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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
堂々巡りですよ (スコア:5, 興味深い)
「いやこれは音楽専用じゃない」って議論が蒸し返されるだけですよ。
そもそも、私的録音録画の補償を、メディアに課金することによって
行うという考え方が正しいかどうか考える必要があります。
実際には、コピーが蓄積されたことではなく、そのコピーが使われたことが
補償の対象だといえます。蓄積すること自体は限定された時間と空間を保存
していることに過ぎません。あくまでその保存されたものを使用して
はじめて、権利者の権利が生まれると考えるべきです。
しかし、これらに課金するのに都合のいい方法がないので、仕方なくメディアに
課金することを認めたのでしょうが、音楽や映像が専用メディアによる記録から
コンピュータ上のデジタルデータとして、他のデータと一元化して管理
出来るようになった今、この方法がリーズナブルとはいえなくなってきました。
彼らは私的録音録画が蔓延していると考えており、ユーザーに渡ったコンテンツは
コピーされまくっているかのようなことを言っている。ならば、わざわざ新しい
メディアが出てくるたびに対象とするか議論しなおすような不毛なことをするより、
出口に課金してしまうほうが合理的である。つまりCDやDVDなどのコンテンツに
一律数~数十円の「補償金」を加算して販売すればよいことになる。
しかしながら権利者側は、現行制度のあいまいさの居心地がいいのと、それを
管理する団体を独占管理できることから、既得権益を手放そうとはしません。
そういったことに、JEITA側やユーザーが反発しているのではないでしょうか。
彼らが真に、自分達の権利を適正に守り、かつユーザーやメーカーが納得できる
制度を、彼らが提案してくるのが筋で、「補償金制度の維持が大前提」などと、
「俺達はこれ以外認めない」というのは交渉でもなんでもない、単なる既得権益を
守りたい抵抗勢力に過ぎない。真の権利者ならば、どうすればユーザにも
メーカーにも自分達にもハッピーな方法になるのか、模索し続けるのが前向きな
対応というものだ。