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Appleといえば、初代iPodの鏡面加工は日本でやってましたが、途中から台湾製になりました。職人芸的な加工がマスプロダクションに取って代わられた訳ですが、それによってクオリティが下がったという話は聞きませんね。
今の日本(特に大企業)の製造業は、効率化の名の下に職人芸的な部分を切り捨てた(人もノウハウも)結果、陳腐なものしか作れなくなってるところが多いんですよ。誇れるものが品質だけじゃ、そのうち海外製品に取って代わられるのは必然。
アニメ業界を他人事と思っていると、そのうち国そのものがひっくり返りますよ。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
国産アニメーター絶滅対策 (スコア:2, 興味深い)
ただ、現実問題として他人に今の待遇でアニメーターやれとはいえないわけでorz
労働集約型作業の部分を切り離すのは止むを得ないんじゃないかなぁと。
一方でアニメをコンテンツ産業としてさらに盛り上げていくには、
「日本人アニメーターがいなくなっても利益を上げ続けられるシステム」
を構築するしかないんでは。
#監督、プロデューサーへの経験値稼ぎor選抜地帯として担っているから難しいけど。
ちなみに単純に国費投じて保護育成! とかの手段は"産業としては"逆効果な予感。
(ドイツの芸術支援策とかみてても、商業的な結果には結びつかない気もします)
Re:国産アニメーター絶滅対策 (スコア:1)
これを日本アニメと呼ぶかどうかは異論がありそうだが。
理想的なのは「作品のクオリティに応じた利益が上げられるシステム」じゃないでしょうか?
無理があるけど。
そもそも作品のクオリティを絶対値で評価する方法が無いからなぁ。
それにしたって、一発当てたら残りの人生遊んで暮らせるくらいのもうけがあれば(まぁそこまでなくても)
多少辛酸なめたって現場のモチベーション維持することはできそうです。
今の問題って『一発当てようが百発当てようがずっとド貧民のまま』ってことじゃないの?
当てたお金はどこに消えてるんでしょうねぇ?
当てても誰もお金儲からないってんならなお悪いですよねぇ。
# 最近、金の卵を産む鶏の腹を裂く愚か者が多いような気がしてしょうがないです。
Re:国産アニメーター絶滅対策 (スコア:1)
ほんの一瞬だけですが、今話題のDRMと補償金の関係に見えました。
今のシステムはクオリティにかかわらずアニメを垂れ流すことにより広く浅く
利益が確保できる権利者としては楽チンでおいしい仕組みなのでしょうか。
となると、アニメータはCD-Rの媒体を作る機械とか作業員の立場から、
権利者の側にシフトするか、次世代だからメディア単価も上がりますみたいな
論理展開をしないと待遇改善はないですね・・・
Re:国産アニメーター絶滅対策 (スコア:0)
確かに…ただ現状でも大部分は海外作画ですし。
なんとなくだけど、繊維産業とかPC系を参考に出来ないですかね。
裁断、縫製は中国工場でも、デザインがイタリアの会社ならとりあえずイタリアブランド。
iPod nanoも中国製…でも産地は話題にならない。あくまでApple製品として認識してます。
この国で産業として発展するには
生産は外部委託するにしても、企画、品質管理、マーケティングなどの
一番利益率の高い所を支配するしか手はないのではないだろうか。
#「日本人アニメーターによる作画率100%!」 とかが売りになるOAVが出るかなw
Re:国産アニメーター絶滅対策 (スコア:1)
「企画、品質管理、マーケティング」にも見るべきところはあるけれど、半分は上の二つに乗っかってる部分があるので。
モノを作ることができなくなったらそれこそ「日本製はコンセプトがアレだからAppleでいいや」で一気に海外に持っていかれますよ。
妖精哲学の三信
「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
Re:国産アニメーター絶滅対策 (スコア:0)
(勿論、ある程度の設計/開発は行っているでしょうけど)
モノを作らないAppleの方が、陳腐化した場合のリスクは高く、
高収益を維持するというのはそのリスクを覚悟するということじゃないかなぁ…と。
※アニメの場合、開発と加工が何処に該当するかわかりません…orz
