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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
一方、鈴木の場合 (スコア:1, 興味深い)
最近のコンビニで疲れ切るまで立ち読みをしていた雰囲気はない。
知ってしまった。あの人のblogを。
お風呂をためながらノートPCを起動させる。
サスペンドから起きた画面は、昨日寝る前に読んでいた小説サイトの画面のままだ。
さっそく検索サイトにblog名を入れてみる。
検索結果のトップに、あの かわいらしいクマのテンプレを使ったblogがヒットした。
ちょっと鼻歌を歌いながらユニットバスへ向かう鈴木。今日はちょっと夜更かししてしまうかもしれない。
火曜日は欠勤した。
結局寝られなかったのだ。
月曜の夜、お風呂から上がった鈴木は濡れた頭をタオルで巻いたまま、ノートPCの前にしゃがみ込んでいて動かなかった。
とりあえずblogはすべてローカルにコピー。blogばれを知った斉藤さんが改変してしまうかもしれないからだ。内容は後でゆっくりと読めばいい。
さて、ここれからどうしよう。
blogの開始の時期を見ると、半年ほど前。このblogサービスは1年ほど前からスタートしていたけど、途中から移ってきたらしい。
更新スタート近辺はどうも「本家」や「感想室」という言葉が並ぶ。もともとは別のblogを持っていて、映画の感想のためにblogを分けたらしい。
鈴木は目を輝かせながら幸せそうにため息をついた。まだまだあの人のことを知ることができる。ちょっとお茶を入れに立ち上がりながら、どんな語句で検索するか考えはじめた。
結局、外がやや明るくなり、新聞配達のバイクの音が聞こえてくるようになって、やっと鈴木は満足げに伸びをした。
最終的に斎藤さんのblogの本家を見つけ出し、2年以上の記事を読み切った。
blogにあった彼のメールアドレスから、彼のよく使うIDを見つけ出した。「STM-75」だ。ハイフンがピリオドになることはあるけど、blogのURLやメールアドレスなどに使われている。きっと、「サイトウマサヤ1975年生まれ」という彼のプロフィールから来ているんだろう。
このIDで検索して、映画評論サイトにたどり着いた。ここではSTMというIDで何件か書き込みがあり、彼の見ていた映画とほぼ一致した。
blogの方とは違って評論サイトの彼は辛口だった。でも、おかげで本当に好きな作風がわかったのは大きな収穫だ。
今週末に、彼が推薦していた監督の作品が封切られる。近所のコンビニで前売りがあることを確認してから鈴木はベッドに潜り込んだ。
病欠の電話のタイミングにベルが鳴るように目覚ましをセットしながら…。
「webアーカイブで、彼の大学をサルベージするのもいいな・・・」
そんな独り言をつぶやきながら、もうすでに寝息をたてはじめていた。
Re:一方、鈴木の場合 (スコア:1)
これはよい。床を転がってしまった。
感想かかれるよりこそばゆいなあ。
あと「斉藤がどこの誰ともわからない女性に一目ぼれの片思いをしていてブログで女神様とか書いているようだと知って対抗意識を燃やす」フェーズがあったらもう完璧。
たとえばこんな。
‐‐‐‐‐‐
ひとつ心配なのは、週末のエントリにたまに出てくる「女神様」がなんなのか、ということだ。極度にぼかしているから、何らかの比喩表現なのか、実在の人物なのかすらわからない。好意的な雰囲気はわかるが、少なくとも食事をした会話をしたという文脈にはない。
「週末限定だから…特定の女優さんかな?」
キャストの一覧を作って照合してみる。つじつまが合わない。
「引きずってる昔の彼女とすれ違ったとか?考えても仕方ないか」
とにかく自分にはライバルがいるらしい。それだけわかれば十分だ。
「負けない。うん、負けないもん」
‐‐‐‐‐‐
まあとりあえず斉藤君は詰んでますな。もう逃げられない。
あ、読み返していたらよりによって一番最初にTYPO発見。
「土曜日の朝、」
じゃなくて
「日曜日の朝、」
じゃないとおかしいや。
Re:一方、鈴木の場合 (スコア:0)
仕事がエンジンかからなかったので、ちょっとがっと書いてみました。
怒られなくてよかったです。うんうん。
ちょっと書きたくなるいい元文でありました。
#鈴木さんのような女の子が好み~♪
Re:一方、鈴木の場合 (スコア:1)
#私も好み~♪
#…って当たり前だ!私の妄想なんだから!