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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
高価ライン償却の罠とDRAM市場の乖離 (スコア:3, 興味深い)
DRAMなんて昔はロジックで使ったFabを転用して生産してたもんですが
(DDRあたりまでのMicronなんか典型的)
同期させる周波数が高くなったのでロジック以上に微細化してウエハがでっかくなって
Fabに投資できるメーカが激減して、工場回すためにチキンレースしてるのが現状かと
動作クロックに最適化したらたくさん取れるようになってしまっちゃったのです。
Vista効果に加えて、DDR3の仕様変更でスタブが認められて、チップメーカにとって一気に
生産が難しくなったってのもある、一方でデジものはDDRでもオーバースペックな世界で
とにかく大量に同じものが要る、と。
その辺をAMBで吸収してやるつもりが肝心のAMBがレイテンシ増やしたり発熱したりで
結局次期規格を分けなきゃならなくなってしまって以下略、と。
とにかく今のやり方だとメモリ粒度が大きすぎて誰も幸せになれないし
メモリを高速化してやるか、キャッシュに徹してそこそこのバンド幅で
とにかく大量に積むかすら方向性が見えないので、やっぱりチキンレース
最後に笑うのは多分Rambus。
#ちうかI/OMappedMemoryなアーキティクチャだとGPUカード分のメモリも
#マップされちゃうのでさらに使えるメモリ領域は限られてくる、と。
#VRAM1GBの3SLIなんてのが現実になってくるとハイエンドゲーマーは
#x64に乗り換えざるを得なくなる。
Re:高価ライン償却の罠とDRAM市場の乖離 (スコア:1)
本当はこう。
「最後に笑っちゃうのはRambusのはず。」
#おふ☆とぴ
Re:高価ライン償却の罠とDRAM市場の乖離 (スコア:0)
I/Oマップドメモリというのははじめて聞いたような気がします。
Re:高価ライン償却の罠とDRAM市場の乖離 (スコア:1, 参考になる)
メモリ空間が広い場合に、I/Oをメモリ空間に割り当てることをメモリマップドI/Oと呼ぶ。
もしくは、I/O空間が元から存在しない場合はI/Oもメモリも同じアドレス空間になるため、
それもメモリマップドI/Oと呼ぶ。
I/Oマップドメモリとは、I/O空間が広大で、外部メモリ空間が非常に狭い組込用プロセッサで
用いられる用語ではないだろうか?
もしくは、外部アドレス空間なんてウェイトてんこ盛りじゃないとアクセスできない低速空間
なので、メモリを特別視することなく、まとめてI/O扱い。なので、「I/Oマップドメモリ」。
ちなみに、私も初耳です。
Re:高価ライン償却の罠とDRAM市場の乖離 (スコア:2, 参考になる)
Z80は公式にはメモリ空間64KB、I/O空間が256バイトってことになってるけど、裏技的だが「仕様に規定された機能」でI/O空間も64KB使えます。(OUT (C),r や IN r,(C) は、I/Oアドレス空間をCレジスタ(8bit)で指定するのでI/Oバスは8bitってことになってるけど、実はBレジスタが上位8ビットに出力されるので16bitすべて指定できる)
でもって、他のパソコンなんかは「メモリ空間64KB」が足りなくなってくると、バンク切り替えなどで拡張するのが主流でしたが、この二機種は命令実行の必要が無いVRAMはI/O空間に配置しちまったという。
ただし、これによりメモリマップはすっきりしたのですが、Z80のI/Oアクセスはメモリアクセスより1クロック遅いという欠点もありました。そのせいなのか、この手法を採用したパソコンはあまり多くないですね。
#アプローチとしては、MMUを積んでメモリ空間を拡張しちまったS1やMZ-2500が好きですが、こっちはこっちで管理が大変だよなぁ…
I/O mapped memory (スコア:1)
あくまで趣味の世界ですが・・・
I/Oアドレスを3つ程確保して、
・Memory addr Upper 8bit [Out]
・Memory addr Lower 8bit [Out]
・Data 8bit [In/Out]
って感じに置いて、アクセスするの。
Burstとか、面倒でやらなかったんでひたすら遅いけど、無いよりはマシで、用途次第ではこんなんでも使える。
今でも使うことありますよ。
2行表示のLCDとか、あれにアクセスするのは同じ手法使ってるし、
シリアルEEP-ROMとかも、やってることはかなり近い。