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ヘリウムみたいな貴重な資源浪費するのはもったいない…。
300℃まで加熱するなら, 空気ではなく水蒸気を使うというのも手です. 空気が28.8g/molであるのに対し水蒸気は18g/molですから, 気相を維持さえできればそれだけで2/3, 加熱を併用すればそれ以下になります. その上, 水素やヘリウムに比べれば封止が楽で入手も簡単ですから場合によっては有効な選択となりえます.
積乱雲がでかいのも, 元をたどればこの水蒸気の比重の小ささに行き着くんですよね.
昔の黒いゴミ袋でもちゃんと太陽熱で浮力を得られたから不可能では無いかと。
まあ、世の中には「夜」ってもんがあるので大変だとは思いますが。
唯一の問題はどう考えても空気より重い「鳥」がそこらじゅうを飛び回っていた
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:1, 興味深い)
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:1)
浮力を得られればそれで良いのだから、軽い気体で満たすのではなくて
真空にしたら良いんじゃないの?硬式飛行船なら中を真空にできるよね?
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:2, 参考になる)
近年だと、野尻抱介の「ふわふわの泉」が、微細な分子構造の中が真空になって浮き上がる素材を題材にしてました。
問題は、実際に真空にして耐えられる素材が見つかってないコトですね…。
飛行船規模で真空にしたら気圧に耐えないし、小型モジュール単位で真空にしても今度は重すぎて浮かんでくれない。
素直に水素でも詰め込みゃいいと思うんですけどね。
今時爆発もせんでしょう。ヒンデンブルク号は塗料が“テルミット”だった=ガワが超絶に燃えやすかったのが原因なのに、水素が悪役にされた結果水素型飛行船は絶滅しちゃいましたけど、ヘリウムみたいな貴重な資源浪費するのはもったいない…。
原子核崩壊したアルファ粒子由来なんですよ、地球にあるヘリウムって。けっこう稀少です。
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:3, 興味深い)
「宇宙的に見れば2番目に多い元素なのに、地球上では少ない」というのも、釈然としないものはありますね。
核融合実験炉ITERが稼動を始めても、大した量のヘリウムはできないし。そもそも長時間の定常運転を開始するのが2030年予定だし、技術的・経済的にITERの後があるか微妙だし。
ガス惑星から運ぶのも手間かかりすぎるしなあ。
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
http://en.wikipedia.org/wiki/Cloud_nine_(Tensegrity_sphere) [wikipedia.org]
# 人工的に加熱するのなら可能だけど、太陽光での加熱のみで浮遊するのは無理かも。
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:1)
地上にミラーを配置して上空の飛行船に光を照射すれば、燃料不要、ヘリウムも使わない
新しい熱気球が実現できるんじゃない?太陽熱発電とかのシステムを応用すれば簡単にできるよね?
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:1)
有名なシャルルの法則より、空気は300度くらいに熱してもようやく比重半分です。一方、ヘリウムは空気の1/5くらいですね。
ノンちゃん雲に乗る (スコア:3, 興味深い)
300℃まで加熱するなら, 空気ではなく水蒸気を使うというのも手です. 空気が28.8g/molであるのに対し水蒸気は18g/molですから, 気相を維持さえできればそれだけで2/3, 加熱を併用すればそれ以下になります. その上, 水素やヘリウムに比べれば封止が楽で入手も簡単ですから場合によっては有効な選択となりえます.
積乱雲がでかいのも, 元をたどればこの水蒸気の比重の小ささに行き着くんですよね.
