パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

Michael Meeks氏曰く、OpenOffice.orgプロジェクトは「極めて病んでいる」状態」記事へのコメント

  • 開発者が集まらないのはOOoのようなパクりプロジェクトにインセンティブを
    見いだせないからじゃないだろうか。それでさらに開発コミュニティの居心地
    が悪かったり、規格がオープンじゃなかったり、Sunとの関係やライセンスが
    面倒だったら引くよなー。

    MSの呪縛から逃れるためには重要なプロジェクトだとは思うんですが。

    日本人のコントリビュータの意見も聞いてみたいなぁ。
    • 私個人の意見になりますが、OpenOffice.orgコミュニティはコミュニティ内のプロジェクトによって居心地がよかったり悪かったりします。自分の活動のキーとなるところで居心地が悪いとどうもやる気が失せたりしますね。ま、それはどこでも一緒だと思いますが。

      それよりも、つい最近OpenOffice.orgの日本語処理 [bd.tank.jp](←PDF注意)なるタイトルで発表する機会があったのですが、この最後の方で私がOpenOffice.orgのソースコードの規模の大きさゆえの大変さと面白さを語りました。

      確かに足回りが軽いプロジェクトはどんどんと自分が作った機能が取り込まれていくのでそれはそれで楽しいのですが、壁が高いところに挑戦して得られる満足感というのもなかなかのものです。機能を追加してユーザーの声が聞けることよりも、機能を追加できたことそのものに満足できます。それは自己満足に過ぎませんが、そんなのが私がOpenOffice.orgに関わり続けるモチベーションになっています。というか、今冷静に考えると、そういう風に思えるように自分が変わってきたのかな、という気もします。

      自分でいくらがんばって1からソフトウェアを作ってもなかなかユーザーが増えなくて面白くない、なんて思った人は、 ぜひOpenOffice.orgのようなプロジェクトに参加するといいかもしれません。パッチが中々取り込まれない状況を楽観視しているわけではありませんが、でも、苦労した分だけ満足感を得られると思います。それに、積極的に貢献してくれたコントリビューターに賞金 [openoffice.org]を渡すようなこともしていたりします。

      あと、これだけ大規模なソフトウェアのコアに近い部分を見たり触ったりすることができるというのも、他にはあまり例が無い気がします。すでに大企業に入られてそこそこ偉い役職についている人やコアな部分に関わっている人達には馬鹿にされるかもしれませんが、私みたいな年端のいかないガキんちょにとってはそれも楽しみの一つです。そんなところに楽しみを見出せる人もOpenOffice.orgに向いているんじゃないかと思います。
      --
      // Give me chocolates!
      親コメント

私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

処理中...