      岩波文庫から邦訳出てる [amazon.co.jp]から買って読め。
      凡百の解説書よりよっぽど分かりやすい。
      親コメント
      • by johan (27535) on 2007年02月08日 16時14分 (#1106536)

        「場の古典論」なら今でも普通に売ってますケド、かなり「物理のヒト」向けだと思いますよ。
        #ランダウ・リフシッツはその良さを味わうためのハードルが高めだと思う。

        普通の教科書より少しだけやわらかめ、というのであればなっとくする相対性理論 [amazon.co.jp]とかですかね。 「万人向けにわかりやすく」はちょっと誇大広告だと思うけど、丁寧には違いない。
        あと、読みやすいということで言えば、竹内薫氏のこれ [amazon.co.jp]とか。 物理学科の学生がこれで勉強する、ってわけにはいかないですけど、ただの「お話」よりは踏み込んで理解した気になれる。かな。

        親コメント
        • by the.ACount (31144) on 2007年02月09日 14時37分 (#1107165)
          「場の古典論」て、電磁気学の知識が前提になってるんだけど、困ったことに SI 単位系の電磁気学じゃないんだよね。
          Gauss 単位系とか対称単位系とかいうやつなんだけど、手ごろな教科書がなくて自分の知識を元に「場の古典論」に合った電磁気学を再構成するのに手間取った。相対論自体の勉強より時間がかかったぞ。(電磁気学の知識自体がうろ覚えだったせいだが)
          ま、そのおかげで SI 単位系が ( 3 元単位系で間に合うのに) わざわざ無駄のある 4 元単位系にして、難しいところを素人から隠していることが良く分かったけどね。
          もう一つ愚痴を言うと、脚注にスカラーの 2 階微分が対称テンソルになることを証明できる事実みたいに書いてあった (そう誤解しただけだが) んで、自力で証明しようとして無駄な時間を費やしてしまった。結局これは捩率ゼロってことで前提であって証明なんぞできないって分かったんだが、捩率は量子力学のスピンに対応するから古典論ではゼロだってことくらい書いといて欲しいな。(別の本に書いてあっただけで事実かどうか知らんが)
          小学生に分かる相対論 (もちろん、分かったつもり程度ではなく、論理的に、一般相対論も含めて) は、絵だけで説明することを目論んで途中まで作ってみたけど、作画能力の不足で挫折してしまった。(途中説明不足ながらブラックホールまで描いたけどワームホールまで描けなんだなー。計算はしたんだが・・)
          --
          the.ACount
          親コメント
        • >「場の古典論」なら今でも普通に売ってますケド、かなり「物理のヒト」向けだと思いますよ。
          >#ランダウ・リフシッツはその良さを味わうためのハードルが高めだと思う。

          まあ、そうかもw
          現在の(私が教わった10~15年前。理学系の課程で、ね。工学系は違う教え方していたはず)大学教育で
          電磁気学の教授法ってめちゃくちゃでしたから。最初2年は経験科学的にビオ・サバールの法則とか
          「とにかく、こうなってるの!」って教え方して、しばらくたったら次は
          「電磁気学はマクスウェルの方程式から演繹的に解ける綺麗な学問です」とか言い出すしw
          #最初からマクスウェル方程式で説明されたほうがわかりやすいっての。
          #歴史的な発見の順序とか、科学史的には重要だろうけど理論体系の把握にはムダな知識だw
      • by pnp0a03_pc (7186) on 2007年02月08日 20時01分 (#1106626) 日記
        一般向けならば、岩波新書の

        物理学はいかに創られたか アインシュタイン、インフェルト著 石原 純訳 [amazon.co.jp]

        が面白く読めるんではと思います。
        力学を説明するくだりでジェットコースターの事を昔の名前で(忘れてしまった)呼んでいて、それを理解するのに苦労した記憶が。

        #なんだっけな・・・ローラコースターじゃなくて・・・
        #普段見ない単語・・・ああもどかしい

        親コメント
      • 本気で理科教育をなんとかしたいなら,こんなとこでランダウ
        の名前を出していい気になるくらいしか能のない人を量産してる
        物理学科の改革から始めないとダメでしょうね。大学入学時
        には向学心に燃えていた人が,3年の学期末(つまりいま)
        には暗い顔をして就職先を探してる姿は,できればみたくない
        もんです・・・。
        • by Anonymous Coward on 2007年02月09日 9時34分 (#1106881)
          >こんなとこでランダウの名前を出していい気になるくらいしか能のない人

          この文脈で「ランダウ」を出すのがjokeだというのも分からないほど
          エスプリのない人間を育てている日本の教育をなんとかしないと。

          jokeを解説するのも野暮だけど、「xxxについていい解説書ありませんか?」って質問に
          激ムズの本を紹介するっていうのはblack joke(悪意のこもった、程度のblackだが)の定番ですよ。
          よくあるのは「xxxについて詳しい本は?」って質問に「原典嫁」って返すパターン。

          2chの学問板行って基本的な質問を質問スレ以外でしてみな。似たような答え返ってくるから。
          #質問スレはそういう基本的な質問が許されているのでマジレスが返ってくるけど。

          元コメはそのパターンが特殊相対論に限っては原典がもっとも明快な解説書だという状況を踏まえて
          日本語で手に入る最も難しい解説書を最初にあげてるんだろ。
          親コメント
    • 理系大卒といっても分野により知識の種類がてんでばらばらなのでナンですが、
      P.J.E. Peebles 1993, "Principles of Physical Cosmology" (Princeton University Press)
      なんてのは大学で習う解析力学と微積分を身につけていればあるいはなんとか。

      特殊相対論の方は卒業するまでもなく教養課程で教わったような気が……。
      親コメント
    • >理系大卒程度で相対論の分かる本

      特殊相対論なら普通の相対論の教科書で高校理系卒レベルがあれば理解
      出来るかと思います.必要な数学のレベルも高くはありませんし.
      #展開されている論理自体に納得がいけば,ですが.