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
ずいぶん重いヘリウムを使われているんですね
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:1)
…なにと間違えたんだろう。1/7くらいですね。
Re:ノンちゃん雲に乗る (スコア:1)
金星気球 ―気球による惑星探査と日本の金星気球計画― [isas.jaxa.jp]
# ちなみに、真空気球(?)ではないけど、剛体金属気球というアイディアもここに載っています。
ただ、金星のように暑い場所ならともかく、地球だと危ないかも…。気体なら温度が低下しても徐々に浮力を失うだけですが、水蒸気が凝結したら一気に浮力を失います。
Re:ノンちゃん雲に乗る (スコア:0)
気球内面で凝結する水蒸気という構図は一種のヒートパイプを連想させます。
空気を用いる熱気球に対し、放熱効率があまりに高すぎるのではないでしょうか。
Re:ノンちゃん雲に乗る (スコア:1)
ただ、住宅地での使用は控えたほうがよいかも。万一ガス漏れしたらかなりの刺激臭だし、近距離では毒性が問題になるほどの濃度になるかも。
Re:ノンちゃん雲に乗る (スコア:0)
#ということで、これからのトレンドは「空気嫁」ではなくて「アンモニア嫁」を!
Re:ノンちゃん雲に乗る (スコア:0)
いきなり墜落ですか。
なんかイカロスを連想してしまった。
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
昔の黒いゴミ袋でもちゃんと太陽熱で浮力を得られたから不可能では無いかと。
まあ、世の中には「夜」ってもんがあるので大変だとは思いますが。
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
「ターザンの世界ペルシダー」でも、グレイストーク卿(ターザン)の出資で金属外壁に内部が真空の飛行船が建造され、
それ使って南極の穴から、地底世界ペルシダーに突入してましたなあ。
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
そして、内部が真空で構成された密閉容器自体は、空気よりはるかに重いから、それが浮き上がることはない。
第一、発電所や精油プラントには、稼動時内部が真空の設備などいくらでもある。
そんなものがいちいち浮き上がってはたまらない。
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:1, 参考になる)
一気圧の空気は1立方メートルあたり約 1.2kg ありますが、真空なら 0kg です。
つまり地表における1立方メートルの真空は 1.2kg の浮力があります。
1立方メートルの真空容器を 1.2kg より軽く作れば浮きます。
ただしその容器は1平方メートルあたり約10トンの気圧に耐える必要があります。
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
>ただしその容器は1平方メートルあたり約10トンの気圧に耐える必要があります
おもろいなー。
真空でなくてもいいから、浮いている金属の箱がみたい。
「こんな鉄の塊が飛ぶなんて信じられない」
↓
[こんな鉄の塊が浮くなんて信じられない]
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
中身は真空ではなく空気ですが、基本的な理屈は同じですから。
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
この現実は科学的に間違っている (スコア:1)
その理屈自体はきちんとした筋道に沿ったもので特におかしなところは無いように思われた。
唯一の問題はどう考えても空気より重い「鳥」がそこらじゅうを飛び回っていたということでした。
うじゃうじゃ
Re:この現実は科学的に間違っている (スコア:1)
これも、「だって観測された事実だから [slashdot.jp]」の法則ですなあ。
スカイラーク繋がりで、だいぶうろ覚えの昔話。(間違っていたらスイマセン)
SFのスカイラークシリーズには、イソノン(isonon)という架空の超素材が登場します。
大昔、「豆だぬきの本」という小さなサイズの書籍シリーズがあって、その中のSF系の本(書籍名は失念、確かスタジオぬえ監修)で、このイソノンを使った「超軽量ながら内部を真空にできるほどの強度を持つ飛行船」がとりあげられていました。
「このような真空気球(?)を作ったとして、それは浮くだろうか?」というような問題で、回答としては「もちろん浮く」だったと思います。
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
アルミ箔製の外殻にヘリウムをつめて浮かせるものが売ってますよ。
薄くて塊ってかんじではありませんがね
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
1・水素で満たした場合
2・ヘリウムで満たした場合
3・真空にした場合
軽い順にならべなさい。
( )-( )-( )
Re:ヘリウムが世界的に品薄 (スコア:0)
気体の分子と分子の間は真空です。
酸素分子だろうが窒素分子だろうが、熱気球の中と外で質量に違いがあるわけではありません。
でも熱気球は浮くよね。
要は全体的に見て、密度が小さければ浮く、ってことです。
たとえ密閉容器自体が空気より重いとしても、容器内部が真空なら、全体的に見て密度が充分小さければ浮きます。
……浮くはず。たぶん。やったことないけど。
# 中身の薄いコメントは浮きまくる、というのとは違う原理。