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保険者(国保、健保)の側からすれば、紙レセプトでは目視による確認しか行えず、請求内容を100%確認する事は出来ません。電子化されていれば、ある程度電算処理で誤請求や、明らかにおかしい請求を弾く事が出来ます。国や健保の立場からすれば、増大する医療費を何とか削減したので、レセプトの電子化をどんな名目でも推進したいのです。我々サラリーマンも健康保険料が増えていますので、大枠としては推進するべきと思います。
実は医療機関側にもメリットがあり、誤請求が直ぐに判明するため当月に訂正したレセプトを提出すれば費用の請求が遅れる事がありません。(従来は入金が遅くなり、資金繰りの面で苦しくなります)
なお、レセプトデータの提出は今回の「オンライン請求」以外にもFDやMOを使った提出が従来より可能です。また、小規模の診療所では紙レセプトでの提出が数年間許容されている筈(期限はあるが)です。
厚生労働省のwebに導入スケジュール [mhlw.go.jp]載っていました。(pdf)
反対理由を未だ見ていないのですが、オンライン化100%を狙うよりも、小規模診療所にはORCAの様なレセコンを導入して頂きFDやMOでのデータ送付を認めるのが現実的な気がします。目標はレセプトデータの電子化なので。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
医療費把握のために必要 (スコア:4, すばらしい洞察)
Re:医療費把握のために必要 (スコア:4, すばらしい洞察)
保険者(国保、健保)の側からすれば、紙レセプトでは目視による確認しか行えず、請求内容を
100%確認する事は出来ません。電子化されていれば、ある程度電算処理で誤請求や、明らかにおかしい請求を
弾く事が出来ます。国や健保の立場からすれば、増大する医療費を何とか削減したので、レセプトの電子化を
どんな名目でも推進したいのです。我々サラリーマンも健康保険料が増えていますので、大枠としては
推進するべきと思います。
実は医療機関側にもメリットがあり、誤請求が直ぐに判明するため当月に訂正したレセプトを提出すれば費用の
請求が遅れる事がありません。(従来は入金が遅くなり、資金繰りの面で苦しくなります)
なお、レセプトデータの提出は今回の「オンライン請求」以外にもFDやMOを使った提出が従来より可能です。
また、小規模の診療所では紙レセプトでの提出が数年間許容されている筈(期限はあるが)です。
導入スケジュールはこちら (スコア:2, 参考になる)
厚生労働省のwebに導入スケジュール [mhlw.go.jp]載っていました。(pdf)
反対理由を未だ見ていないのですが、オンライン化100%を狙うよりも、小規模診療所にはORCAの様なレセコンを導入して頂きFDやMOでのデータ送付を認めるのが
現実的な気がします。目標はレセプトデータの電子化なので。
Re:医療費把握のために必要 (スコア:2, 興味深い)
>保険者(国保、健保)の側からすれば、紙レセプトでは目視による確認しか行えず、請求内容を 100%確認する事は出来ません。
現在、保険者(国保、健保)では、電子化されたレセプトも、画面に出してから、紙に打ち出して点検しています。だってやりにくいんだもの。もちろん、電子化している病院でも、紙に打ち出して点検します。モニターだけで、台数が足りません。
>電子化されていれば、ある程度電算処理で誤請求や、明らかにおかしい請求を弾く事が出来ます。
もちろん点検ツールが双方にあって、いわゆる明らかにおかしい請求ははじけますが、問題は、この基準がころころ変わることです。つまり、セキュリティーツールと同じく永遠に改定し続けなければいけません
>我々サラリーマンも健康保険料が増えていますので、大枠としては 推進するべきと思います。
ORCAプロジェクトによる日医標準レセプトソフトそのままでははっきりいって使いにくいため、事務員をもう一人雇う必要があります(年間200万以上)。電子カルテと連動にするとこちらは有償なので 導入時に2百万から5百万、毎年保守に百万、さらに2年に1回の改定時に百万かかります。
これだけのお金があれば、新しい検査機器が数台買えます。正確な書類を書くためだけに、これだけの費用を掛けろというのは、まさに上の方の役人考えそのものだと思います。
なお、病院は既に電子化は導入されており、今回問題なのは、医者一人、看護師1-2人といったところが中心の小規模診療所です。ここの平均年収は2千万ー2千五百万程度(もちろんもっと低い人がいます)です。開院時に借金をしている人は、そこから、年間5百万ー1千万程度借金を返します。人によっては死活問題だと思います。
>レセプトデータの提出は今回の「オンライン請求」以外にもFDやMOを使った提出が従来より可能です。
これが、認められなくなるのです。
でも、私が一番心配なのは、ほんとに医療情報は、守られるの?ということです。 専門家のいない数人の従業員しかいない小規模診療所のコンピューターがインターネットとつながった状態では、(役所は、一応つなげるなといっているが、実際、OSのセキュリティーアップもしないといけないし無理)ウイルスの十匹やバックドアの3つくらい作られても、しようが無いのでは?