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最初のバージョンは常に打ち捨てられる。
現行のひまわり退役後はどうするのだろうか (スコア:3, 興味深い)
GPS風の交通管制と気象衛星の機能を兼ね備えた、文字通りの
運輸多目的衛星MTSAT「ひまわり」ですが、その設計寿命は、
気象観測が5年、航空管制が10年です。
当然、寿命が先に来る気象観測を考慮すると次世代衛星も
もう開発を始めなければならない時期に来ます。
(日本の場合、衛星開発・製造にはおよそ5年掛かる)
更に国際気象機関WMOから、気象観測以外に宇宙環境・太陽観測に使う
SEM、SXIイメージャ(サウンダー)の搭載を求められています。
(米国の気象衛星GOESには搭載されており、ひまわり4号には
SEMが搭載されていたが、それ以降
Re:現行のひまわり退役後はどうするのだろうか (スコア:1)
5年経ったら気象観測ミッションはMTSAT-2が担当して、
MTSAT-1Rがセンサのクリーニングをする時やトラブル時のバックアップに回る、
そして10年後には新たな衛星ペアと交代……という意味の
「衛星寿命は気象観測が5年、航路管制が10年」だと思うのだが。
現状だってそうしているわけだし [jma.go.jp]。
こと静止軌道は有限な資源だからまとめられる機能はまとめてしまった方がいいし、
少なくともMTSAT-1R/2より大きな静止商用衛星はいくらでもある。
H2A204やH2Bなんかがあるのでロケットの方にも余裕はあるし。
それに、そりゃ単機能の中小衛星に分散すれば、ADEOS/ADEOS-2のような
「衛星こけて全てのセンサとその成果がアディオス」という事態は避けられますが、
そのかわり機能ごとに衛星を分ければ分けるほど
「全ての衛星が正しく機能している確率」は下がっていくわけで。