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USB memory を使うなと言うが…」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2008年03月29日 22時29分 (#1321614)
    1つは紛失による情報漏洩。
    もう一つはUSBメモリなどを利用した情報盗難。

    AさんのUSBメモリを使って他の誰かがそれに何らかの情報をコピーして持ち出すというケースも考えられるので、大きなものに付けて無くしづらくすればよいというだけでもない。

    これらを複合して考え、USBメモリを使う事自体がリスクと見做されるようになったんですよ。
    だから今言われているのは、使うなら暗号化して使えと言われているはずですが。
    そういわれていないなら、セキュリティ担当者の意識が甘いんです。
    • もう一つはUSBメモリなどを利用した情報盗難。
      これは「社員がUSBメモリを持っていなくても」発生します。小さくて持ち運びのしやすいUSBメモリは、ちょろっと持ってきてちょっと挿して使うのなんて簡単ですから。

      使うなら暗号化して使え
      主語が不明瞭ですね。『何を』暗号化するんですか??

      データの暗号化ならUSBメモリにそんな機能はありません。いやまじで。あれはアクセスをブロックする機能しかない。外部からの侵入者が情報盗難に使うのであれば、暗号化機能を切ったUSBメモリを使えばいいのであてになりません。

      一方で、輸送時にファイルを暗号化しておいたほうが良い、と言うのはそれはその通り。でも私に言わせればそれは「メールでお客様に送るときは暗号化してから送りましょう」と言うのと一緒。メディアに関係なくファイルを公共の場を経由させる場合は、暗号化させましょうと言っているのに過ぎず、それはUSBメモリの利用の有無とは関係ない。

      .

      USBメモリ側から情報を盗むには、持ち主が一度USBメモリを失わなくてはいけません。そもそもその段階で問題なので、これに対する対策は「失わないようにする」方が早い。

      .

      以上のように、USBメモリを利用した情報盗難を回避するためにUSBメモリを使うな、というのは短絡的過ぎるわけです。

      .

      これは拳銃の取締りと一緒。

      日本のような島国は流通を殆ど全て確認できますが、大陸と言われる土地にある国同士の場合流通を完全に把握する事はできません。

      例えばアメリカのような大きくて、隣国との国境も膨大、かつ隣国は拳銃OKな国がある場合、単純に拳銃を取締まろうとしても正直者は拳銃を持たず、犯罪者だけが銃を持つ…という状態に陥るだけです。
      --
      fjの教祖様
      親コメント

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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