NT4 の方が安定しているというのは「出来の悪いドライバを踏まなかった」ためで、NT4 の方が重いというのは「描画周りでメリットを享受するような使い方をしなかった」為じゃないですか。当時でも ATI のドライバ品質が悪いというのは言われていたものですが。
Vista では GPU のドライバをユーザ空間に戻しました。(構成的に NT 3.51 時代への回帰) この結果、GPU のドライバがこけた場合でも粛々とドライバをリセット→ドライバを再スタートすることでシステムもアプリも落とさずに処理を継続することが可能になっています。(システム全体の安定性の向上)
こうした変化があったため XP と比べると大幅にドライバの作りが変わり、ベンダが慣れていない Vista リリース前後のドライバ品質は惨憺たるものでした。実にクラッシュ報告の 5 割弱を Intel/ATI/NVIDIA で占める程に。(NVIDIA だけで 3 割程度、ATI が 9% の Intel が 8% だったかな?) ここで言うクラッシュ報告は XP にもあるクラッシュダンプレポート機能なので、青画面になるクラッシュ、ならないクラッシュが共に含まれます。この比率は最近 (Vista Capable PC 訴訟回りの) ニュースで出ていたはず。
実際、前のコメントにも「Vista の方が速い」なんてのは一言も言ってませんね。安定性を犠牲にして速度を稼いでるのは NT4 ~ XP なのだから、XP の方が速くて当たり前でしょう。GDI 回りでハードウェア支援が得られなくなったりしているのだし、Vista の方が速くなる場面なんてかなり限られて当たり前の事だと思います。
Vista が不安定ってのは、「XP が不安定/遅い」ってのと同じレベルで PC や環境に強く依存する話だとしか感じられません。
アプリがよく落ちるとかであれば、単にアプリ側が Vista に対してまともに対応していない可能性が高いですし、アプリが null pointer exception とかで落ちる理由を OS に求めるのは変。青画面が出るっていう話であれば私が使っていた環境では 1 年以上利用していても「nPro とか使ってる作りが悪いクソアプリを Vista 発売前に起動した時」しか見たことない程度の、非常に低い確率でしか出たことがありません。
これはアプリ互換性の話であって、OS 自体の安定性についての表現ではないですね。アプリの互換性について言いたいなら「安定性が劣っている」とは書かず「互換性が低い」と書きませんか、普通。GCC のメジャーバージョンが上がって C++ 回りの ABI が壊れたため、古いアプリがクラッシュするのを「新しいバージョンの Linux は不安定だ」なんていう人がいますか?
OS 自体の安定性と OS 上で動かすアプリの安定性や互換性の話の区別はしてほしいところです。
また、XP SP2 より前には DEP がなく、XP SP2/Vista では DEP が有効になっている点から、古いアプリをそのまま使って DEP に引っ掛かって強制終了というオチもあったりしますが、これは OS が不安定? 互換性が低い? アプリがゴミ?
Microsoft Office ですら不安定とのことですが、Office 2007 自体 SP1 を適用するまで XP/Vista 問わず落ちまくるのですが (特に Word 2007 でスタイル適用時)、どのバージョンの Office の事を言っているのでしょうか?
