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志賀原発にみる、CO2排出削減と原子力利用の天秤」記事へのコメント

  • 放射能が広がる前に適切な段階で誰かが避難命令が出せるのでしょうか?
    今回の事故からは、とても出来そうにない運営体制に感じられました。
    • by Anonymous Coward on 2007年03月19日 15時47分 (#1128259)
      もしもの時の避難勧告ですが、地元自治体の仕事分のはずです。今回発覚した事故は中央操作室のミスによるものですが、外環境への放射性物質漏洩事故があったらそれは中央操作室とは別系統なので、必ずしも悲観的になる必要はないと思います。

      北陸電力が当時重大事故だと認識しなかったのは、多分、放射性物質漏洩がそもそもなかったからだとは思いますが、この一事が組織的な体質の氷山の一角かは内部者でなければわからないことでしょう(そして、内部者だったら感覚が麻痺している可能性も当然ある訳ですが)。北陸電力の危機管理能力は、否定にも肯定にもまだ実証されていないようですが、世論対応も危機管理の一部であるという認識は欠けている気がします。

      ところで、原子力発電所が事故で臨界状態になったら外環境に放射性物質漏洩がすぐ発生するような思いを持っている印象を受けますが、原発はもともと13ヶ月中の12ヶ月は通常運転で臨界状態なのですし、定期検査中に臨界になってもわざわざ放射性物質が外に出るような設計にはなっていません。核燃料の交換のために、原子炉のふたを開けているときが唯一の例外でしょうが、そんな時に制御棒の作動試験をすることはまずありません。

      あと、原子炉本体は厚さ数メートルのコンクリートの原子炉収納容器に独自に納められ、一次系全体もエアロックで気密された建屋の中なので、外環境への放射性物質の漏洩は発電所施設の大破を意味しています。あきれるような人為的ミスを別にすれば、想定できる要因は大型航空機の墜落とか、敵国のミサイルなど、一発電所以上の大事件となります。逆に言えば、そんな状況は電力会社の危機管理能力を遥かに凌駕しているかもしれません。

      それよりも、放射性物質の漏洩は核燃料工場や核燃料再処理施設の方が大きなリスク要因でありましょう。環境リスクの話は最終的にはウラニウム鉱山までさかのぼって語らないといけないのですが、きりがないので、発電産業のみのスコープとしましょう。

      日本の原発の耐震規格は忘れましたが、原子炉建屋自体はセスナ機程度なら直撃しても平気です。実物で検証されているかは不明ですが。

      ただ、あきれるような人為ミスや意図的な隠蔽・改竄は後を絶ちませんね。最終的に問題となるのは技術でなくて、人間ですかね。

      #長くなってしまって、反省。でも、投稿。
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