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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
サルの実験から教育の現場を語る大風呂敷は (スコア:3, すばらしい洞察)
でも、こういう文章を無条件に信じてしまう読み手は読み手として失格だと思う。
人間はサルではない。間違いを指摘することで生徒が萎縮する可能性もある。
まともな教員であれば、それくらいの精神的効果を十分に考えた上で教育を行っているはずだ。
この程度のサルの実験で教育を語ることには無理があるし、場合によっては大きな誤解を読み手に対して与えてしまうかもしれない。
ぐらいのことは書いた研究者本人も考えたであろうが、それでも研究者であるならばこれくらいのことは書く。第一、もともとのプレスリリースはあまり無茶な
サルの実験から教育の現場を語る大風呂敷は(補足) (スコア:2, すばらしい洞察)
> もともとのプレスリリースはあまり無茶な書き方ではない(「教育効果を最大限に引き出すための最適な行動評価の与え方を考える上で、大きな手がかりを提供する成果」という程度)
と書きましたが、プレスリリースの下の方では、「今回得られた知見を踏まえると、正しい行動や回答を“正しい”と指摘することと、間違った行動や回答を“正しくない”と指摘することとは、両方とも大事であり、正解したときに褒めるだけでは十分ではないと考えられます。」と書いてあるのを理解してませんでした。
> 読み手の方では「教育現場において正しいことは「正しい」と褒め、間違った際には「正しくない」と指摘することの有効性が、脳科学的立場から支持された」と勝手に増幅されていたりする。
と批判じみたことを書きましたが、増幅ではなく、もともとのプレスリリースにそういう趣旨の文章がありました(一応「人間で実証するためには、教育学と脳科学との連携が必要」とはありますが)。
それにしても、教育にかかわる実験を全くやったこともないのに、ここまで教育について熱く語るプレスリリースを出すというのは、科学者としては下品な行為だと思いますね。