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別にMSがJIS規格を大幅に逸脱したフォントを実装したということではないわけで……。
いや、それが、「字体」と「字形」を混同したMSの勘違いっぽいんです。
デフォルトで使われるグリフが90JISのままであるのがいいのか、今回の04JISとするのがいいのかは、利用者によるのではないでしょうか?
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
出来ることよりも出来なくなったことのほうが多いのでは? (スコア:1, 興味深い)
Vistaに乗り換えるなら全社一斉に、乗り換えないのなら全て乗り換えずダウングレードして使用する必要があります。
また、満足に動作しないアプリケーションやゲームも多いですね。満足に動作するのはMS謹製のOffice2007だけじゃないでしょうか?安心して使おうと思ったら、既存のアプリは全て買い換えないと駄目でしょう。一見動いているようで・・・というものが有ったので恐い思いをしているところです。
分かっているユーザはバージョン3かサービスパック3か3年経過するまで待ってます。
Re:出来ることよりも出来なくなったことのほうが多いのでは? (スコア:1)
審議会の問題なんでは?
別にMSがJIS規格を大幅に逸脱したフォントを実装した
ということではないわけで……。
Re:出来ることよりも出来なくなったことのほうが多いのでは? (スコア:2, 興味深い)
いや、それが、「字体」と「字形」を混同したMSの勘違い [antenna.co.jp]っぽいんです。
JIS X 0213:2004 対応 (スコア:1)
混乱期を終わらせる目処が立てやすい、という点で評価できるような気がする。
Re:JIS X 0213:2004 対応 (スコア:1)
「混乱」と感じていた人達は混乱が終わったと思う
「混乱」と感じていなかった人達は混乱が始まったと思う
:
Re:出来ることよりも出来なくなったことのほうが多いのでは? (スコア:0)
この変更を行わず、相変わらずJIS90字形をデフォルトとしたままであっても、JIS規格でいう「包摂」の範囲に含まれるわけで文字コードの規格としては誤りというわけではありませんが、しかしながら「印刷標準字体」とは異なっ
Re:出来ることよりも出来なくなったことのほうが多いのでは? (スコア:3, 興味深い)
「印刷標準字体」と言っても、当の商業印刷業界ではもともとPostScriptフォントに代表されるAdobe-Japan1-x系 [morisawa.co.jp]がデファクトスタンダードとなっているわけで、Windowsのフォントが変わったところで、既存のOCF/CID/OpenTypeフォントを使ってDTPで制作される雑誌などの文字は従来通りで変わることはないでしょう。(Adobe-Japan1-5でJIS X 2103に対応済 [apple.com])
それなのに、商業印刷にはあまり関係のないWindowsの、しかもオフセット印刷ではほとんど使わないOS標準フォントのみ、同一OS上で共存できない状態で実装してしまって、Windows Vistaだけが孤立する状態になってしまわないんでしょうか。おまけに、Vistaの要求するハードウェアスペックの高さやソフトウェアの互換性などの問題で、VistaとVista以前のOSが共存する期間が相当長くなりそうなため、問題をより長期化させてしまう可能性もあります。
さらに、XP向けにも提供したり、Vista向けにも90JIS互換のフォントを提供するなど、複数の選択肢を提供してしまうことがさらに問題を複雑にしているだけのような気がします。誰がどっちのフォントを使っているのか、たとえWindowsのバージョンを聞いても知る術がありません。
それにしても、これだけ不自然な状況なので、MSフォントをOEM供給するリコーがOEM契約料アップを目論んでMSに仕掛けたとのではないかと思えてきてしまいますが・・・
Re:出来ることよりも出来なくなったことのほうが多いのでは? (スコア:0)
デフォルトで使われるグリフが90JISのままであるのがいいのか、今回の04JISとするのがいいのかは、利用者によるのではないでしょうか? アップルがAdobe-Japan1-5でJIS X2103に対応していると主張するのと同様、今回Vistaに搭載されたフォントは、実質的にAdobe-Japan1-6に対応するわけです。別にVistaだけが「独自に」別な方向へ突っ走っているわけではなく、今回のVistaの登場により、XPもVistaも一様にAdobe-Japan1-xに沿うようになった、と考えるべきではないのでしょうか?
あとはデフ
Re:出来ることよりも出来なくなったことのほうが多いのでは? (スコア:1)
04JISへの対応という点では、すでにOpenType [incunabula.co.jp]の異体字切替機能に対応したAdobe InDesignとヒラギノProフォントを搭載したMacOS Xの登場、各フォントベンダーからのAdobe-Japan1-5準拠OpenTypeフォント(Mac/Win対応)のリリースによって、利用者がグリフを自由に選択できる環境が実現され、83JIS問題の解決とともにもう終わった話だったはずです。しかし、あいにくMicrosoft製のアプリケーションやOS標準搭載のTrueTypeフォントではそれに対応できなかったのが気に入らなかったのでしょうかね。
「多くのソフトウェアが対応できないのでOSレベルでデフォルトにしました」というのは、かつてWindows 95が登場したときにMSPフォントでよせばいいのに和文までカーニングしてしまったMicrosoftらしいと言えばMicrosoftらしい強引なやり方かもしれません。しかも今回は、Vistaに標準搭載されているフォントのうち、MSフォントとメイリオだけ変わってHGフォントは90JISのままという中途半端さ。これではタイトルと本文で字の形が違うとか、タイトルにしたら文字が化けるということも起きかねません。
> 印刷業界ではAdobe-Japan1-xに沿っていて、これは今後とも変化することが無いという主張ですが
先のコメントでは「既存のOCF/CID/OpenTypeフォントを使ってDTPで制作される」場合という条件をつけていたと思いますが・・・。まぁ、たとえ04JIS例示字体をデフォルトにしたフォントがリリースされたとしても、印刷(DTP)屋さんでOpenTypeベースのワークフローが導入されない限り対応は難しいでしょうし、従来のフォントでの出力を依頼する顧客へも並行して対応しないといけないとなると、それだけのために新たにフォントや設備に投資することは大手の印刷会社でないと難しいのではないかという点からの推測です。
いずれにしても、日本でのVistaの普及の仕方次第でこの先の制作サイドの対応の仕方が変わってきそうなので、出方を伺うにもVistaの普及動向から目は離せないでしょうね。