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はじめから買い取ってもらって大金ゲットする為に起業するなんて……
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なんというか本来あるべき姿のような (スコア:1, 興味深い)
そんなはじめから買い取ってもらって大金ゲットする為に起業するなんて……と思っちゃうのはオールドタイプな証拠でしょうかね。小さい頃は周りが町工場の職人ばかりがいた所に育ったせいかな、人情あっての会社っていうのがあって、くだんの話にあるような世界の話をきくと、日本はこうあって欲しくないなと思っちゃうよ。
Re:なんというか本来あるべき姿のような (スコア:1)
最初から人間の種類が違う。「山師」の 3/1000 が大成功するとして、成功者が
大企業の経営に向いているとは限らない。だから勢い分業することになるわけです。
堅い会社でも「山師」は必要 (スコア:3, すばらしい洞察)
そういう意味で住友金属鉱山は日本でも「山師」をもっとも必要とする会社の一つではないかと思われます。
親コメントの「山師」は鉱山技師を意味していないのでしょうが, 「堅い会社」の多くは,10年,20年,100年先の収益源を探す必要があると考え,「山師」を雇っています。 多くの会社で「山師」には「研究者」という肩書きがついていて,研究所にいるので彼らの存在は一見目立ちません。
「山師」を雇っていない「堅い会社」は,次の収益源になるかもしれない会社を買収すればいいと考えていて,それがベンチャーを買う側から見た「出口戦略」ではないでしょうか。
そういう意味で「山師」を内部に持つか外部から買ってくるかの差はあれ,「堅い会社」でも「山師」は必要と考えられているように思われます。
Re:堅い会社でも「山師」は必要 (スコア:1)
いずれにせよ、ハイリスクハイリターンな職業を端的に言い表す言葉ですが、大企業の中では
そういう人をうまく処遇できているとは言えません。どうやら、良いネタを持っている人は
どんどん起業して、そのうち 3/1000 が成功したら大企業が買い取るというシリコンバレー
方式が押しまくっているように見えます。
日本では、企業内で新技術に挑戦した成功例の一番手が中村修二さんですからねえ。どう見ても
適正なリターンを得られるようには思えないでしょう。
Re: (スコア:0)
られるので、真っ当な山師(!?)は戦前から社内的には「技師」「技師長」、対外的
には「鉱山技師」と呼称されるようになりました。
会社の人を捕まえて「山師」とか呼んじゃあダメですよ。
優良鉱山が莫大な富をもたらしてくれるのはいまも昔も変わらない。
しかし、事前探査の結果がいくら良くても、地下資源は実際に掘ってみなければ
当たりかどうかは判らない。
鉱脈があるかどうかと、それが商業的にペイするかどうかは別次元の話なので、
うまい話はそうそうあるものではない。
鉱山の新規開発には大変大きなリスクを伴います。
Re:なんというか本来あるべき姿のような (スコア:1, すばらしい洞察)
|| そんなはじめから買い取ってもらって大金ゲットする為に起業するなんて……と思っちゃうのはオールドタイプな証拠でしょうかね。
自身のオリジナルな新技術に依存した中小企業の場合,新技術の開発・実用化に至るまでのプロセスに成功すれば
会社は売却して製品化・量産は既存企業(大企業)に任せる~というやり方もありです。
(単一の技術しかないのに,自力で大きく成長しようと考える方が甘い)
というわけで,会社(と技術)を売っぱらったあとは別の分野に転進して新たな研究開発を手がけるのもよし,
大儲け出来たのならベンチャーを支援する投資家になるのもよし~というわけです。
それでどんどん新しい技術・ビジネスが生まれてみんながハッピーになれるのならばそのようなやり方が優れていると言えるし,
それが出来ない日本は劣っているのです。
Re: (スコア:0)
起業家が起業するのは、大金をゲットするためだけという見方は、非常に悲しいですね。
こういう偏見は、日本からまともなベンチャーが出てこない一つの原因ではないかと考えています。
ベンチャービジネスは、リスクを伴います。働く従業員達にもリスクに見合った報酬を支払うことができなければ、人も集まらず会社を作ることさえできません。億単位の利益を得られる可能性があるからこそ、名もないベンチャーに人が集まるわけです。
私は、日本みたいにアメリカの技術をパクっただけの会社しかない国であって欲しくないと思いますし、日本からも世界で通用する技術ベンチャーが出てきて欲しいと思います。