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「自由なライセンス」を二次創作以降にも継続
あれ? GPL がプログラムのライセンス感染能力を発揮するのは、GPL が義務付ける「ソースの公開」が強制力になるからだけど、音楽の場合は録音と歌詞や楽譜はいつでも誰でも容易に相互変換可能で「ソースの公開」は市販品であっても当然で何の強制力にもならんし、JASRAC 登録などといった「権利の委譲」が意図せず行われてしまうことへの抑止力には全然ならん気がするんだけど。。。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:2, おもしろおかしい)
素材として非GPLなものも使用できます。
GPLなものを使ったものはGPLで公開しないといけません。
ニコ動にはうってつけのライセンスだと思うのですが。
#ライセンスヘッダが面倒そうですけど。
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:3, おもしろおかしい)
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:2, すばらしい洞察)
短い曲なら歌いきれないんじゃ......
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:0)
#名前からするとアーティスティック・ライセンスの方がニコニコ向きかもしれない
Re: (スコア:0)
GPLじゃないけど、似たようなことを過去にやった人を知ってる。
アニメ脚本家の 倉田 英之 氏。
タイトルを失念したけど、「大運動会」というTVアニメの
BGM集のうちの1曲で、出だしがこんな歌詞だった。
このうーたは、いっていきーかん
たいよーひきょだくしょーひんですがー
このーきかんーけいーかごもー
けんりしゃのーきょだくなくー、ちんたいなどにー
しよおーするこーとーをーきんじーますー
まーたー、むだんふくせーいは
ほうりつでーきんじられていーますー
でもきっとー、でもきっとー、でもきっとーぉ
「誰も守ってないぞぉー」
「こらー」
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:2, 参考になる)
CCでも「継承」の条件をつけることで可能です。たぶんこんな感じのライセンスが適しているかと。
Creative Commons Attribution-Noncommercial-Share Alike 2.1 Japan [creativecommons.org]
「表示-非営利-継承」のライセンスで、
- 原著作者のクレジットの表示
- 営利目的使用の禁止
- 二次創作への同一ライセンス適用の強制
の条件でいろいろ使えます。詳しくはリンク先をどうぞ。ところで。
GPLの場合対象のソフトウェアのソースコードの開示が必要になるわけですが、
たとえば初音ミクの楽曲にGPL適用したとすると、(ソフトウェアとしての)
「初音ミク」で読み込めるシーケンスデータ(でいいのか?とにかく音声データになる前の
楽譜情報を保持するファイルがあるはず)を公開しなきゃいけないのでは。
今回のように動画配信サイトで原著作物を公開しているケースだと、別途配布場所を
作らなくちゃいけなくなるので、やや対応が面倒かもです。
#そもそもGPLはプログラム以外に適用するのに向いてないと思う
#法律も音楽も専門じゃないのでAC
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:1, 興味深い)
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:0)
としたら、むやみに商用を禁止しない方が作品の流通には好影響がある(そしてほとんどの場合作者が損をすることもない)のはその通りだと思いますが、設定する側の人情としてつい商用不可にマークしたくなる気持ちもわからないでもない気がします。
# ところで、GPLの場合は感染力が違うというか、上記の雑誌の例でいったら「雑誌1冊丸ごとGPL」ですよね?同じ紙の上に記事を並べるのがリンクに相当するのかどうかわかりませんが。
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:3, 参考になる)
「非営利」にしてるのは、「無断での営利利用」を防止するためです。
CCは(他のフリーなライセンスもですが)配布などをしたい人と著作者が
直接別の契約をすることで無視できるライセンスですので、販売したければ
著作者ときちんと契約すれば(契約の範囲において)好きなだけ売ったりできる。
つまり「非営利」をつけても別に商用利用が完全に禁止されるわけではありません。
無断でできないだけで。
逆に非営利をつけておかないと無断での営利利用ができてしまう、はず。
その場合著作者には1銭も入らないのでかなり悲しいことになりそうです。
親コメの話に戻って、GPLで頒布すると、これも無断での商用利用を許すことになります。
(たしかライセンスにわざわざ営利利用できるって書いてあったはず)
完全な複製を無断でそのまま売って良い(しかも著作者に金を払わなくていい)訳で、
販売側にとって今より都合のいい状態になってしまう可能性がある、といわざるを得ないかと。
#書いておいてなんだけど間違ってるかもしれない
#この辺は識者の添削が欲しいところ
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:1, 興味深い)
非営利ライセンスに基づいて制作された二次著作物をの場合、歴代の作者全員から
同意を取り付けなければいけないことに注意してください。
幸い2.0以降のCCでは著作権者の表示が必須になったようですから、二次著作物の
作者が誤って不正に商用利用を許可してしまう事故は起こりにくいでしょう。しかし
ながら一方で、必ずしも著作権者全員の連絡先が分かるわけではありませんので
最初の作者以外によるライセンス変更は実際には大変困難だろうと思います。
私見ですが、非営利ライセンスでありながら改変を認めるというのはかえって不誠実
であるように感じます。自身で高度なコンテンツを制作できるプロのクリエイタが宣伝
のために用いるとか公共性が高く商用利用にそぐわないものなどについて非営利
ライセンスが有用な場面はあるとは思いますが、非営利に限るなら改変禁止にする、
改変を認めるなら二次的な創作者による商用利用の機会も認めることを勧めます。
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:1)
であるように感じます。
その理由が良く分からない。
改変を認めてこそマッシュアップされるというものではないだろうか。
もう少し詳しく解説してくれると助かる。
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:1, 興味深い)
そうだろうか?
