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[北京 17日 ロイター] 中国の国営メディアによると、同国は、チベット自治区の騒乱に伴う「安全上の懸念」を理由に、チベットへの海外からの渡航を禁止した。チベットの首都ラサでは、14日の騒乱の再発を回避するため、軍が市内を封鎖している。 新華社は16日夜、チベット自治区が海外からの渡航申請受理を中止したと報じた。 新華社は、同地域の外交当局者の発言として「チベットに滞在している外国人観光客も数日以内に同地を離れるよう勧告する」と伝えた。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
はい、つながりません! (スコア:5, 参考になる)
jp.youtube.comにも、www.youtube.comにもアクセスできません。
Re:はい、つながりません! (スコア:5, 参考になる)
・jp.youtube.com、www.youtube.com ともにアクセス不可
・BBC は不可だが、CNN のチベット関連の記事へはアクセス可能(ただし猛烈に重い)
・ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 [tibethouse.jp]へは当然ながら不可
・Wikipedia は元もとアクセス出来ない
・ただしフレッシュアイ・ウィキペディアは、チベット関連の情報を含めて全てアクセス可能
・例の産経の福島記者の blog [iza.ne.jp]は現在のところアクセス可能
というところでした。
今朝、会社の中国人同僚と話してみても、もちろん事件は知っていますが、
「ラサで暴動が発生して軍が鎮圧、現在は平穏」という新華社の公式発表程度の
情報しか持っていないようです。
新聞も似たようなもので、今朝の「北京青年報」もほとんどが全人代の記事ばかりで、
チベット関連の記事はほんの小さな囲み記事の扱い。
該当記事を読んでみると「暴徒が派出所や政府機関、店舗、ガソリンスタンドなどを襲い、
学校にも火をつけた。数十台の警察や民間の自動車が破壊され、10 名の一般市民が死亡。
公安や武装警察も 12 名が重傷を負い、そのうち 2 名が生命の危機にさらされている。
国家と人民の財産が多大な損失を受けた」とあるだけで、もちろんチベット族側の死者数や
被害などには一切言及されていません。相変わらずがっちり情報統制しているという印象です。
ちなみに北京市内は今のところいつもの月曜日の朝と変わりありません。
ただし、これからはたしてどうなるのか。正直言って不安です。
Re:はい、つながりません! (スコア:3, 参考になる)
記事 [economist.com]を軽くまとめると、ラサでの状況は以下のようだった模様。
[14日]
暴動が発生。
夜の間に軍隊がチベット人地区を囲むようにして配備される。
[15日]
中国人商店の焼き討ちが続く。店のシャッターを壊している人々を目撃。
別の通りでは略奪品が燃やされ、火がごうごうと燃えていた。街の大きなモスクのある地域からは煙が立ちのぼっていた。
しかし、軍隊が姿を見せるにつれ、暴動は鎮静化。軍隊といっても主に予備軍の兵士からなる警察の鎮圧部隊のようだ。
始めはライフルで武装していない兵士に石を投げつけている人がいたが、催涙弾が撃たれるとすぐに退散した。
午後には、ライフルで武装した兵士が路地に散開。時々単発の発砲音がした。
住民は家の中にいるが、撃たれるのを避けるために屋上に避難する人もいる。
人が一杯の屋上をうろうろしている兵士もいる。特派員のいるホテルの屋上にも兵士が一人来て、欄干の下で屈んでいた一人のチベット人と二人の西欧人を怯えさせた。
夜のうちに、たくさんの住民が屋上へ避難した。回族がチベット人地区に報復をしかけるという噂が流れたのだ。
中には対抗するために石を準備している人もいた。しかし、軍隊が回族の地区を封鎖するという噂が広まり、緊張は静まった。
[16日]
体制側が通りを掌握した模様。ライフルを持った軍隊が裏路地をパトロールしている。銃声はまだ時々聞こえる。(単に警告のためか、それとも本当に人に向けて打っているのかは不明。)
特派員のいる区域はラサの中でも普段活気のある所なのだが、外に繰り出す勇気のある人はほとんどいない。
鎮圧が上手くいっていると自信を持ったのか、チベット渉外局の役人が二人、ホテルにやってきた。
彼らは必要なら帰国の便の用意に協力すると申し出た。しかし、ここから離れろとは命令しなかった。
今までのところ、この地域では、軍隊が比較的節度を持って警備しているように見える。
ロイター報(03/17) (スコア:1, 参考になる)
Re: (スコア:0)
> チベット関連の記事はほんの小さな囲み記事の扱い。
ガザを報道しない日本と似たようなもんですね。
Re:はい、つながりません! (スコア:1)
さすがに中国の報道機関が「国内の」死者を多数出した争乱を大きく取り扱わないのは、
常軌を逸していると思いますよ。
ガザの件も、イスラエル、パレスチナ、レバノン、シリアの新聞は大きく扱っているとおもいますよ。
もちろん、近隣諸国である、サウジなどでも大きく報道されているでしょう。
Re: (スコア:0)