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杉並区が住基ネットの賛否をwebアンケート」記事へのコメント

  • by jbeef (1278) on 2002年07月22日 4時26分 (#130383) 日記
    このシステムは、投票すると、郵便番号とメールアドレス、アクセス元IPアドレス、そして投票の内容が、杉並区役所ではなく、vote.co.jpに送信されるようになっている。しかし、その事実が一問質問箱 [tokyo.jp] およびそこに至るまでのページに説明されていない。

    vote.co.jpは投票システムの提供を専門にしているのだから、信用第一であるはずで、得られた個人情報が第三者に提供されることはないに違いないし、データの漏洩対策も杉並区役所よりは厳重なのだろうと個人的には感じる。だが、それを判断するのは杉並区役所ではなく、利用者なのだということを忘れてはならない。VOTEジャパン [vote.co.jp] によるサービスだということが明示されていれば、そのプライバシーポリシー [vote.co.jp] とセキュリティーステートメント [vote.co.jp] のページを見ることができるのだが、そもそも送信先がvote.co.jpとなっていることが、ある程度の専門知識のある利用者にしか判別できない。

    このシステムは、このページの右側 [tokyo.jp] 部分が、JavaScriptで<IFRAME>を生成することよってvote.co.jpのドメインに差し替えられるように作られている。画面にはそのURLは表示されないので、利用者は事前にそれがvote.co.jpの画面だということに気付けない。投票を実行した後でも気付けない。「集計結果を見る」のリンクをクリックした場合も、現れるウィンドウはアドレスバーが隠されており、URLを確認できない(タイトルに「Vote.co.jp」と表示されるが)。右クリックでプロパティを見るような用心深い人だけが気付くことができる。

    VOTEジャパンにしても、プライバシーポリシーとセキュリティステートメントは、直接の顧客だけに向けたものではなく、利用者にも向けたものだと意識しているならば、投票画面にもプライバシーポリシーとセキュリティステートメントのページへのリンクを設けて然るべきではないか。

    また、杉並区役所自身、この件についてのプライバシーポリシーを提示していない。「そんなもの示すまでもなく第三者に提供することはないし個人を特定できるような情報を集計しないのは当然」ということかもしれないが、その約束を明示して利用者に判断させるというインフォームドコンセントことこそが、近年のプライバシーに対する考え方なのだが。

身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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