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人生unstable -- あるハッカー
納豆リンク (スコア:4, 興味深い)
原研究室の紹介ページ [geocities.co.jp]によると,納豆がネバネバするのはポリグルタミン酸というポリアミノ酸のせいで,このアミノ酸ポリマーには以下のような変わった特徴があるそうです。
…私はこの辺さっぱりなので,解説をお願いします>識者の方。
Dーアミノ酸(Re:納豆リンク) (スコア:2, 参考になる)
確かに通常のタンパク質(酵素など)を構成しているアミノ酸はほとんどL型です.しかしD型のアミノ酸も全く存在しないか、というとそういうわけでもありません.
#ちなみに知っている方も多いとは思いますが、L型とD型は光学異性体(ラセミ体)と呼ばれるもので、互いに鏡像の関係にある立体異性体の一種です.
古くから知られている例でいえば、細菌の細胞壁を構成しているペプチドグリカンもD-アミノ酸を構成成分としています.
D-アミノ酸は従来言われているよりもいろんな生物に存在していて、さまざまな機能に関わっていることが解明されつつありますね.実際ヒトの神経細胞などにおいてもラセマーゼ(L→D型アミノ酸への光学異性(ラセミ)化反応を触媒する酵素)が存在していると聞いたことがあり、これが白内障やアルツハイマーの発症に関与するという報告もあるようです.
つっても私もこの分野は不勉強でそれほど詳しくはないので、 ここ [nagaokaut.ac.jp]などがさらに参考になるかと.
γ結合(Re:納豆リンク) (スコア:2, 参考になる)
このうち、1つはアミノ基(-NH3)がついているのと同じ炭素分子(α位)に、もう1つはそこから2つ隣の炭素分子(γ位)にあります.α結合か、γ結合か、ということは、そのどちらの位置のカルボン酸基が、別のアミノ酸分子のアミノ基とペプチド結合をするか、ということです.
Re:γ結合(Re:納豆リンク) (スコア:1)
ヘリックス構造というのは,この図 [jst.go.jp]のような螺旋型の構造をとるので,γ結合だとこの螺旋の鎖が長くなって伸縮性(ネバネバ?)が強くなる。
…という解釈は正しいでしょうか?
# 質問ばかりですいません。
Re:γ結合(Re:納豆リンク) (スコア:1)
タンパク質の立体構造からその性質を類推するのは難しいので何とも言えない、というのが実情でしょうが、思うに多少の関係はあるのでしょう.でも高分子全体の鎖長や、網目構造を取るかってあたりの方が粘性にはより影響が大きいのではないかと思います.
グルタミン酸にはγとα位の2ケ所のカルボン酸基があるから、その両方を使うことで網目構造のポリマーを作ってもおかしくないとは思いますが、ここ [hoops.ne.jp]あたりを見ると、納豆のネバネバはポリグルタミン酸だけでなくフラクタン(多糖の一種)も含んでいるそうなので、むしろフラクタン自体の粘性が高かったり、ポリグルタミン酸の繊維を互いにくっつけあって粘性を増すような役割をしていると考える方が自然かもしれないです.
Re:γ結合(Re:納豆リンク) (スコア:1)
非常に参考になりました。
こういう風に,専門の方のお話が聞けるのは嬉しいです。
/.Jに投稿して良かったと思う瞬間ですね。
Re:納豆リンク (スコア:0)
http://www.rada.or.jp/rada/radi&indu1/no81.html