それを不誠実に分類するならば、
たとえばGPLのように(自由を)伝染させろというルール自体が
不誠実かどうか考えないとならないと思う。
というか改変を認めるかどうかっていうライセンシングは
そもそもライセンスの伝染性を前提というかエンジン(駆動力)としてるので、
まず伝染ってどうよ?という議論になるべきと思う。
で、
私見では伝染も誠実だと思うし、非営利+改変許可も誠実だと思う。
…というか、そもそも誠実かどうかで測るようなものなんだろうか?
もともとライセンスって誠実とか云々ではなく「争う」道具だからね。
それぞれが(時に相容れない)主張を持っているままだ。
GPLだって(FSF的な)理想をいえば「こんなもの無しで済むほうがいい」んだ。
ただ現行法が強いる「争い」ベースの世界観の下では不可避だから作っただけ。
現行法では「これを公有財産とする」ということが直接はできない。
仕方ないから「私有財産のままだが公有みたいに使ってくれと私は主張する」という文言になってる。
#そういう意味ではベルヌうざい。特定の身軽な国が先を行く自由が阻害されるから。
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:0)
「お金の話は私たちに任せて、君たちは砂場で遊んでいなさい」ということです。
無許諾の派生創作物を咎め立てず放っておくことで自らの元創作物の価値を高めさせ
ある日商用に転換する、いま起こっていることとほとんど変わりありません。
違いは突然に砂場を取りつぶされる心配がないだけです。それを誠実とは思いません。
二次創作が元創作物の価値を高めまたそれ自身も商業的価値を持つのなら、その
創作者にもそれに見合う経済的利益を求める機会が得られてしかるべきと思うからです。
創作活動に関わらない人にも同じように商用利用を認めてしまうCCが最適のものとは
言い難いですが、CCを
しかし (スコア:0)
よっぽど無料で流通してるバージョンよりアドバンテージが
あるパッケージに出来ないとだれも買わない、というのが現実じゃないですか?
とくに使うだけでもスキルがいるアプリケーションなら、簡単インストーラー
付けるだけで売れるかもしれませんが、音楽の場合誰でも聴けるでしょう。
Re:しかし (スコア:0)
着うたの場合、専用の手続きを経るとか特定のサーバーからダウンロードするとかしないと
聞けなかったり着信登録できないってケースがあったりするので、それが
>無料で流通してるバージョンよりアドバンテージがあるパッケージ
って事になるかも。
#まあこれは音楽そのものとは関係なくて携帯電話(会社)の仕様の問題なんですけど
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:2, 参考になる)
基本的に二次著作物への感染という点についてGPLとCCのSAに違いはありません。
雑誌の場合、GPL的に言えばおそらく単なる集積 [gnu.org]にあたり、一つの記事がGPLで保護されていても他の記事には何の影響もないと思います。
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:1)
音楽等の著作物はこちらの方が良いかと。
参考:wikipediaのGFDLの項目 [wikipedia.org]
身近な所だと、たしかwikipediaの文章がGFDLだった気がします。
履歴の公開はたしか派生元へのリンクでもよかった気がする・・・どうだっけ?
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:1)
あれ? GPL がプログラムのライセンス感染能力を発揮するのは、GPL が義務付ける「ソースの公開」が強制力になるからだけど、音楽の場合は録音と歌詞や楽譜はいつでも誰でも容易に相互変換可能で「ソースの公開」は市販品であっても当然で何の強制力にもならんし、JASRAC 登録などといった「権利の委譲」が意図せず行われてしまうことへの抑止力には全然ならん気がするんだけど。。。
むらちより/あい/をこめて。
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:0)
GPLはあらかじめ誰に対しても無断使用することを許諾しているので、作者本人ですら金を払わないと使えなくなるような独占的信託とは矛盾します。同様の理由から、GPLで利用許諾した文書に出版権を設定することはできません。
ライセンスを読みすらしない人が知ったかぶるのはやめてください。
Re:自作曲をGPLで公開して感染を広めよう (スコア:0)
JASRACは使えんだろうし。