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大気中の二酸化炭素を分離する装置の開発に成功」記事へのコメント

  • 非常に疑問 (スコア:2, 参考になる)

    実現性は大変疑わしいです。

    どういったサイクルで装置を稼動させるのか分かりませんが、1年1サイクルの
    稼動で1000トンの二酸化炭素を吸収する計画であれば、装置内にはそれを吸収
    するだけの水酸化ナトリウムが必要です。

    1000トンの二酸化炭素を吸収するのに必要な水酸化ナトリウムの量は、
      H2O + CO2 → H2CO3
      H2CO3 + 2 NaOH → Na2CO3 + 2 H2O
    分子量はCO2が44、NaOHが40なので、1000t /44 *(40*2) ≒ 1820トン

    100万台体制で10億トンの二酸化炭素を吸収する計画であれば、装置に必要な
    水酸化ナトリウム量は実に18億トン

    Wikipediaによると、水酸化ナトリウムの世界生産量は4218万ト [wikipedia.org]
    • >1年1サイクルの稼動で

      この装置でそんなばかげた長いサイクルをやるとはとても思えません.
      反応自体はすぐに済む簡単なものしか使ってませんし,普通に設計すればサイクルに1日も必要ない
      レベルです.連続的にフローさせるようにして一日に数十サイクル相当とかそういう設計になるかと.
      #そもそも,何で年に1サイクルとかいう非現実的なとんでもない値を仮定されたのでしょうか?
      • by TarZ (28055) on 2007年04月30日 17時54分 (#1150588) 日記
        値については、本家のストーリーのリンク先のものを採用しています。

        First Successful Demonstration of Carbon Dioxide Air Capture Technology Achieved [physorg.com]
        A device with an opening of one square meter can extract about 10 tons of carbon dioxide from the atmosphere each year. If a single device were to measure 10 meters by 10 meters it could extract 1,000 tons each year.

        この記事は本家のストーリーで採り上げられたときには読みました [slashdot.jp]が、
        残念ながら元論文は参照できていません。

        元論文で違う値が出ているなら教えてください。計算しなおします。

        個人的な見解としては、「10平方メートルの開口部を1年運用で1000トン吸収」は
        別に「非現実的なとんでもない値を仮定」とは思えません。

        # むしろ、大気中に400ppmも含まれていない二酸化炭素を1000トン、1日で
        # 集められると仮定されるほうが疑問ですが、それを実現する「普通の設計」
        # とはどのようなものでしょう。
        親コメント
        • by TarZ (28055) on 2007年04月30日 18時32分 (#1150599) 日記
          おっと、ディープな勘違い! 別に1年サイクルにする必要はないですね。
          (元記事の値は、「1年に収集できる量」であって「サイクル」とは言ってない)

          確かにフィルター交換サイクルを短くすれば水酸化ナトリウム量は削減できる
          かもしれません。

          なんにしても、元論文でどう考えているのかは参照したいところです。
          親コメント

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