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広島大学が12GHzのクロック発生及び分配技術を開発」記事へのコメント

  • by gm300 (14617) on 2007年02月16日 0時22分 (#1110667) ホームページ 日記
    網目状は結構普通。intel, IBMともに数年前には確実にやっていた。PS2も、GRAPE-DRも網目という証拠がある。でもコイルとは。
    物理的にどれくらいのサイズのコイルが要るんだろう。そもそもコイルはチップに一個?すごくたくさん?コイルがあればPLLは要らなくなる?

    共振を使ったとしても、場合によっては配線の方の容量を微妙に変えることで動作周波数は調整できる。とりあえず10umで設計しておいて、マスク作るときに9umに削るとか。ネガのフォトマスク使っていれば、そんな改造は簡単かもしれない。

    しかし、配線の太さだって密度だってばらつきがある。だから今困っているわけだ。ばらつきがあると当然容量にもばらつきがでてしまい、共振周波数が変わってしまうと思う。さらに悪いことには、配線の太さは同じチップの中でも10%程度は変わる可能性があるので、共振の鋭さが落ちてしまう。落ちると周波数の安定性だけはなく、消費電力にも響くだろう。配線が細くなってCが少なくなった時には、Lが大きくなって補ってくれればいいのだけれど。新しい点があるとすればそのような相補性を発揮できるようなアートワーク的な改善ではないだろうか。プロセス的なばらつきは相補的なアートワークで凌げても温度はどうするのだろうか。金属配線だけで構成されていれば温度の影響は受けにくいが、Trも利用していれば恒熱回路=ヒータが必要になるだろう。いくら共振を使っても配線の抵抗成分や、終点側のTrの中の抵抗成分でどんどん電流は熱になっていく。そのためにTrによる駆動は常に必要だろう。

    12GHzが達成できても必ずしもclock速度を12GHzにしなくてもいいわけで、たとえば2GHzにしてもいいし、500MHzにしてもいい。また確かにclockの揺るぎも問題だけど、それ以上に問題なのはTrの速度のばらつき。Trの速度のばらつきの幅が今の1/4になれば、3割は早く動くと思うな。もちろんマージンはなくなるけど。

最初のバージョンは常に打ち捨てられる。

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