少なくとも Vista に正式に対応しているのは 2003/2007 のみであり、2003/2007 を 1 年ちょっと共存させて使った感じでは、XP/Vista でのクラッシュ率に有意な差は感じられませんでしたが。
メディアプレーヤーは Windows Media Player でしょうか? それだと XP と Vista の双方で「WMP11 で」差を比較しないと「Vista の方が安定しない」というのはやや無理があるかと思います。WMP11 がクラッシュしやすい、であれば同意です。codec 回りの扱いが腐ってるとしか思えない。
そして、Vista 自体に関しては一年使って OS 起因のクラッシュ (青画面) は一度もありません。そういう人も少なくないからこそ「メモリが悪いんじゃ?」「ドライバがやばいんじゃ?」とか言われるのだと思います。少なくとも「OS 自体の安定性が悪い」とは感じられません。
XP だと青画面を何度も見てるのですが、一番怪しかったのはカノープスのキャプチャカードを入れていたマシンでしょうか。リモートデスクトップ接続しに行くと「オフにしていても」強制青画面とか、中々激しかったです。このカードのドライバを入れないとリモートデスクトップ接続できてましたしね。
Office IME 2007 だと、Outlook のアドレス帳などを辞書として参照する機能があったと思います。これをオフにしないと、Outlook のアドレス帳を使っていない人は致命的に待たされて使い物にならないくらい遅くなる、というのがどこかにあったかと。
この辺りの機能で Outlook を入れていないためにこの辺りで問題が起きていた、とかいう可能性は考えられそうですね。
ただ、これとは無関係に Office IME 2007 は 2007 年夏頃まで「使っているといつの間にか漢字変換できなくなる」バグがあり (夏に修正プログラム公開 - しかし SP1 まで Microsoft Update には出ていない) まともに使えないため、ある程度使う人ほど Microsoft IME に切り替えて使う→ Office IME 2007 起因のクラッシュバグを自然に回避していた、というのはありそうです。
Linuxに任せとけよ (スコア:2, 興味深い)
それでもWindowsには最新ハードを活かせる最新OSに全力を尽くして廉価PCは無視してもらいたい
というかXPのサポートに割くリソースをVista安定化やWindows7へ回せ
Re:Linuxに任せとけよ (スコア:2, すばらしい洞察)
いやいや、VistaなんかやめてXPのサポートに。
XPでまだまだやるべき事があるはず。
VistaをXPの後継に位置づけるのは無理かもしれません。
95/98系とNT系が共存していたように、NT系とVista系を共存させれば良いのでは。
Re:Linuxに任せとけよ (スコア:2, 興味深い)
Re: (スコア:0)
Re:Linuxに任せとけよ (スコア:5, 参考になる)
最低限になるように工夫されているよ。XP版ではその点の考慮はされていないから、
そのうちSSDのヘタリ問題が顕在化するんじゃないかな。
Re:Linuxに任せとけよ (スコア:1)
やらないんであれば、メーカーにXp Embedded入れさせて出した方が良かったりして。
Re:Linuxに任せとけよ (スコア:5, 興味深い)
(あえて変なところで切らせてもらうけど)
その言い方は実は微妙に罠です。
というのは、Linuxでは「ファイルシステムを」最適化するんじゃなく、
より最適なアーキテクチャのファイルシステム「に交換」することで
目的を果たせる(恐らく)からです。
HDDで使うならHDDに向いたFS。
FlashならFlashに向いたFS。
色々組み合わせれる。
既存実装も色々有る(し、もちろん新しいアイデアが出れば作ればいい)
対して、個人的に不思議でならないのが、
Windows系OSが「対応」するFilesystemの種類の少なさ。
乱暴にいってFAT系とNTFS系だけかよ、という。
しかも両者は内部構造だけじゃなく対外的Interfaceも全然違うから、
交換可能ですらない。
なんでそんな経営(?)判断をしちゃったのか?を想像するのは又の機会として、
いずれにせよMSから見れば、
LinuxとかのFSの選択肢の多さ(最適化のしやすさ)は、
ちょっとした脅威に映ってるんじゃないか?と思います。
「ファイルシステムはxxx最適化ができる」という言い方は、
ヤリカタはそれしかないかのように人々を誘導する言い回しに
なってしまう恐れがあります。
実際はLinuxではもっとエレガントな回答、
つまり「その」FSを最適化するんじゃなく、別なのに交換する、
をしてるのに、それが視界から外れてしまう。
MS的にはそこを狙ってるんじゃないのかなあ?
Re: (スコア:0)
>乱暴にいってFAT系とNTFS系だけかよ、という。
光メディア系も入れてあげてください。
ISO9660とかUDF。
あと、Windowsは殿様なので、サードパーティが対応するドライバを書いてくれる。
逆にMicrosoftが標準搭載すると独占禁止法やらでうるさい(かつ需要は少ない)のでスルーしているのだろう。
Re:Linuxに任せとけよ (スコア:1, 興味深い)
それは他のOSからもアクセスできるし、そもそも外様。
そういえばext[234…]をWindowsからアクセスするドライバって
有りましたっけ??
