半導体の発展が軍事主導なら、日本の半導体メーカが存在する事は無かった筈なので、筋違いかと。
半導体は、同一の単結晶を延々加工する関係で、TATがどうしても長くなるから、量産でのコスト削減には大規模設備が必須で、これは少数生産で十分な軍用とは相反するんだよね。
特にCMOS関連だと、完全に民生と軍用の順序が逆転してて、民生で成功して安定したから軍用に取り込まれた物が多いかと。
アプリケーション的には、軍用を民生展開した物も多いけど、これは、製造とは別の話。
で、結局の所、量産設備に膨大な投資が必須という点で、新技術が足踏みする間に、リスクの少ない既存技術の発展が追い越してしまうのが今までのパターンかと。
新素材の場合は、使える形の原料も大量に手配出来ないと量産出来ない訳で、建屋の建設やらから始めると軽く十年は掛かる世界。
場合に拠っては化学プラントから製造が必要な事もお忘れなく。
ちなみに、既存設備を転用出来ない限り、量産不可能なんだから、安くて高性能な物がいきなり出るなんて事は滅多に有り得ない。
と云う訳で、今回の話題は、原料や部品レベルからの量産可能性を考慮してるのかが結構疑問だったりする。
原理的に量産可能でも、既存設備が微妙に対応してないから歩留まりが上がらないとかって事が平気で起こるのが半導体の世界だし。