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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
ちゃ~んす! (スコア:2, おもしろおかしい)
だからみんなおれに出資しないか?<そんな奇特なやつぁいねぇーよ
# 馬鹿話はさておき、買収がほんとに(横槍無しで)出来たらおもしろいのになぁ。
ここは自由の殿堂だ。床につばを吐こうが猫を海賊呼ばわりしようが自由だ。- A.バートラム・チャンドラー 銀河辺境シリーズより
冗談抜きでそのチャンスは (スコア:5, 興味深い)
ソ連邦崩壊後のロシアの混乱期の90年代初頭に、
ロシアからRD-180という液酸-ケロシン系の最高傑作と
評されるロケットエンジンのライセンス売却という話が
日本にもたらされたそうです。
もちろん当時の日本は液酸-液水の国産独自開発エンジン
LE-7の開発に注力しており、蹴ったそうです。
そして、日本が蹴ったRD-180のライセンス売却先はアメリカに決定。
ゼネラルダイナミクスから後のロッキードマーティンの
アトラスⅤのメインエンジンに採用されました。
それから10年も経たずに、皮肉な事に日本の中型ロケットGXロケット
の一段目に日本が蹴ってしまったRD-180を積んだアトラスⅤの
一段目を購入して使うという計画に・・・・。
もし、蹴らずにライセンスを買っていたら、現在のロケット開発の
迷走状態は無かったかも。それどころか、ひょっとするとH2Aも
今日のような姿でなく、SRB抜きでも推力を稼げるケロシン系に
なっていたかもしれません。
独自開発も大事だと思いますが、ケロシン(炭化水素)系の
推進剤エンジンのノウハウは皆無に近いので、最高クラスの
技術を吸収できる千載一遇のチャンスでもあり、損は無かったと思います。
(H2以前の一段目はケロシン系でしたが、元はアメリカのデルタロケット)
今だからいえる事かもしれませんが、
逃した魚はとてつもなく大きかった・・・・・。
Re: (スコア:0)
>ゼネラルダイナミクスから後のロッキードマーティンの
>アトラスⅤのメインエンジンに採用されました。
アメリカがライセンスを取得したのは、
「米国が使う宇宙船は米国で製造できなければいけない」
という決まりを守るため、だったと聞いていますが。
少し話が違うのでは?