…あ。今は有るのか。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070130/260017/ [nikkeibp.co.jp]
>サードパーティが対応するドライバを書いてくれる。
ドライバ(振る舞い)のほうはどうでもいいんです。
問題はファイルシステム(データ構造)です。
同一のデータ構造に対して複数のドライバ実装は有り得ます。
(しかもFREEの実装だって有り得ます。ライセンス的に縛られてなければですが)
しかしドライバに対して複数のデータ構造が存在できるわけではないです。
結局、周囲に恩恵が広がりやすいのはファイルシステムのほう(が存在すること)。
そしてプロプラかフリーかという問題がある。
特定一社が提供してて「その顧客しか使ってない」ようなファイルシステムなんて、
存在してても世間の大多数の人々には無縁でしょう。
(すみません。ワタシもそもそも見たことが無いもんで…)
ここで比較に出してるLinuxの各種FSは、
契約や金という面での導入障壁が基本的に無いし、
導入作業を肩代わりしてくれる人々(=Distroおよびオンラインインストールシステム)
が既に幾つも有るので、
恩恵の広さという意味では段違いです。
>逆にMicrosoftが標準搭載すると独占禁止法やらでうるさい
自由ソフトウェア万歳。
本家マージどころか、使いやすいパッケージ管理システムで入れるも外すも自由自在なのは、結局はソフト(の大多数)が自由ソフトウェアであるおかげですね。「自由」は現実の利便性をもたらしてるわけだ。
(逆に、自由ソフトに独禁法みたいな枠が科せられるという未来を想像してゾっとしてしまった)
それに、独禁法だとしても、
事実上1種類(NTFS)しか対応FSが用意されてないのは
幾らなんでも奇異に感じます。
特に昨今のFlash系媒体の伸びに対して、
フォロー(をできるFS)が全く無いってのは奇異。
今は外部媒体はFAT系で食い繋いでますが、
おかげで容量の壁がアレなことになってます。
しかも業界全体を巻き込んで。
Re: (スコア:0)
> フォロー(をできるFS)が全く無いってのは奇異。
参考までに、FAT/NTFSしかファイルシステムの選択肢が無いことによる、ユーザに対する
具体的な弊害を教えていただけますでしょうか(特にNTFS)。
上のほうで書いてある
> 特定一社が提供してて「その顧客しか使ってない」ようなファイルシステムなんて、
> 存在してても世間の大多数の人々には無縁でしょう。
という事情は、逆に
「大多数を占めるWindowsで(標準機能では)使えないようなファイルシステムなんて
存在していても大多数の人々には無縁」
というのが実情で
Re: (スコア:0)
確かにそうなんですが、
その層「も」頑張る一方で、
他の層「も」頑張っても良いんですよ。
そういえば、PocketBSDで、
それこそFlashを持たせるため+省電力のために、
ファイルへのアクセス時刻(書き込み時刻じゃなくてね)を
記録しない、という設定をしとくといいぞという話があった。
書き込むべきもの自体を減らしてしまえってことです。
当然ですが、Flashドライバ「だけ」が頑張るよりは、
両方が頑張るほうが効果は増します。
これは簡単な設定の話でしかないけど、
もうちょっと大げさなチューニングになると、
ソースからForkするほうが良い場合もあるでしょう。
そして、
「どの層でも」そういうチューニングをおこなうことが出来て、
しかも実際にチューニング済みなものの選択肢も(現実に)多いのが、
自由OSの現状です。
Re: (スコア:0)
Windowsのシステム自体がNTFSに特化しているため、Windows上で使用する限りは「具体的な弊害」がありません。むしろ具体的な弊害が出たらMS自身がNTFSの仕様自体を変更しています(NT4→2000)
最も大きな問題は、全く特性の違うデバイス(SSD)に対応するのに、HDDの特性に最適化されたファイルシステムでは最適化に無理がある
Re: (スコア:0)
それこそ Linuxなら楽勝なわけですが、EFSを読まねばならないのでどーにも…。
個人的に Windows が NTFS/FAT/UDF のみ対応で不満は無いんですが、
マウントするともれなく書き込みがついてくるというのは不便で仕方が無いです。
Re: (スコア:0)
Flashメモリの場合、セルの劣化を防ぐための工夫だけでなく、書き込みの頻度低減や
書き込みの特性を意識した制御のために、上位層のファイルシステムにも工夫を施したい
