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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
腸と鼻 (スコア:2, 参考になる)
Re: (スコア:5, 興味深い)
いや、その「だけ」っていうことの方がよくわからんのですけどね。
一応、「鼻炎」というか、花粉症(その他、アトピー性皮膚炎とかのI型アレルギー全般を含む)に関しては、その根治療法につながることが期待されてる「Thバランス仮説」ってのがありまして。
そもそも花粉症などのアレルギー(I型アレルギーと分類される)がなぜ起きるのか、というと、花粉に含まれる何らかのタンパク質に対する抗体が血中にたくさん増えるから、です。この抗体は、そのタンパク質と結合す
Re: (スコア:1, 興味深い)
私がy_tambeさんの引用部で言いたかったのは、花粉症の症状軽減策として、休養したり運動したりと、健康的な生活を送ることが言われていて、一方で善玉菌は体を健康にするのだから、善玉菌を採る→健康になる→花粉症緩和であって、善玉菌を採る→花粉症緩和ではないのではないか、つまり、善玉菌が花粉症の特効薬なのではなく、(これまでいわれている通り)善玉菌を採ることを含めた「健康的な生活を送ること」こそが花粉症対策に繋がる、というのがこの研究でわかったことなんではないのか、ということです。
で、引用部の前文と関わる
腸よ鼻よと(Re:腸と鼻 (スコア:2, 興味深い)
Th1/2細胞は、そもそも血中のリンパ球(Tリンパ球)の一種です。ヘルパーT細胞、あるいはしばしば「免疫の司令塔」なんて喩えられることもあります。ヘルパーT細胞が産生するサイトカインが、免疫系の全体を左右すると言ってもいい存在なので、その作用はもちろん鼻を含めた全身に及びます。
#ただまぁ、だからといって「体が軽くなった!」とか「朝からしゃきっとする!」などのような、「健康情報番組」的な意味での
#「体全体のバランスを良くして……」なんていう、ものではありませんが
花粉症に伴うアレルギー性の鼻炎も、上で説明したように、鼻から侵入した花粉(アレルゲン)が、鼻の粘膜のところに来たマスト細胞上のIgEと結合して、そこからケミカルメディエーターが放出されることによって起きると考えられてます。なので、血清中の花粉特異的IgEの量自体が減少すれば、その反応も和らぐ、ということになります。
問題はむしろ「腸から血中」、つまり「消化管の中(=体『外』に当たる)にある抗原が、ちゃんと血液中のT細胞などに認識できるようになるのか?」というところなんですけど、そこらへんを効率よくつなぐシステムとして、上で述べたような腸管免疫のシステムが注目されている、というわけです。
#サブジェクトに意味はない