      一般相対論だと結構難しいかも.
      親コメント
    • 講談社ブルーバックスから出てた「銀河旅行」シリーズと
      「SF相対論入門」がいい感じだったんですけどねえ。絶版。
      上記の本の内容を通り一遍理解してないと宇宙物のハード
      SFは書けないとおもうんだけどなあ。
      まあいいかどうせハードSFなんて今時読む奴居ないし。
      親コメント
      • by Gomachan (17696) on 2007年02月08日 20時24分 (#1106636) 日記
        「銀河旅行」ですか,読みました.絶版なんて残念ですね.(今も家のどこかにあるかも)
        ハードSFが読まれないというのは,つまり,“ハードな”設定を楽しむだけの基礎知識が足りないってことも一因なんでしょうか...
        あんまり「ゆるい」と,かえって面白くなさそうなんですが.
        ハードSFファンは絶滅危惧種だったりして.
        親コメント
        • by Anonymous Coward
          「中性子星」みたいな誰でも知っているワンアイデアのは別とすれば、
          ハードSFの科学性を理解して読んでいたやつなんて昔からほどんどいないよ。
          設定上の縛りと雰囲気づくりだけだね。
    • by Anonymous Coward on 2007年02月08日 15時59分 (#1106521)
      目の前の不思議な結果から導かれた式で、 別の不思議なものを説明できるということだと思うのですが、 不思議なものから不思議なものを導き出しているという関係が あるわけで、その不思議な持のそのものの理解ができていない ように思う。
      つまり、光の速度が一定ってどう言うことなのかって 理解できるものなのかな?
      親コメント
      • 表現は悪いかも知れないが、光の速度が誰にとっても一定ということを時空を歪めてでも押し通すと相対論になる。と考えるとわかりやすいんでない?
        親コメント
      • >つまり、光の速度が一定ってどう言うことなのかって理解できるものなのかな?

        互いに運動している物体は異なる座標系に乗っている、というだけですので、
        一度納得してしまえば(原則自体は)さして不思議なものでもありません。
      • 光の速度が一定なのは理論から導かれる結果ではなく、単なる観測結果です。
        理論によって導かれる結果ではなくスタート地点に過ぎません。

        強いていうなら「理解できる・できない」ではなく、
        誰かの測定したその結果を「信用できる・できない」の間違いですね。
        自分で光の速度を測って確かめようにも、小学生には荷が重いでしょうし。
        • 光速度不変の原理は、「マックスウェルの方程式ではなぜかc(光速度)が座標系によらず一定になっちゃった。不思議だねー、ガリレイ変換に矛盾してるよ。」というところから理論的に導出されたんじゃなかったかな。

          この原理を検証出来るような観測が可能になったのはそれからずいぶん後の話だし。
          親コメント
          • ちゃうちゃう

            光速度不変の原理は、原理というぐらいだから何かから導かれたものではなくて、そもそもの出発点なのだ

            マクスウェルの方程式から要請されていたのはその通り
            • ポアンカレ (スコア:3, 参考になる)

              by Anonymous Coward on 2007年02月08日 22時32分 (#1106693)
              元コメントのアプローチはポアンカレ [wikipedia.org]が途中まで行ったけど本人は到達できなかったやり方ですね。

              アインシュタインのアプローチ
                      光速不変の原理 → ローレンツ変換の導出 → ニュートン方程式の修正

              ポアンカレのアプローチ(史実では実現せず)
                      マクスウェル方程式を不変にする座標変換 → ローレンツ変換の導出 → (ニュートン方程式の修正)

              マクスウェル方程式を不変にしようとすれば自動的に光速も不変にしなくちゃならないので結局行き着くところは同じになるんですかね。
              ニュートン方程式の修正、ひいては時空構造の修正まで行ったという逆転の発想を行った点でアインシュタインは偉大です。天才ポアンカレですら到達し得なかった境地ですね。

              厳密には、ローレンツ変換というより、ローレンツ変換+(時間・空間での)平行移動、のポアンカレ変換です。
              親コメント
    • 自分は偏微分がいまいち理解できなくて挫折しました。
      # 化学系。
    • ガモフ全集でも読んでみるのはどうでしょうか?
    • そんなことせんでも、まず興味を持たせる。
      学研の「○年の科学」からこの道に入ったヤツもそう少なくないと思うんだけどな。
      むやみに高度な内容は必要ではないといういい例でしょ。
      • 単に相対性理論にまつわるおもしろ現象を列挙するのと、かみ砕いた思考実験を交えてそのおもしろ現象の説明を試みるのとでは教育効果は全然違うと思うんですよね。
        後者だと読んでいる子供も頭をひねるわけです。

        多分この新刊雑誌も、そういった「子供に考えさせる説明方法」を紹介してくれるんじゃないのでしょうか。
        親コメント
    • >小学生といわず、理系大卒程度で相対論の分かる本ってどんなのがありますか?

      理系大学卒業で(特殊)相対性理論が理解できないというのは甚だ情けないと思う。
      「納豆の嘘」を見抜けない理系なみに恥ずかしいと思うが。

      #特殊論程度の理論が理解できない奴に理系卒と本当は言って欲しくない。

      ただ、勉強したいという気があるようなので、 この辺の

人生unstable -- あるハッカー

処理中...