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安田病院の実態と院長の「本当の仕事」 [iij4u.or.jp] 盗聴テープの内容や、安田氏と官僚との関係については後述するとして、その前に安田氏の経営する病院の医療現場の実態について踏み込むことにしたい。 先述したとおり、安田氏の錬金術の要諦は、違法なコストダウンによる差益の捻出だった。その結果、何がもたらされたか。医療そのものの荒廃である。最もおそるべきことはまさにその点にある。 安田氏は自分の病院の「お客さん」のターゲットゾーンを、寝たきり老人や精神障害者など、当事者能力の著しく低い層や、行き倒れやホームレスなどの生活保護受給者など、社会的弱者に絞り込んできた。弱者は、劣悪な環境に置かれても、、ほとんど抵抗できない。そうした弱みにつけ込んで、コストダウンのしわ寄せを有無を言わさず強いてきたのである。「安田病院は医者やないです。なにしろ患者の診察を全然せえへんのやから」と、安田病院の元職員A氏は語る。「他の医者も診察なんかせえへん。院長も他の医者に『診察せえ』とは言わず、そのかわり、いつも『カルテを書け』と怒鳴っていた。カルテが白紙ではまずいし、第一保険点数が稼げんからね。 医者がよう書かんので、安田院長は看護婦に書かせるんです。もちろん、医者が書くべきカルテを看護婦が書くのは違法ですよ。しかも1ヵ月先まで書かせる。患者が途中で死んだら、砂消しで消さなならんのですよ」 患者の診察をまったくしない安田院長は、では、何を日常業務としていたのか。「レセプト書きとカネの勘定ですよ」とA氏は続ける。(中略)大和川病院 93年にI患者の死亡事故が起きた。精神科の大和川病院における現場の荒廃は、さらに凄まじい。面会が許されるのは平日の1時半から3時半までの2時間だけで、それも一人10分から15分程度と刑務所並みに制限される。電話の使用など、外部への連絡も極端な制限を受ける。こうして事実上密室化した病棟内で、患者に対する暴力支配が横行する。看護人が、腕力のある一部の患者を「牢名主」に仕立てあげ、ささやかな特権を与えるかわりに、他の患者を締めあげさせるのである。 「薬飲まなかっただけでもリンチを受ける。リンチの後、朝寝床で冷たくなっていたというケースが、月1回はあった」と、大和川病院元職員のS氏は、同病院の実態を告発する。 大和川病院をめぐる裁判の法廷に提出したS氏の陳述書から、一部抜粋する−−。 「その患者さんの部屋の前が霊安室なんです。で、(患者が)僕もう嫌やわ言うてね、そこは。なんでやねん(私=S氏が)言うたら、今までここに何人運び込んできたか分からへん言うからね。(中略)僕等も(リンチを)した、言うたんですよね。殴って、次の日、もう冷たなっとったのもあった言うて」 先述した93年のIさんの事件を現場で目撃した人物もいる。かつて大和川病院に入院していた元患者のO氏は、Iさんに加えられた暴行の様子と同病院での恐怖の日常について、陳述書を法廷に提出している。その陳述書から引用しよう。 「力のある患者と力のない患者との間に、差別がありました。(中略)力のある患者とは、ケンカ早く、職員の仕事をこなせる患者です(6名の実名をあげているがここでは略す)。彼らは、職員に文句を言いに行くことはなく、力のない普通の患者が、何か詰所の職員に文句を言いに行くと、6人くらいのグループが、その患者をなぐったりけったりするのです。(中略)暴行が終わったあと、6人くらいの力のある患者のグループに、職員はコーヒーやお好み焼きを与えていました。新入りの患者は、そういう病棟の怖さを知らないので、なぐられたり、けられたりして死んだIさんは、薬を飲むことを拒否したり、詰所に文句を言いに行ったりしていました。 平成5年(93年)2月5日の昼、ホールで食事の順番のことでもめているのを私は見ました。夕方の薬を飲んだあと、301号室に6人位が入って行って、Iさんに、なぐるけるの暴行を加えているのを私は見ました。詰所の職員は、どのようなケンカでも止めに入ることはなかったです。(中略)胃が痛いと詰所に行っても、がまんせえと言われて、そのまま死んでいく患者もありました。まるで収容所だと思いました」 やりきれないのは、みじめな境涯におかれたひとりひとりの患者から、生き血をしぼりとるようにして得たカネを、安田氏が空疎な虚名を得るために費消してきたことである。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
2次元狩りに反応しまくった以上は (スコア:0)
精神病患者に対してはもともと偏見も多いしね。器質的に判断できない部分が多過ぎる一方で現実に引き起こす問題も大きい病気だし。
Re: (スコア:-1, フレームのもと)
のいつものコンボですね
Re: (スコア:0)
病を偽っているならともかく、本当に病気で苦しんでいるんだぞ。
病人に偏見と罵声を飛ばして、何が楽しいの?
弱い者いじめですか、わかります。
あなたのような人がいるからこそ、日本精神科病院協会は訴えを起こす必用があるのでしょう。
Re: (スコア:0)
ゴマンといますよ
純粋すぎる
Re: (スコア:0)
>ゴマンといますよ
参考までに具体的にお願いします。
ヤクザのシノギにされる例も多い(Re:2次元狩りに反応しまくった以上は (スコア:4, 興味深い)
そもそも、ホームレスの中には病院から放り出されて親族からも見放された精神病者が少なからずいるのですが。
例えば、日本有数の寄せ場である釜ヶ崎(大阪あいりん地区)の事例で有名な大和川病院 [fc2.com]事件。
この事件の場合には、警察や大阪市と病院の経営者が結託して組織的に行われた「強制入院」であったのですが、こういう事例は全国に拡散していると思いますよ。
何しろ、寄せ場のヤクザは違法合法を問わず、日雇い労働者やホームレスからどのように搾取し続けるかが自分のシノギで、手配師=ヤクザが経営してる派遣業者が職安が出した仕事にあぶれた労働者を高給で釣ってタコ部屋に押し込める…それこそ、今のワーキングプアの元祖ですが…と言うことが日常的にあって、警察や地元の行政組織もそれを黙認している。
そして、労働者として使えなくなったら、病棟に押し込んで、監禁して精神病者に仕立て上げて補助金や医療費を全てピンハネする悪い病院もまた、存在しているんですよ。行政とヤクザと悪徳病院の利害が一致している以上は…