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# 例:583系寝台電車。世界的にも例を見ない方式の電車なので収蔵したかったが、# まだ使う(!)ので廃車を待っている状態だそうな。
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未来への課題 (スコア:0, 興味深い)
交通博物館では特別展や講演会ぐらいしか独自イベントができませんでした。
施設見学会などは保有会社であるJR東日本自身が運営するファンクラブが主催していて博物館の出る幕はなかった。
鉄道ファンと企業との関係をどのように整理し構築できるかがカギではないかと思えます。
博物館なのですから独自企画としてワークショップが出来なければ会員制度の意味がない、親会社がどこまで協力するのかで博物館を文化施設と見ているか、広報施設として見ているのかがわかるでしょう。
モノだけ置いてもそれだけでは文化施設としてはあまり意味を為さないのですから。
ハードではなくてハ
Re:未来への課題 (スコア:5, 参考になる)
かねないであろう点の指摘と補足をしておきます。
> 会員制度の充実。
Teppa倶楽部(てっぱクラブ)というのがあるみたいですね。
博物館独自の会員組織だそうです。
ここがどのような活動を行っていくのか、期待しましょう。
> 博物館の敷地は現状より拡張出来ないようです。
将来的には、南側への拡張を計画しているようです。
それに、収蔵しようとしてしきれなかった車両を、収蔵品候補としてリストアップして廃車を待っていたり(笑)もしますので、今後も継続的に資料を増やす計画はあるようです。
# 例:583系寝台電車。世界的にも例を見ない方式の電車なので収蔵したかったが、
# まだ使う(!)ので廃車を待っている状態だそうな。
> 青梅鉄道公園は完全に放置状態で、今回の鉄道博物館の計画には全く関連付けがなされませんでした。
青梅のC51形蒸気機関車を、地元との協議の上で収蔵していますね(代わりにクモハ40054を青梅へ置いています)。
青梅を全く考慮していないわけではないようです。
碓井や青梅との更なる連携については今後に期待したいところです。
> 博物館はハコとモノだけおけば良いというものではなくソフトが大切であること、
全くもってその通りなのですが、一点だけ。
交通博物館の閉館/さいたまへの移転は、交通博物館の建物の老朽化だけが理由ではありませんでした。
ハコが狭くなり、ソフトの実装(新たに収蔵品を増やすことも出来ず、展示品の入れ替えや企画展などの開催も難しかったので)に支障をきたしてきたので広い場所に移ろう、という理由もあったのです。
ソフトの充実に気を配っているか(気を配り続けることが出来るか)どうかの評価は、今後の活動を見守りつつ下していけばいいと思います。
> その意味では日本では唯一だった交通「総合」博物館が「鉄道専門」博物館になってしまったのは非常に残念です。
こればっかりは...(笑)。
運営会社が鉄道専業の会社であることを考えれば、致し方ないかと(歴史的経緯もありますし。誕生から戦前までだって鉄道博物館だったわけですから)。
ただ、JR東日本内でも様々な議論があったようです。
最初から「鉄道専門博物館ありき」だったわけではなく「老朽化・手狭になった交通博物館を移転・継承した施設を作るにあたり、内容は自社の事業内容に即したものに絞らせてもらおう。その代わり、現状よりもより良い収蔵・展示・研究を行っていこう」という感じで話が進んできたようです。
ま、私もいろいろと言いたいことはありますけどね。
でも、文句は一回行ってからにしようと思っています。
# このためだけにSuica作ろうかなぁ...。
# 普段、全く使わないけど(笑)。
Re:未来への課題 (スコア:0)
JR九州なんかは715系になってたのを、色だけ戻して581系として展示 [k-rhm.jp]してますが、JR東日本の715系を全部スクラップにしちゃったのかな?
Re:未来への課題 (スコア:1)
いやいや、JR東日本には583系(確か色も国鉄色)のままで残っていますよ。
秋田と仙台に6両編成が1本ずつだったかな。
波動用としてまだ使うんだそうです。
使い勝手がいいってことなのかもしれません(寝台運用云々ではなく、3電源方式であることや首都圏への乗り入れが可能な保安装置を載せているなどの理由で)。