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映画「ベオウルフ」にみる日本の3D映画事情」記事へのコメント

  • 「吹き替え」もなにも (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward
    Beowulf なんて一行目に「聞け!デーンの槍の年月の~」とあるように
    デーン人(現在のデンマーク)の物語じゃね?
    書かれた言葉だって古英語で "Hwaet! we gardena in gear dagum..." って感じだし。
    ドイツの片田舎では Beowulf 原文をほとんどそのまま読める方言が残ってるそうだが、
    それをハリウッドのアメリカ英語で聞いてもぜんぜん有り難味ない。
    • by Anonymous Coward on 2007年11月19日 0時24分 (#1252256)
      英語版の Wikipedia [wikipedia.org] に詳しい記事があるので興味のあるアレゲな方はそちらを
      参照していただくとして、ベオウルフの存在価値の中でも最も大きいものが、アングル族とサク
      ソン族がケルトの先住民を追い出して居を構えたイングランドとという土地で書かれ、英語で残
      っている最古の叙事詩であるということでしょう。また、彼らの民族的なルーツを考えれば、舞
      台がスカンジナビアであることに特段の不思議はありません。
      ハリウッド映画でも、歴史物については基本的にセリフ回しはイギリス(=イングランド)訛りに
      するのが定石です。大ヒットしたディズニーの『パイレーツ・オブ・カリビアン』だって、オー
      ランド・ブルームとかキーラ・ナイトレイとか、イギリスの俳優をキャスティングしてます。今
      回の『ベオウルフ』の主役、ロンドン出身のレイ・ウィンストンも、予告編を見る限りイギリス
      訛りで喋ってます。ただ、もちろん音声的にも、古英語と現代英語は似ても似つかないくらいに
      変化してしまっているので、そんなとこにハリウッドのアメリカ英語云々を持ち出してくるのは
      ちょっとナンセンスではないかと。…なんとなく、おっしゃりたいことは理解できますが。

      # この映画、英語圏以外の国ではなかなか興味持ってもらうまでが難しいんじゃないか?
      # 少なくても日本では…興行的にいったいどんな数字が出てくるのか、すごく心配です…
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年11月19日 17時58分 (#1252476)
        たった今、観てきたばかりですが、一番の関心は原典にどれだけ忠実かで、二番目は恐怖の谷を克服しているかでした。

        原典との相違はともかく、アメリカ英語とイギリス英語が乖離するのは19世紀の話なので、それ以前の時代劇をイギリス英語のキャストにするのは、アメリカのイギリスコンプレックスなので、非常にナンセンスです。『パイレーツ』に関しては舞台がイギリス領なので、発音が当時の英語でなくともイギリス英語のキャストで正解です。

        それよりも、CGによる恐怖の谷は未だ克服されていません。ただ、CGにする位だったら実写と特撮で普通に撮ればよいのではないかと思わせるところはかなりあるので、結構自然かもしれません。少なくとも、観ていて『ポーラーエクスプレス』ほど気持ち悪くはないので、技術は確実に進歩しています。この進歩は評価に値するでしょう。

        3D上映に関しては、興味ありませんし、一緒に観に行ったアメリカ人仲間も一切興味ないどころか、わざわざ避けて普通の2D上映を観に行きました。ただのギミックですし、話と関係ないところで槍の先がカメラに向けられたり、矢が飛んできても、うざったいだけです。

        興行的には画面数の2割が3D上映で、興行歳入の4割が3D上映ということで、ギミックとしては成功ということでしょうか。3Dギミックと恐怖の谷に挑戦するリアル系CG映画はこれから増えていくことは確実でしょう。

        映画の出来としては、アメリカ以外での興行成績を心配するほどの好意に値する映画ではありませんでしので、イギリスですらハリウッド製映画以上の評価はでないのではないかと思ってます。
        親コメント

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