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手術の結果産婦を死なせた刑事責任を問われた「大野病院事件」、無罪判決が下る」記事へのコメント

  • ちょうどいい媒体を探していた(blogか、mixi日記か、twitterか、同人誌か?)んですが、とりあえずここに自分の感想を書いてみます。

    ○医師は、「患者が死んだ」ただその一点だけで、その点について責任を負い、何らかの償いをするべき
    →過失があろうとなかろうと関係ない。

    ○ただし、その償いとして適切な形が「刑事訴追→有罪判決で、罰を受けることで罪を償う」という形であるべきかというと、そこは筋が悪すぎる
    ●日本の場合「有罪判決」が被告人の人生に残すものが大きすぎる。もっと気軽に有罪判決を受け止められるような社会であれば、また話は違うかもしれない
    ●●道交
    • >○医師は、「患者が死んだ」ただその一点だけで、その点について責任を負い、何らかの償いをするべき
      >→過失があろうとなかろうと関係ない。

      ええと、人間は死ぬものです。あなたもわたしも最後は病気か事故かなにかわかりませんけどね。

      で、この患者さんの場合、医療が介在していなければ(自宅で生んでいれば)
      どうなったかというと前置胎盤で分娩が遷延して胎児仮死、または死産の可能性。
      癒着胎盤で大量出血、母体死亡。
      この場合だれにも過失はないし、その人の人生ということになります。
      病院でそれが起こっただけのこと、といった
      • by Anonymous Coward
        > で、この患者さんの場合、医療が介在していなければ(自宅で生んでいれば)
        > どうなったかというと前置胎盤で分娩が遷延して胎児仮死、または死産の可能性。

        サルトルじゃないけど、こういう可能性が言えるということは、(占いでなければ)すでに医療が介在しているわけです。
        だから、上の主張は自己矛盾した主張です。

        上のような主張(ロジック)も医療不信の一つの原因になっていることは覚えて欲しいです。
        「死産の可能性」なんて医者が勝手に言ってるだけじゃん!、てね。
        結局のところ、患者には医者を信じるか信じないかの二択しかないのです。医者の言うことは最終的には判断材料にはなりません。
        • Re: (スコア:3, すばらしい洞察)

          「医者がいなかったら死んでたんだだからガマンしろ」なんて主張をしてるのではないのですよ。
          すべての分娩で起きる死が医師の手によって生じるかのような誤解をされているかのように私には読めたので。

          >結局のところ、患者には医者を信じるか信じないかの二択しかないのです。医者の言うことは最終的には判断材料にはなりません。

          この患者さんの場合は2択ではなかったのですよ。
          「医者の言うとおりに転院する、子宮摘出を前提とする」または「医者を信じずに自宅で分娩する」
          以外の、「転院せずに子宮摘出を避けて、分娩する」という選択肢だったのです。
          もちろん医師は患者さんの希望に沿うように努力はしますが、リスクは
          • Re: (スコア:2, すばらしい洞察)

            by Anonymous Coward
            「医者の言うとおりに転院」しなかったのは、医者を信じていなかったからでしょうね。
            「病院で分娩」したのは、その点(分娩)については、医者を信じていたからでしょう。

            医者を「合理的に信じる」ことは我々が普段行なっていることですが、
            医者の言うことを「合理的に判断する」ことは医者でもなければ非常に難しくはないですか?

            件の医者は誠実に病状を正確を伝えたことと思われますが、患者に非常に不都合な事実を信じさせられなかったのでしょう。
            だいたい人にとっては自分に都合の悪い事を言う人(自分の子宮を摘出したがる人)は悪者になりがちですからね。最初からなかなか信用されないかも。
            • Re:雑感 (スコア:2, 興味深い)

              by lynnlynn (15967) on 2008年08月23日 2時53分 (#1408261)
              おっしゃるとおり、あれを妊婦さんが読んだらきついという印象をうけるであろう、という点では反省してます。妊婦さん/予備軍読んでたらごめんなさいね。
              (ここは男ばっかりで、妊娠/分娩に理解が足りない、という先入観で書いてました)
              身の回りに周産期死亡がいなくても、確実にそういう人はいて、水際で助かってる人はもっといるのです。
              そして、認識さえ違っていれば死なずにすんだかもしれない、ということも。

              合理的な判断をするのに十分な説明を受けて、それでもわからず、最終的に「どっちがいいんでしょう」と聞いて、決めかねて、さらにセカンドオピニオンを求め、ということを繰り返し、最終的には信じるしかない、というのが患者さん像だと考えています。自分の身内に照らし合わせても。医者本人であっても、病気を理解していても「本当に自分が?」と思うと、難しいものですよ。

              >「医者の言うとおりに転院」しなかったのは、医者を信じていなかったからでしょうね。
              >「病院で分娩」したのは、その点(分娩)については、医者を信じていたからでしょう。

              ここにダブルスタンダードが生じているのはわかっていただけますでしょうか。
              片方の選択肢が死亡(両方死亡ってこともありますが)という状況のダブルスタンダードって、とても辛いものなんです。
              妊婦さんが信じるしかないのがわかっているから大野病院の先生はそれでもがんばったんだと思いますし、がんばってる先生がたくさんいるんだと思いますよ。
              親コメント
              • Re:雑感 (スコア:1, 興味深い)

                by Anonymous Coward on 2008年08月23日 11時16分 (#1408362)
                 この手の議論や裁判をみてて思うのですが、「人は死んだら生き返る」と思ってる小学生がいるという話に通じるものがあるような気がします。
                 大半の成人は、「人は死んだら生き返る」と考えてないと思いますが、病気になっても医者行って薬飲んだら必ず治る、と考えてる人が増えているような気がしてなりません。
                 復活の呪文はなくてもケアルやヒーリングポーションはあると信じてるようなものじゃないでしょうか。

                 なので、患者が死んだ場合はどこかにバグがあるはずだと思い込んでしまうのではないでしょうか。
                親コメント
              • by Emc2 (14960) on 2008年08月23日 23時00分 (#1408697) 日記
                むしろなんというか、アレですね。
                非常に不謹慎承知でものを言うなら、これってつまり「ささやき-いのり-えいしょう-ねんじろ!」レベルのリスク(あるいはパーティ内でのKADORTOレベル?)がある話を、
                患者さん側が「寺院出る前(キャンプ解く前)ならリセットでおk」と解釈してしまった(あるいは心理的な防衛機能でそんな感じに思い込んでしまった)とか…?

                専門家といえど万能の魔法使いじゃない(物語の中でさえ「万能の魔法使い」は希少種だってのに)ってことを今一度再認識するべきなんでしょうね。
                医者にしてもしかり、検察/警察にしてもしかり、こうして第三者顔している我々しかり。

                #済みませーん、ここにうまいこと言って話をまとめたと自己満足してる空気読めない人がいるんで回収されときますね~
                --
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