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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
人間のシステムを考える (スコア:2, 興味深い)
だから、料理しながらTVを見たりすると、時折TVがおもしろくてリソースを占有してしまい、
その結果、料理のタスクに帰ることができず、料理がfailしてしまうことがあります。
慣れという名のチューニングが進むと、ある程度はリソースを共有できるようになりますが、
それでもシステム上の制約により、あるタスクが占有してしまうリスクは残ります。
余りにもfailが多い場合は、より優先度の高い割り込みを仕掛けることによって強制的にタスクを中断して別のタスクに処理を受け渡すこともできます。
キッチンタイマー等がその例ですが、それでも更に上位の優先度を持った割り込みである電話等の呼び出しに負けて処理が帰ってこないこともたまにあります。
また十分に使い込まれていないシステムの場合は、コードも未熟で、処理を中断した際に一時記憶を破壊してしまう事がありますが、使い込むにつれ、割り込み発生時に作業途中の一時記憶をスタック(短期的な場合)に退避したり、外部記憶にSwap outしたりするコードが生成され、安全にタスク切り替えを行うことができるようになり、処理結果の信頼度が高くなります。
とても残念な事なのですが、人の一時記憶はDRAMのようにリフレッシュを必要とするようで、ある程度はシステムがリフレッシュしてくれるようなのですが、短期的な記憶の場合は、ユーザータスクの中で意図的なリフレッシュを行わないとデータがlostしてしまうこともあり、注意が必要です。
また、定期的なデフラグを必要とし、睡眠というメンテナンス時間の中で夢を見るという自動デフラグ&データバックアップシステムにより、断片化されたデータを整理しつつ、重要なデータは二次記憶へとムーブされ、不要なデータは破棄されます。
この際、二次記憶へとムーブされるデータは、その大半が不可逆圧縮されるのですが、その圧縮度は基本的に自動選択されますが、書き込みを繰り返すことで、圧縮度を下げ、元データの再現性を高める事はできます。
この二次記憶は、記憶装置としての信頼性は高いのですが、何故かファイル管理システムはそれ程信頼性が高くなく、indexの破損が多々発生します。
indexの破損により呼び出せなくなったデータができますが、indexが破損しただけであり、linkの切れた実データは二次記憶の中に残っていますので、どうしても修復させたい場合は、ノートン先生のような催眠術師の力を頼ることで、こっそり用意されているバックドアを叩き、indexの修復を行うことができますが、簡易的なファイルユーティリティーが予めインストールされていますので、いつの間にかindexが部分的に再構築されたりすることもあります。
人の中には、ユーザータスク以外にシステムタスクも存在します。
システムタスクとして実行されている優先度の高いタスクは、プリエンプティブなマルチタスクとして処理されており、心臓を初めとする主に内臓等の処理や、反射行動、各入力デバイスのドライバー等は、ユーザーアプリの処理とは別に信頼性の高いタスク処理が行われているようです。
ただし、呼吸や瞬きのように、基本的にはシステムによって処理されるものですが、ユーザーアプリからのリクエストにより、一時的にデバイスの制御を乗っ取ることができる例外も存在しています。