#ちなみに日本を支えてきたモノ作りですが、今後はそれだけを屋台骨にする事は難かしいかと。
#既に傾向はありますが、国際収支ではサービス収支が貿易収支を凌駕しました。
#各種状況が重なった瞬間風速的な統計ですが、今後本格的に上回るのは確実かと思っています。
#(Apple連呼している割に自分はMuvoとGigabeat使いですw)
Re:国産アニメーター絶滅対策 (スコア:1)
でも、品質の良い絵を描ける文化(?)は強みになり、流出しちゃいけないという「気が」します。
妖精哲学の三信
「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
Re:国産アニメーター絶滅対策 (スコア:0)
その辺の技術はやはり叩き上げで生まれるものだと思うので、そういう意味では
「現場」をある程度国内に残す必要はあるんじゃないかな。
ま、バランスの問題だろうね。
全部国内でやろうとすれば潰れちゃうわけだし。
Re:国産アニメーター絶滅対策 (スコア:0)
Appleといえば、初代iPodの鏡面加工は日本でやってましたが、途中から台湾製になりました。職人芸的な加工がマスプロダクションに取って代わられた訳ですが、それによってクオリティが下がったという話は聞きませんね。
今の日本(特に大企業)の製造業は、効率化の名の下に職人芸的な部分を切り捨てた(人もノウハウも)結果、陳腐なものしか作れなくなってるところが多いんですよ。誇れるものが品質だけじゃ、そのうち海外製品に取って代わられるのは必然。
アニメ業界を他人事と思っていると、そのうち国そのものがひっくり返りますよ。
Re:国産アニメーター絶滅対策 (スコア:1)
TomOne
Re:国産アニメーター絶滅対策 (スコア:0)
中に誰もいませんよ。
Re:国産アニメーター絶滅対策 (スコア:1)
第一、賃上しただけでも、製作資金に響こうものならプロダクションは少しでも資金を少なくしようと海外発注を多くすると思うのですが、そうなると日本のアニメ制作会社は仕事がなくなりますよね。
特に韓国なんかは長年日本アニメの下請けをしていますのでそれなりに力はついてきていますし、国も韓国産アニメの制作に力を入れ始めていますし、逆に、日本が海外に発注ばっかりしてくると日本アニメのノウハウを蓄えていって最終的には下請けなんかではなくて本格的にアニメを作り始めるかもしれません。そうなると、日本のライバルが増えるわけで今のアニメ制作会社のように「Win-Win政策」では済まなくなります。また、今は世界的には日本アニメは受け入れられていますが、仕事の少なくなった日本のアニメ制作会社がお色気もの(萌え)は売れるからっと言って下品な表現しかない低品質のアニメを作り始めたら、それこそ世界の人も韓国産アニメに移動してしまうんではないかといという危惧はあります。(ただし、今の韓国と日本ではアニメのシナリオも作画も日本の方が上なので当分の間は大丈夫だと思うのですが。)それに、国内でも低品質のアニメが増えれば一般層はますますアニメ離れを加速させ、また、今よりもいっそうアニメファンやアニメおたくへ対する風当たりが厳しくなりますよね。
それに、下手に賃上げするとその分製作資金が上がるわけですから、DVDなどライセンス商品の価格が上昇したり、あるいは今でも地方ではアニメ本数が少ないって言うのに益々少なくなることだってあるでしょう。
かといって、このまま賃上げしなければ国内のアニメーターは確実に減りますし、私としてはプロダクションに働きかけるよりも国に支援を求めた方がいいんじゃないかと思います。簡単なことではないと思いますが、国もアニメを次世代産業の育成として政策に加えているわけですし無理ではないと思います。
// (話が違うのでコメント文で囲んでいますが)東京にはアニメ制作会社が多いような気がしますが、大阪や福岡など地方だけれど利便性のある地域に移動したらどうでしょうか、そうすればアニメも東京だけの産業ではなく日本全体の産業としてますます活性化できると思うのですが。また、地方は東京と対抗して人材を集めようとしますから、それなりに待遇は良くなると思います。
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Re:国産アニメーター絶滅対策 (スコア:0)
これ運用されても、日本人アニメーターが失業するだけのような。