コメント: 研究の背景 (スコア 5, 参考になる) 60
この問題の背景にはこの十年ほどでつみあがった加糖飲料(sweetened beverage)が各種疾患(2型糖尿病、心臓疾患など)のリスクであるという研究(観察・RCTとも多数)があります。
日本発の技術である、分子量の大きな炭水化物を化学的に果糖に変えるという技術ですが、濃度の濃い糖分が急激な血糖値の上昇を引き起こすために、タンパク質の糖化(メイラード反応)という問題を引き起こしているというのが問題点のようです。
この研究もその文脈で理解されるとよいかと思います。
# この流れに乗って一部で流行っている「抗糖化ブーム」はどうかとおもいますが。
# 連中は味噌とか醤油、バターまで敵視していますから。
なお、人工甘味料(artificial sugar)についても、最近、観察研究などから問題点が指摘されています。
以前から個別に取り沙汰されてきていたのですが、現在研究の対象になっているのは、人工甘味料をいつも摂取していると、甘みを感じているのに糖分が入ってこないので少ない糖分を最大限に吸収しようとする方向に体質が変わり、その結果普通の食事でも血糖値が上がりやすくなっているのではないかというストーリーです。