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骨材というのは平たく言えば「石」なんですが, 一口で石と言っても成分はいろいろです. そのため物によってはアルカリ骨材反応 [homeunix.net]を起こすことがあり, 意外に骨材に適した石ってのは限られます. さらに骨材でコンクリートに強度に関連する因子としてサイズと形状(いわゆる砂利ぐらいのサイズで角が取れた丸いものが望ましい)があり, 昔は川の中流域で砂利採りをしていたのですが, 最近は資源量が減ってきたため砕石をさらに研いで角を取ったものを使っていたりもします.
実はコンクリートにはもう一つ「砂」という材料が必要で, この品質も重要になります. 特に西日本では瀬戸内海で浚渫された海砂を使うことが多く, この塩分除去が不十分のため鉄筋の腐食をまねき, ひび割れを引き起こす原因の一つになっています. 山陽新幹線が東海道新幹線に比べてトンネルや橋脚が脆いと言われるのも, 建設時期が川砂・山砂が減ってきた1970年代だったからと言われてますが, 今回の技術では砂の回収はどうするんでしょうね?
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
再利用するのは (スコア:1)
いや、コンクリート詳しくないので、セメントと呼ばれるものと
骨材と呼ばれるもの、どっちが貴重なのかとかよくわかんないのですが。
で、その辺を軽く調べるうちに、自宅マンションの外壁ひび割れが気になってきました。
業者は「そういうものです」とか言ってましたが...ほんまかいな...。
Re:再利用するのは (スコア:5, 参考になる)
骨材というのは平たく言えば「石」なんですが, 一口で石と言っても成分はいろいろです. そのため物によってはアルカリ骨材反応 [homeunix.net]を起こすことがあり, 意外に骨材に適した石ってのは限られます. さらに骨材でコンクリートに強度に関連する因子としてサイズと形状(いわゆる砂利ぐらいのサイズで角が取れた丸いものが望ましい)があり, 昔は川の中流域で砂利採りをしていたのですが, 最近は資源量が減ってきたため砕石をさらに研いで角を取ったものを使っていたりもします.
実はコンクリートにはもう一つ「砂」という材料が必要で, この品質も重要になります. 特に西日本では瀬戸内海で浚渫された海砂を使うことが多く, この塩分除去が不十分のため鉄筋の腐食をまねき, ひび割れを引き起こす原因の一つになっています. 山陽新幹線が東海道新幹線に比べてトンネルや橋脚が脆いと言われるのも, 建設時期が川砂・山砂が減ってきた1970年代だったからと言われてますが, 今回の技術では砂の回収はどうするんでしょうね?
Re: (スコア:0)
あとのコンクリート微細粉塵は、コンクリート再利用で2/3の強度。
砂とコンクリート混じったものは縁石などに利用であれば、そこそこいいところ。
完全ではないでしょうが、占める割合の多いところを狙う。
これは評価して良いと思います。