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銀河系一高額な「宇宙ホテル」の開業計画」記事へのコメント

  • by maruto! (18665) on 2007年08月13日 15時57分 (#1204599) 日記
    ギャラクティック・スイート・プロジェクト本家 [galacticsuite.com](注意!重量級フラッシュ)ほか関係サイトを一通り回ってみたのですが、見れば見るほどあやしい香りが漂ってきてます。
    まず、日本人含む複数の資金的バックアップが謎。一介の建築技師にそこまで投資できるパトロンが果たして本当にいるのだろうか?
    そして何よりも不可解なのが技術的バックアップ。疑問点を挙げればきりがありませんが、例えば分子模型を元にデザインしたという宇宙ホテルのやたらとでかい窓。強度や気密性は大丈夫なのだろうか? 打ち上げと組み立ての手段は? そして宇宙ホテルと地球との往復に使われるのは6人乗り水平離着陸型スペースプレーン。技術的難易度はかなり高い(特に大気圏再突入技術など)はず。これらシステム一式をわずか5年で新規に開発しなければならないのです。
    しかもこれら国家級のプロジェクトを一人当たり400万ドルの格安料金で維持するのです。個人的にはまったく正気の沙汰じゃないとしか言えません。
    • >そして何よりも不可解なのが技術的バックアップ。

       技術的なあれこれを考察してないSF映画に出てきそうな宇宙船や宇宙ホテルですねぇ。
       「どう見ても無理だろ、常識的に考えて」と思いました。

      >6人乗り水平離着陸型スペースプレーン

       そもそも、最終的に秒速8km弱まで加速して軌道に乗る代物には見えません。

      >宇宙ホテルのやたらとでかい窓

       強度や気密性は、たかだか1気圧ですから、特に難しいことはないと思います。
       それよりもまず、「熱はどこに捨てるの?これ」と思いました。放熱部っぽいのが見あたらないので、魔法瓶の中に入れた懐炉のように熱が籠もりそうです。
       また、絵を見る限り、エネルギー源も謎です。少なくとも、お約束の太陽電池パネルは見あたりません。
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      • >強度や気密性は、たかだか1気圧ですから、特に難しいことはないと思います。

        スペースデブリは考慮しなくていいの?
        そうでなくとも最低限ほかの部位より強度的に劣っていてはならない気がします。
        • >スペースデブリは考慮しなくていいの?
          >そうでなくとも最低限ほかの部位より強度的に劣っていてはならない気がします。

          旅行契約時の契約書に小さく
          「ただし、旅行中の事故については理由を問わず無保証とします」
          これでOKです。
          従業員の契約書も同じ条項ありで。
    • 一昔前にはやった「アポロは月に行ってない」論のように、 環境を人工的に再現してやれば安く上がるかも…と一瞬思ったけど、 行ってない論と違って宇宙に行く客はグルではないので無理ですね. 客を騙せるレベルだと本物の旅行より高くつきそうだ.

      p.s. 大昔ドラえもんで似たような話(宇宙旅行を本物と信じ込ませつつ疑似体験させるツアー)を見たような記憶が朧げにあるのだけど、思い出せなくてムズムズする…

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    • by Anonymous Coward on 2007年08月13日 19時47分 (#1204709)
      ツッコみだすと止まらない気がするけど………宇宙ホテルも謎。

      ・窓大きいけど宇宙線防御対策は?
      ・壁薄い気がするけど、隕石やらデブリ対策は?
      ・姿勢制御のジェットもタンクも見当たらないけど、姿勢と位置制御は?(日に15周するんで低軌道ですよね)
      ・サービスマンと監視のための人員は?
      ・キャビンのエアロックが見当たらないけど………隕石突き抜けたら全員死亡?

      #保険屋が宇宙旅行保険を引き受けるかどうかで本気度がわかりそうだ
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    • by Anonymous Coward on 2007年08月13日 20時39分 (#1204721)
      まさかこの図に忠実に作られるとか思ってないよなみんな!?
      ガンダムを見て角度がどうのとか語ってるのと大差ないぞ!?

      技術的バックボーンが不透明ってのは激しく同意するけれど。
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      • スペースプレーンの実現性に関してだけは、潜在顧客層の大きさに関わるから見過ごすわけには行かないな。
        水平離着陸であれば、既存の航空機に乗れる人がほぼすべて顧客になりうるけど、垂直発射・水平着陸のシャトル型になると発射時のGに耐えられる人じゃなきゃいけなくなるから、料金を払うことができる層の多くを占めるであろうリタイヤ後の老人層はほとんどNGになる。
        おまけに、昨今の状況を見る限りではシャトル型すら危うくてソユーズのようなカプセル型しか残らないとなると、さらにパイが小さくなるぞ。
        • >おまけに、昨今の状況を見る限りではシャトル型すら危うくてソユーズのようなカプセル型しか残らないとなると、さらにパイが小さくなるぞ。

          どうやら、「カプセル方式の宇宙船は、一般人には無理」と言うイメージは、ボストークやマーキュリーと言った極めて初期の「カプセル方式宇宙船」が作ったようだ。実際、ボストークやマーキュリー等の宇宙船が大気圏再突入する時は、8Gを超る減速加速度がかかる。(中略)鍛え抜かれた宇宙飛行士のみが耐えられる。

