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ES細胞を使って赤血球を生成することに成功、人工血液の実現に一歩前進」記事へのコメント

  • 拒否反応は起こらんの?
    そもそも今は血液型の合わない輸血はほとんどしないでしょ?

    ES細胞にせよiPS細胞にせよ、患者本人に由来するものから作るので他人の臓器を移植するより拒否反応を押さえられるって話じゃなかったっけ?

    緊急輸血なら作ってる暇なんてないし、予定された手術のために事前に用意するってのは、今でも本人から少しずつ抜いて冷凍保存してやってるよね。
    イマイチ使いどころがわからん…

    • ES細胞由来の組織は(何故か)あまり拒絶反応は起きないことが知られています。
      これは人工的な環境で発生したために抗原を呈示しないためだと思われますが、本当のところはよく分かりません。
      今回の実験で用いられた細胞はA/RhD(+), B/RhD(-), O/RhD(+)の細胞だったようですが、A/B型でも得られた赤血球
      は5%ほどがA/B型の抗原を呈示していただけだったようです。
      今回の論文の手法は他のES細胞にも適用可能なはずなので、血液型を会わせるためにはそれに適したES細胞を用い
      ればよいです。(ヒトのES細胞はこれまで十数種類つくられており、RhD(-)のES細胞ももう一種類存在しています)

      赤血球というのは再生医療のターゲットとしては有利な細胞です。
      何故かと言えば脱核しており、新しくタンパク質を合成することがないので、輸血時に拒絶反応が起きなければ
      その後細胞が外部からの刺激への応答として抗原となるタンパク質を合成してしまい、レシピエントに有害になる
      という可能性が低いからです。

      一方でこの脱核という細胞的には大きなイベントの制御が赤血球に分化させる際には問題となり、これまでの
      方法ではせいぜい10%程度が脱核する位だったと思います(最後に私が聞いた時点ですが)。
      今回はかなり成功率が上がっているとはいえ、細胞ごとに大きな差があり、この部分の安定化が課題になりそうです。

      >緊急輸血なら作ってる暇なんてないし、予定された手術のために事前に用意するってのは、今でも本人から少しずつ抜いて冷凍保存してやってるよね。

      血液は臓器などよりましとはいえ、それほど保存ができません。
      献血 [nicovideo.jp]も21日間しか保存してはいけない [yahoo.co.jp]ことになっています。
      今回の方法でもまだ大量生産には難しい(多分ストローマ細胞が必要ない培養系の確立が必要)のですが、軌道にのれば
      常に予想消費量の100%を少し超える程度を全ての血液型について生産し、必要時には常に使えるような体制の構築が進めら
      れるかと思います。
      --
      kaho
      親コメント

吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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