アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
数字のトリック (スコア:3, 参考になる)
399$で2台買って1台どこかに寄付される、という形式だと
本来の倍の値段を払うんだと思ってしまい、なんか躊躇します。
でも、こういう販売形式を取るってことは、
僕とは逆の感覚の人が多かったってことなんでしょうか。
ごめんなさい。
Re:数字のトリック (スコア:1, すばらしい洞察)
OLPCは富裕層のために開発されたのではない。もともとそこの層には販売は予定してない。
で、OLPCの本来の意味は世界的なデジタルデバイドを緩和しようという試み。だから、富裕層がOLPCを買うと言うことは、その意志に賛同すると言うこと。
ID32957に賛同若しくは、ぶら下がってる奴らはなに勘違いしてるの?前世的な物質主義、独りよがりは大概にして欲しい。
Re:数字のトリック (スコア:1)
途上国におけるデジタルディバイドを解消するというOLPCの理念自体に
私も心から賛同していますし、OLPC関連のニュースは製品になる前から
(100$PCな頃から)ずっと追ってきましたよ。
ただ、OLPCが$199で販売しても赤字にならないのであれば、
支払い許容額が高い富裕層に対してそれ相応のプレミアムをつけて販売することで、
運営資金を確保するというのは誰もが満足を得る合理的な方法論だと私は考えていました。
その上で、たとえば(タダ同然の)ステッカーやマニュアル、特別な開発環境をつけることで
普通のOLPCとちょっと差別化して高く売るのではなく、2台のOLPCを購入し、
そのうち1台を途上国の子供に寄付する、という形式での販売(資金集め)としたのは何故なのか、
という素朴な疑問から元のコメントを書きました。
元のコメントの裏側を少し述べさせてもらうと、私はOLPCとは本来、
「途上国の子供たちにPCを寄付してあげる」のではなく、
「途上国の政府が捻出できる価格で教育用に使えるPCを開発する」のが趣旨だったと考えていました。
ですからプレミアム分をOLPC Foundationに対して直接の寄付するのならともかく、
途上国の子供たちへ1台寄付する、というのは私にとって少し異様に思えました。
しかしながら、あえてこのような方式でOLPCを一般販売するには相応の理由があると思い、
それについて心当たりのある人のコメントをいただきたくて議論になりやすい文章で書き込んだまでです。
何にせよ、あなたの気分を害してしまい申し訳ありませんでした。
ごめんなさい。
Re:数字のトリック (スコア:0)
> 途上国におけるデジタルディバイドを解消するというOLPCの理念
が目的で、OLPCを使うんだよね。
>「途上国の政府が捻出できる価格で教育用に使えるPCを開発する」
はさらに具体化した手段の一つでしかないと思うけど。
OLPC Foundationがやることなんだから、ステッカーやらなんやらで活動資金を集めても結局OLPCに変わるわけだし。
「発展途上国の子供たちにPCを」と「OLPCが欲しい裕福な人たち」を
うまくマッチさせた、結構シンプルでいい解だと思う。
OLPCだけで事が済むんなら、いろんなものや仕組みを作らなくて済む。
OLPCの目的 (スコア:1)
OLPCの目的はあくまでも子供の教育です。そのためにコンピュータを用いた構成主義による学習が、従来の教科書や学校よりも費用対効果に優れると判断したので、安価なコンピュータ(XO)を作りました。
ネットワークへの接続は必須ですが、それは主に子供同士のコラボレーションのためです。
子供は配布されたXOの所有権を持つので、家に持ち帰った結果として、家族や地域に浸透することも期待しますが、それは副次的な効果です。