          ところが、ジェミニやソユーズと言った第二世代のカプセルになると、減速加速度は3G強ですみ、これなら、素人でも耐えられる。つまり、「カプセル方式の宇宙船は、一般人には無理」とは、「第一世代カプセル」だけで、それ以降の「カプセル方式宇宙船」には当てはまらない。
          マツドサイエンティスト・研究日誌 保存版 僕の宇宙船 帰還カプセル [nifty.com]より)

           まぁ、リタイヤ後の老人層には、しばらく続く3G減速も十分堪えるかもしれませんけど。

          >水平離着陸であれば、既存の航空機に乗れる人がほぼすべて顧客になりうるけど

           水平離陸でも、加速の条件が緩くなるわけではないでしょう。衛星軌道に乗る時の最大の加速は、発射時ではなく推進剤が減って機体の質量が軽くなった時ですから。

           ゴダードの頃から基本的な仕組みは変わっていない現状のロケットエンジンを使っている限りは、翼が付いた宇宙船は全部胡散臭い代物だ、と私は思います。ぱっと見かっこいいから、カモを呼ぶ餌にはいいのでしょう。
           逆に、一見古臭く見えるカプセル型は、技術的にはしっかりしていても、見栄えがぱっとしないので投資を集めるのは難しいかも。
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          • 補足:
            >ゴダードの頃から基本的な仕組みは変わっていない現状のロケットエンジンを使っている限りは、

            Our spaceship wiill be a space tourism spacecraft designed to carry at least four passengers and two pilot-astronauts into orbit, to an altitude of 400km, using a double hybrid rocket engine(DHRE). It wiil also include new sollutions to optimize both safety and the passenger experience in space.
            (http://www.galacticsuite.com/ より。強調は引用者による)

             ハイブリッドロケットエンジン??? 大気中では酸素を外部から取り込むやつか。
             んなものがあと5年で実用になりそう、なんて話は読んだことがないなぁ。
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            • by Anonymous Coward on 2007年08月13日 23時07分 (#1204784)
              ハイブリッドロケットエンジンてな個体の推進剤に液体の酸化剤を吹き込んで燃焼させる奴の事です
              ちょっと前に有人亜軌道宇宙飛行を成功させたスペースシップ・ワンとか、最近ここでもネタになった
              北海道産のCAMUIロケットもハイブリッドロケットエンジンが使われてたりしてます。
              美味いところをしゃぶる事が出来れば個体ロケットと液体ロケットのいいとこ取り、と言うと言い過ぎ
              ですがそこそこ嬉しい感じになるけれど、下手に作ると悪いところ取りになるだけという代物だったりして
              親コメント
      • そうですよね。

        設計図も残ってないのに、「ガウディ設計」のサグラダ・ファミリアを延々と作り続けている
        バルセロナの企業ですし:p
    • by Anonymous Coward on 2007年08月14日 0時49分 (#1204830)
      宇宙ホテルといえば、既に実験棟を打ち上げてる [sorae.jp]会社があった気がするのですが、そことは関係あるのでしょうかね? 建設時期もだいたい同じみたいだけど。
      こっちは、打ち上げ手段についてはAmerica's Space Prize [google.co.jp]で5000万ドルの賞金かけて募集中。だけど、間に合わなそうなのかアリアン [sorae.jp]とかいう話もあるらしい。

      ちなみに、予定料金は4週間で、1人当たり約1495万ドル(約17億円) [sorae.jp]とのこと。1回の旅行金額で考えると、こっちが銀河最高?
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      • ビゲロー・エアロスペースの場合は事業計画が具体的な上に、資金は潤沢。技術ももともとNASAで研究されかけてオクラ入りになったものを引き取ったものなのでバックボーンはしっかり。問題の往復手段ですが、SpaceX社のDragon宇宙船 [astronautix.com](7人乗り)が有力という話も。ということで、今回の話とは事情が違いますね。実現性の高さから見ればこちらが優位でしょう。
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        • webみました。こっちのほうが全然まともそうに見えますね。でも

          NASAで開発された宇宙技術を使用!!」と聞くと胡散臭く思えるのはダメ人間だな(´・ω・`)
    • こっちも [crescent-hydropolis.com]どうなってるんだろ。
    • そもそも、地球の"建築家"ってどこまで有効なんですかねぇ
      宇宙空間では"デザイナー"止まりだと思うんですが
      • 地上の建築家でも偉そうにしているのは意匠設計の人ばかりで
        その意匠を実現するために現実的な部分を担ってる人は
        構造計算をアレしたり鉄骨をナニしたりしない限りスポットライトが当たらないような
      • 基本的に、建築家というのはデザイナーですよ。
        構造計算の専門家とかそういう職業は建築家ではありません。
        日本では資格的に建築士に含まれているけれど、エンジニアです。
    • アレですよ、アレ。
      たしか、ドバイだかどっかだかにデカいタワー作ってるでしょ?
      5年後には宇宙に届くっつーことですよ。

弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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