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ヨハネス・フィビゲルが寄生虫によるガン発生を唱えて1926年生理学・医学賞を受賞しているが、同時期に刺激説を唱えていた山極勝三郎が受賞を逃している。後日、フィビゲルの説は限定的なものであるとして覆され、今日のガン研究はすべて山極の研究に拠っている。(Wikipedia:ノーベル賞)
だが、海軍で脚気が撲滅された後も、陸軍では森林太郎(森鴎外)、石黒忠悳等が科学的根拠がないとして麦飯の食用に強硬に反対したため、脚気による犠牲者はなおも現れ続けた。(Wikipedia:脚気)
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
ソニーにも昔あったねぇ (スコア:4, すばらしい洞察)
昨今は大学でさえ「金になる研究」「起業できる成果」と俗物志向一色になってしまって、
学生は勉強そっちのけで一旗あげることを夢見てばかり。つまらんアイディアに
出資させるためにプレゼンと口ばかりうまくなったハリボテを大量生産する
場になってしまった。
応用の可能性が今のところ見当たらない研究をしているをしている人たちは、
まるで間抜けか、金の無駄遣いをする悪人のような扱いだ。
みな「アメリカではこうやっている」「シリコンバレーではこういうものだ」てな感じだが、
アメリカがやっていることは無条件に正しいってのはいつから決まったんだろうか?
Re:ソニーにも昔あったねぇ (スコア:0)
Re:ソニーにも昔あったねぇ (スコア:2, すばらしい洞察)
いいと思うんだけどね。
いままでの超能力にまつわる話を否定するための研究というものでも価値があるし、
あるいは何かしらの本物が存在している可能性があるかもしれない、そこを研究するのも良い。
世の中はっきりと現象が観測されていることの中にも、今の科学ではうまく説明できない
ことは多くあるわけで、その背後にあるまだわからない法則が、ひょっこり日常的な現象として
顔を出している、ということもあるかもしれない。
ソニーのEPS研究所は、たしか「超能力は存在する」という研究結果を出していたと思うんだが、
あれが今流行の「実験結果の捏造」とかじゃなかったのなら、その決着(理由付け)ぐらいは
つけてから(あるいは間違いでした、とか説明してから)店仕舞いしてほしかったなぁ。
Re:ソニーにも昔あったねぇ (スコア:4, 参考になる)
いいと思うんだけどね。
明治大学メタ超心理学研究室 [meiji.ac.jp]は「科学的方法論にもとづいて公共性の高い研究を行なっており、神秘主義とは無縁」なスタンスを取っているそうですよ。
超心理学・超能力にかんする7つの誤解 [meiji.ac.jp]
Your 金銭的 potential. Our passion - Micro$oft
Tsukitomo(月友)
Re:ソニーにも昔あったねぇ (スコア:3, すばらしい洞察)
2. 謎な現象が複数の追試により確認される
3. 謎な現象の原因を説明する複数の仮説が立てられる
もし現象Aが仮説aによっておきるならば同じ原理で現象Bもおきるハズ
4. 現象Bが観測・確認される。仮説aが有力となる
5. 仮説aが「科学的事実」として学会及び一般認識される
とこのへんまできて「科学」となるんだとおもいますが
6. やっぱ仮説aは間違いで仮説bが正しいとひっくり返る
こともある。
「謎な現象」に「粒子か波動かわからん」とか「何者も脱出できないハズのブラックホールからなんか出てる」とか具体例を入れると流れがわかりやすいと思う。
で「超能力研究」てのは結局1でスルーされて2までいかなかったのか3で別の原因と考えられたのか。
1-2の段階で「科学的根拠がない」としてスルーするのは科学的態度とは思えない。
研究の結果不可能であることが証明されたとして、それも科学の進歩の一つなのでそれならそうと発表してから店じまいして欲しい。