のですね。勉強になりました。
この辺りの工夫がされて、特にWindowsの起動Diskへのアクセスが速くなると、
個人的にはうれしいです。
仕事では主にNotePCを使っているので特に。
Re:Linuxに任せとけよ (スコア:1)
足りないなら、また何か作ればいいだけじゃない。
fjの教祖様
Re:Linuxに任せとけよ (スコア:1)
NT 3.51 → Vista 系と NT4 → 2000 → XP 系の方がしっくりきますね。
どっちを NT 系と置くかで意見が分かれそうですが、Vista の方が NT 系って感じがします。速度のために安定性を犠牲にした NT 4 ~ XP を "NT 系" と呼ぶのはどうかなぁ、という点で。
Re: (スコア:0)
リアルに茶吹いたwwwwww
vistaは速度(dx9対応でない普通のビジネスモデルpcを想定)
も安定性もNT4、2000、XPに劣ってますが。
NT4、NT3.51比べてもNT4の方が安定してるしNT4のほうが重い。
あーーー腹よじれるわ。
Re:Linuxに任せとけよ (スコア:1)
あぁ、普通にわかってないのですね。
NT3.51 → NT4 では Win32k サブシステム (描画周り) をユーザ空間からカーネル空間に移し、DirectX を搭載した場合のパフォーマンスを稼いでいます。NT 3.51 の構成のままでは十分な描画性能を出せなかったので。
この結果、ドライバの出来によって簡単にこけるシステム構成を抱えることになり、GPU のドライバがこけるとそのままカーネルレベルで死ぬ結果となり、NT4 は安定性の低下を酷評されています。
NT4 の方が安定しているというのは「出来の悪いドライバを踏まなかった」ためで、NT4 の方が重いというのは「描画周りでメリットを享受するような使い方をしなかった」為じゃないですか。当時でも ATI のドライバ品質が悪いというのは言われていたものですが。
Vista では GPU のドライバをユーザ空間に戻しました。(構成的に NT 3.51 時代への回帰) この結果、GPU のドライバがこけた場合でも粛々とドライバをリセット→ドライバを再スタートすることでシステムもアプリも落とさずに処理を継続することが可能になっています。(システム全体の安定性の向上)
こうした変化があったため XP と比べると大幅にドライバの作りが変わり、ベンダが慣れていない Vista リリース前後のドライバ品質は惨憺たるものでした。実にクラッシュ報告の 5 割弱を Intel/ATI/NVIDIA で占める程に。(NVIDIA だけで 3 割程度、ATI が 9% の Intel が 8% だったかな?) ここで言うクラッシュ報告は XP にもあるクラッシュダンプレポート機能なので、青画面になるクラッシュ、ならないクラッシュが共に含まれます。この比率は最近 (Vista Capable PC 訴訟回りの) ニュースで出ていたはず。
こういう事をしていれば、当然描画処理の段階でコンテキストスイッチが大量に増加するのは当たり前で、単純に「描画処理を GPU に投げるようになったから速くなってる」とか言い出すのはかなり微妙な話です。
実際、前のコメントにも「Vista の方が速い」なんてのは一言も言ってませんね。安定性を犠牲にして速度を稼いでるのは NT4 ~ XP なのだから、XP の方が速くて当たり前でしょう。GDI 回りでハードウェア支援が得られなくなったりしているのだし、Vista の方が速くなる場面なんてかなり限られて当たり前の事だと思います。
Vista が不安定ってのは、「XP が不安定/遅い」ってのと同じレベルで PC や環境に強く依存する話だとしか感じられません。
アプリがよく落ちるとかであれば、単にアプリ側が Vista に対してまともに対応していない可能性が高いですし、アプリが null pointer exception とかで落ちる理由を OS に求めるのは変。青画面が出るっていう話であれば私が使っていた環境では 1 年以上利用していても「nPro とか使ってる作りが悪いクソアプリを Vista 発売前に起動した時」しか見たことない程度の、非常に低い確率でしか出たことがありません。
Re: (スコア:0)
>単にアプリ側が Vista に対してまともに対応していない可能性が高いですしー>
意訳:vistaが安定しているのはできの悪いアプリを踏まなかったため
自分の論理の理由付けぐらいまともにやれば?
