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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
議員の実態 (スコア:1)
市町村議会議員の給与はそう悪くないように見えますが、これはあくまで額面です。地方議員は地方議会ごとの共済年金に加入します。この年金たるや先輩議員の年金を数十名程度の現役議員が支えることになるので、掛け金がとても高いのです。20万円くらい持っていかれます。さらに健康保険等々を天引きされるので、手取りは額面の6割程度です。額面55万円なら33万円程度です。ボーナスも出ますが、もちろんたっぷり天引きされます。給与の金額は地方公共団体ごとに異なりますが、必ず公開されています。一般的にいって、市町村議会議員の給与で裕福な生活を送ることは無理です。所帯を持つと少々苦しいでしょう。
一方で議員は様々な会合やら宴会に呼ばれます。こういうところでは会費を必ず支払います。そうでなくては賄賂になってしまいます。こうした費用がバカになりません。人口20万人以上の市議会議員なら、出席するかどうかは別としても、少なくとも2日に1度はお呼びがかかるでしょう。
40歳以下の議員はほぼ例外なくJC(青年会議所)のメンバーになります。JCのメンバーってのは地元の若社長が多いわけです。こういう面々は裕福ですから、必然的に単価の高い場所へ行きます。そういうわけでJCの付き合いもお金がかかります。
一昔前の市町村議会議員は無所属ばかりでしたが、今では政党に入党している議員もかなり増えました。私の知る限り全ての政党は上納金制度があります。我が民主党では特別党費といい、市町村議会なら年に数万円だったかと思いますが、それも支払わなくてはいけません。
たまには駅前にたって演説し、市民にアピールすることも大事です。中には曜日を決めて毎週必ずやる人もいます。そういう際にはビラを手渡しますが、これも万単位で印刷することになります。ビラは後援会員に郵送します。後援会名簿というのは、20万人以上の都市の市議会議員なら数千くらいにはなります。4000人に郵送すればその費用だけでも20万円です。年に1度だけじゃなんですから複数回送る人が多いようです。封筒やビラの印刷代もかかります。タックシールだってけっこう高いものです。
4年に一度は選挙があります。選挙にかかる費用は立候補地で生まれ育った場合は100万円程度、そうでない場合は300万円程度は覚悟しなきゃいけません(この差は地縁血縁や小中高の同級生をどれくらい頼れるかの違い)。自民党の場合は選挙をお祭り騒ぎにしたがる傾向があるので、もっとかかると思います。公明党や共産党は地元に自分たちの組織がありますし、中央本部から色々と援助してもらえます(公明はなんでも有料らしいと聞きましたがw)。その点、我が民主党は市長村議員には、本部からはなにもしない仕組みになっています。
さて議員の職責というのは、明文化されているのは議会に出席することだけです。で、地方議会というのは驚くほど短くて、年4~5回の会期の合計は30日程度です。不真面目な議員なら議会だけは仕方ないから顔を出し、後は家でニートしていてもかまいません。実際、そういう人もいます。議会での質問もしません。
ですが、大多数の議員はもっと真面目です。地域の集まりや行事、市のイベント、小中学校の式典、研究会や会合、こういったものに積極的に参加します。もちろん支持者を拡大したいという面もありますが、それ以上に自分の選挙区の最新情報に触れる良い機会だからです。時間もまちまちです。学校行事は朝イチと決まってますし、老人や主婦の集まりなら平日の日中、商業関係の会合なら平日の夜、市民運動は土日のような感じです。
さらに市町村議員というのは都道府県議会議員選挙や国会議員選挙、首長選挙において実働部隊の要です。これらの選挙の時にはかり出されて、朝から晩まで他人の選挙のために駆け回ることになります。これらは手弁当です。平時においても政党の支部や本部で様々な会議や活動があります。これも手弁当です。
地方議員は兼業を禁止されていません。名士名族系の議員は家業の役員をやったり、家の財産があるので収入は十分です。しかし、それ以外の一般人議員は大変です。先述のとおり、真面目に議員をやると時間がありません。だからサラリーマンはおろか、バイトすらも厳しいのです。ちなみに自民党の市町村議会議員は基本的には名士名族です。
とまあ、ここまで市町村議員の収入はイマイチだと述べてきましたが、例外もあります。
特別区と政令指定都市の議員です。つまり東京23区の区議会議員や札幌市とか京都市の市議会議員ですね。これらは別格の給与です。特に東京23区は恵まれていて、政策調査費なる領収書不要の渡しきり経費がたっぷり出ます。
あと、都道府県議会の給与はとっても高いです。東京都なんて国会議員並みです。そして都道府県議会議員にはタクシー乗り放題等の役得がたっぷり付随しています。給与待遇の改革は、まずは都道府県議会と政令指定都市議会からでしょうね。
ちなみに都議会議員選挙をまともにやるには2000万円くらいかかります。新人なら50%増くらいですね。23区のような定員たくさんのところで下位当選を狙えば半額くらいでも当選するかもしれません。ただしこの戦略を実らせるためには、若いとか高学歴とか美貌などのわかりやすいマーケティング要素が複数必要です。全部借金でまかなっても大丈夫。1期で返済できます。都議は1期目で選挙費用を返済し、次の選挙費用を貯めます。2期目で倉を建てます。3期目からは建てた倉にお金が貯まり始めます。え、落ちたら?そんなこと知りませんよ。
Re:議員の実態 (スコア:1)
のと同じように、権力が人を変えてしまうのでしょうか。
議員など、本来必要とされる能力に対して、報酬が十分に高いわけでは
ないと思うんですよね。報酬だけでなく、メディアの煽りや、悪質な団体
など、まじめにやっているのがバカらしくなってしまう状態が議員らを
腐らせる一因にはなっているのかなと思います。
Re: (スコア:0)
それを熱く語られてもねぇ・・・w
県議会議員ぐらいだったら権力もありそうですが、それ以下なんて、真面目にやっている人がいること自体驚きです。