アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
安全な燃料電池としてなら価値があるかも? (スコア:1)
どうもgigazineとかの関連記事を読む限り、ここが触媒反応なのではなく、酸化反応なのではないかという感じですね。とすれば、実態は単なる水素燃料電池ですね。
燃料電池はメタノールのような危険物質を使わなければならないという問題がありますが、この触媒を使うことで安全に持ち運べるなら、画期的とまでは言わなくてもそれなりに使いでのある技術である可能性もあるんでは?
#しかし、なんでまた永久機関みたいなうさんくさい宣伝の仕方をするかなぁ……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
価値ないよ (スコア:1)
水から水素を取り出すには相応のエネルギーを供給する必要があり、エネルギーを消費せずに触媒だけで分解できたらどう見ても熱力学の法則を打ち破って永久機関を作っていることになります。
自動車は電源コードを引きずりながら移動したり、電車のように架線から給電はできないですよね。これは言い換えると「自動車には持ち運び可能なエネルギー源が必要」ということです。
そして持ち運び可能なエネルギー源の代表的なものがガソリンや軽油、そして今はその代替品としてバッテリーやアルコール、水素などが研究されているわけです。
それに対して水は持ち運び可能なエネルギー源ではありません。なぜなら水から水素を取り出すには水素を反応して得られる以上のエネルギーが必要だから。
これがあらかじめ水素を取り出しておいてその水素を持ち運ぶということなら実用性がないわけではないですが、それは水素エンジンや水素燃料電池としてすでにあちこちで研究されていて新規性はありません。
「水を持ち運んでそこから化学反応でエネルギーを得る」となるとどうしてもエネルギー収支はマイナスになります。これなら化学反応ではなく「お湯」から熱エネルギーを取り出す方がまだ現実味があるかと。
うじゃうじゃ
Re:価値ないよ (スコア:1)
水を分解するエネルギー自体は還元剤(触媒ではない)の中にあって、還元剤が水と反応して酸化することによって、水素が取り出せると考えるのが最も可能性が高いんじゃないかと。
この予想が正しいとして、さらに還元剤の危険度が低かったとしたら、それなりに使える技術である可能性があるよね、というレベルの話。
まあ、普通に考えれば水を分解するというフェイズが余分なわけで、効率が悪い可能性の方が高そうだけど。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:価値ないよ (スコア:1)
>還元剤の危険度が低かったとしたら、それなりに使える技術である可能性があるよね
水と反応し自動車を動かせるほどの水素が出るような還元剤の危険性は、想像しただけでもちょっとしたものですよね。しかも反応とともに消耗するからそれなりの量が必要だし。
安全性でいえばエタノールの方がよっぽどましなんじゃないでしょうか。
うじゃうじゃ
Re:価値ないよ (スコア:1)
この場合、ジェネパックス曰「触媒」なるものが還元剤になるのですが
問題はその出力と寿命ですね。
>システムの特徴は金属化合物の反応性を制御して長時間に使うことを可能にした
還元剤が酸化するだけだと、あっという間に酸化が終わってしまい頻繁
に交換する必要があるため、アクアフェアリーなどのように燃料として
金属を消費し続けるわけですが、特許に書いてあるように、還元剤の消費は
非常にゆっくりであることと、一部の酸素を酸素分子として放出することが
出来るのならば、一般に想定される寿命よりはずっと長いのかもしれません。
逆に言えば、デモでも誠実に水と還元剤の酸化作用で発電をし、還元剤の
寿命は○○位です。と言ってくれれば、それなりに評価される内容だった
のにと悔やまれますね。なんにせよ、あんなぶち上げ話ではなく、ちゃん
とした実験データーを少しでも早く出して欲しいものです。
#個人的には、1年程度連続稼動できるならば十分実用的だと思うがなぁ
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
見た感じボルタの電池と大差ないみたいだし、あの程度のデモならこの手の製品 [tamanoi.co.jp]で十分でしょ。
使いでのある技術である可能性? 本気で言ってるの?
Re: (スコア:0)
一時期はそれなりに研究されてたけれども、結局利点がないんでダメ。
水はかなり安定なので分解するには相応の高い反応性の物質が要り結局あまり
安全ではない、メタノール型燃料電池等の利点である消耗品と廃棄物が液体で
交換しやすいってのにも当てはまらない、水と反応するってことは反応剤は
禁水条件で保持しなきゃならないのに水注入口から続く回路に置いておかなきゃ
ならない、等々、欠点はあれども利点はほぼ存在しないから。