結局いろいろ書いていても、同じ事書いてるだけ。
同じ内容でNTは否定、vistaは肯定に使ってる。
論理になってないよ。
それじゃ社員乙としかいえないよ?
実際にdirectXなんぞ使わないようなオフィス(アプリでなく)用途では
vistaはこけまくり、nt4、2000、xpではvistaより安定して使えているのは事実なんだか
Re:Linuxに任せとけよ (スコア:1)
これはどう見ても OS 自体の安定性や速度に関する表現ですね。
これはアプリ互換性の話であって、OS 自体の安定性についての表現ではないですね。アプリの互換性について言いたいなら「安定性が劣っている」とは書かず「互換性が低い」と書きませんか、普通。GCC のメジャーバージョンが上がって C++ 回りの ABI が壊れたため、古いアプリがクラッシュするのを「新しいバージョンの Linux は不安定だ」なんていう人がいますか?
OS 自体の安定性と OS 上で動かすアプリの安定性や互換性の話の区別はしてほしいところです。
また、XP SP2 より前には DEP がなく、XP SP2/Vista では DEP が有効になっている点から、古いアプリをそのまま使って DEP に引っ掛かって強制終了というオチもあったりしますが、これは OS が不安定? 互換性が低い? アプリがゴミ?
Microsoft Office ですら不安定とのことですが、Office 2007 自体 SP1 を適用するまで XP/Vista 問わず落ちまくるのですが (特に Word 2007 でスタイル適用時)、どのバージョンの Office の事を言っているのでしょうか?
少なくとも Vista に正式に対応しているのは 2003/2007 のみであり、2003/2007 を 1 年ちょっと共存させて使った感じでは、XP/Vista でのクラッシュ率に有意な差は感じられませんでしたが。
それと、null pointer exception は単なる例ではありますが、それでもクラッシュ報告の詳細を見ると null pointer exception で落ちているアプリは少なくないですよ。
あらゆる面で Vista の方がいいとかいう気は全くないのですが (VfW 必須とか、AVI 破壊バグとかねぇ……)、雨が降ったのも Vista のせいなんてレベルばっかりでうんざりするのですよ。
そんなレベルだったら確かにそうですが、そんなレベルで落ちるようになったアプリなんて見たことないですね。
Vista だとアプリが安定しないとの事ですが、具体的にどんなアプリがよくクラッシュするのでしょうか?
Re: (スコア:0)
firefox
メディアプレーヤー
自身はvistaは導入してません。
xpで一年使って特に落ちることはなし。一件フリーズしたかの様に固まる
(実は何かの処理で重いだけ)はよくありますが。
友人のpc(vista)を借りて作業しようとしたとき落ちまくりました。
その後、会社で別のvistaを使う機会があり、以下同文。
二度とvistaに触る気はありません。
ディスプレイドライバのつくりが悪くて落ちるのもあるんでしょうが、
それをさせない(悪い作り方をさせない。そもそもそういうことがあってもアプリには影響させない)
Re:Linuxに任せとけよ (スコア:1)
Microsoft Office 2003 は前述の通り、クラッシュ頻度に関して XP と Vista の間で有意な差を感じられるほど Vista 上でクラッシュしたことは無かったですね。
Firefox は使っていないのですが、同じ Mozilla.org で共通コードをベースにしている SeaMonkey ではクラッシュは見たことがありません。全くアドオン系を入れていないので、その差もあるかもしれません。
メディアプレーヤーは Windows Media Player でしょうか? それだと XP と Vista の双方で「WMP11 で」差を比較しないと「Vista の方が安定しない」というのはやや無理があるかと思います。WMP11 がクラッシュしやすい、であれば同意です。codec 回りの扱いが腐ってるとしか思えない。
そして、Vista 自体に関しては一年使って OS 起因のクラッシュ (青画面) は一度もありません。そういう人も少なくないからこそ「メモリが悪いんじゃ?」「ドライバがやばいんじゃ?」とか言われるのだと思います。少なくとも「OS 自体の安定性が悪い」とは感じられません。
XP だと青画面を何度も見てるのですが、一番怪しかったのはカノープスのキャプチャカードを入れていたマシンでしょうか。リモートデスクトップ接続しに行くと「オフにしていても」強制青画面とか、中々激しかったです。このカードのドライバを入れないとリモートデスクトップ接続できてましたしね。
その辺りで Vista はさらに一歩進めたけど、まだ足りていないってところじゃないでしょうか。OS を巻き込んでクラッシュするパターンの多い (多機能化して複雑になった) GPU 用ドライバを起因とする OS クラッシュが無くなるだけでも、結構大きいとは思います。
前のコメントに書いた nProtect 採用アプリ (まぁ、当時の Ragnarok Online なのですが) がアプリ起動→ OS ごと巻き込んでクラッシュ、というのはアプリ起因で青画面を起こしているので、それを許してしまう余地がまだまだ存在するということでしょうから。(そして Vista ではこれ以外に青画面を見たことがない)
この部分は「リコンパイルなしに正常動作していたバイナリをそのまま使う」事を意図して書いています。ですから「もともと”正しく動いていたバイナリ”の話」ですね。
# Linux としては glibc も GCC も、distro 的に「OS の一部」ですよね?
本質的な解とか話としてはそうなりますし、GCC 自体の問題だというのは分かってもらえると思いますが、それを OS の問題にすり替えるのも変な話です。
また、GCC (というか g++) はバージョンが上がることで「ソースが元のままだと build できない場合がある」というのはちょこちょこある話だったりするのです。base::static_method と書かなければいけないところを inherit::static_method と書いていて、より厳密に文法を解釈するようになったため、コンパイルが通らなくなった vic とか。
こうした状況で一番の正解は「新しいバージョンの GCC で通るようにソースを修正してコンパイルする」です。これって「Vista 対応のバイナリを用意する」と何が違うのでしょうか? 本質は一緒じゃないでしょうか。
Re: (スコア:0)
osだけを何百時間も起動しっぱなしで比べるとかは別として、
ユーザーはアプリをos上で使い、その上での安定性が問題なんですから。
で、
># Linux としては glibc も GCC も、distro 的に「OS の一部」ですよね?
違います。
linuxとしてはカーネル部分だけがlinuxです。あくまでも。
他はdistroとして選択している部分に過ぎません。
それをosの一部というなら”ウィンドウズメディアプレーヤーもOSの一部”になってしまいます。
私はGCCがらみがosの一部として話なんか一度もしてません。
それはあなただけです。
言っておき
Re:Linuxに任せとけよ (スコア:1)
厳密な意味での "Linux" としてはそうですね。じゃあ Mac OS X に置き換えて読んでください。*BSD でもいいです。どちらも OS の一部として出荷していますので。
昔の MS なら、これは押し通したでしょうね。(笑) 現状は分割可能なモジュールになってますが。(XP N Edition)
時期もあるのかもしれません。互換性 DB などが更新されたり、WMP だと修正プログラムが出たりしていますので。また、「友人」や「会社」のマシンが適切に (OS/アプリの) アップデートが行われていたのか、という点もあるでしょう。会社環境で、出た直後の全修正プログラムを適用しているか、というのは微妙な場合もありますし。
正直、それほどクラッシュする事例を見たことも聞いたこともない (周囲の Vista ユーザは SeaMonkey より Firefox を使ってるはずですが、クラッシュしまくるという話は聞いたことがない) ため、「そんな場合もあるんだ」という程度の印象です。
これで思い出したのですが、UAC をオフにしている環境だったりはしないでしょうか。UAC がオフだと不安定な場合があるという情報は見たことがあります。
もちろんそうです。しかし、OS 側で提供している機能を正しく使っていないことで落ちるアプリの方がほとんどである (これはドライバも含む) 点も見落とせません。
例えば、Vista では C:\ProgramData 以下は「一般ユーザはまず読み込み権限がない」フォルダになっています。これらのフォルダへアクセスした際に落ちるアプリは結構ありますが、これらは権限がないフォルダへのアクセス時に発生するエラーを全くハンドリングしていないために落ちます。
XP 以前でも管理者権限で使ってない場合には、こうしたフォルダにアクセスすると落ちたりしていたのですが、管理者権限のまま利用するユーザが大半を占めていたがために顕在化していなかっただけでしかありません。
こういうのは「互換性が低い」と言えるものでしょうか。元々「管理者権限がないと正しく扱う事ができなかった」アプリなんてものが Vista 前は大量に溢れています。ですから、Vista でも管理者権限で動作させると正常動作するアプリなんてのが大量にある訳で。
悪い例としては、前のコメントに書いた Ragnarok Online はユーザ固有の設定をレジストリの HKLM (HKEY_LOCAL_MACHINE) 以下に書き込みます。ユーザ個別の情報である筈にも関わらず、マシン全体に適用される HKLM 以下に保存します。当然ながらここは管理者権限がないと操作できない領域で、2000/XP であっても管理者権限を持っていないと正常に動作しません。
こんな「一般ユーザ向けアプリ」なんてものが大量に溢れているのが現状で、一般ユーザ権限を普段から強制するようになった結果動作しなくなった、なんてものは「互換性が低い」うちには入らないと思うのですよね。
Office 2003、Firefox、WMP 辺りはさすがにこういったパターンには含まれないと思いますが。
Re: (スコア:0)
ここで出ている件が同じ原因かどうかはわかりませんが、Vista のリリース直後は、Office IME 2007 がよく問題を起こしてました。何かのタイミングで、Vista に標準で入っていないライブラリを呼びに行ってアプリを巻き込んで落ちるという症状だったと思います(1年前のことなので記憶がちょっとあやしい)。入力を
Re:Linuxに任せとけよ (スコア:1)
Office IME 2007 だと、Outlook のアドレス帳などを辞書として参照する機能があったと思います。これをオフにしないと、Outlook のアドレス帳を使っていない人は致命的に待たされて使い物にならないくらい遅くなる、というのがどこかにあったかと。
この辺りの機能で Outlook を入れていないためにこの辺りで問題が起きていた、とかいう可能性は考えられそうですね。
ただ、これとは無関係に Office IME 2007 は 2007 年夏頃まで「使っているといつの間にか漢字変換できなくなる」バグがあり (夏に修正プログラム公開 - しかし SP1 まで Microsoft Update には出ていない) まともに使えないため、ある程度使う人ほど Microsoft IME に切り替えて使う→ Office IME 2007 起因のクラッシュバグを自然に回避していた、というのはありそうです。
なんという鬼子扱い (スコア:0)
ちょっww
危うく茶を吹きそうになったじゃないか
Re:なんという鬼子扱い (スコア:2, 興味深い)
「9x系」「NT系」に加えて「Vista系」と言ってもいいんじゃないかと。
個人的には、互換性がどうしようもないならVista系は64bitに特化しろ、とは思います。
VirtualPCと、過去の32bit Windows OSを1個ゲストインストールする権利を付けて。
Re: (スコア:0)