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HyperCardについては、スラド民としてはFOSSなパチモンでも全然OKというかむしろ歓迎なのだが、Macユーザ(ややもすればいわゆるマッカー)だと、FOSSでは納得してくれなくて、JOBS御大の息のかかったものでないと満足しないんだろうな。
しゃれぬきにHC路線のものは出て欲しいです。(私としては)誰の手によってでも構いませんので。
#InterfaceBuilderを後継だと見なす、という手もあるが…
HyperCardの場合、ちょっと凝った事やろうとするとXCMD,XFCNを書くみたいな感じで、出来ることは意外と限られてるイメージがありました。ただ、むしろそこがよかったのかも。基本的に、用意されたオブジェクト並べてイベントハンドラの中身書くだけってあたりが、初心者のとっつきやすさにつながっていたかな。
あとなにげなく使いやすいビットマップ描画ツールが内蔵されてるのも、とりあえず他のソフト立ち上げなくても画像を含む作品作れてしまう気楽さに繋がってましたね。
描画ツール含むツールボックスがメニューからぶら下がって、それがメニューから切り離されるのも斬新で(大型モニタの付属機能拡張等でメニューを切り離す機能自体は既出でしたが)、オーサリング作業の過程での描画とUIデザインとスクリプティングのモード切替なども「かったるい」思いをしないですむ手軽で直感的な設計で、さすがビル・アトキンソンといったソフトでした。注意深く機能を選別し、あえてできることを絞った上でそれと意識させないUIを構築するというのが大事なんだと思います。HyperTalk、スタック、カード、ボタン、ピクチャ、フィールドからなる構造ももきわめてシンプルで必要十分。画像は専門ソフトに任せたほうがいいからと描画機能を削ったり、カスタムUIがいるかもと言語部分を本格的なオブジェクト指向言語にしたり、実行速度を稼ぐためにコンパイル作業を課すような設計にしていたら、これほどとっつきやすいものにはならなかったと思います。まずは内蔵の機能だけでも十分おいしいので、存分に味わって、不満に思う部分は外部ソフトを使ったり、XFCNを書いたりできた。
なにより、OS付属なのでMacユーザーならみんな持ってる事が期待できるというのがよかったですね。
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マックの将来に望むこと (スコア:0)
(まあないだろうけど)
Re: (スコア:0)
HyperCardについては、スラド民としてはFOSSなパチモンでも全然OKというかむしろ歓迎なのだが、
Macユーザ(ややもすればいわゆるマッカー)だと、
FOSSでは納得してくれなくて、
JOBS御大の息のかかったものでないと満足しないんだろうな。
しゃれぬきにHC路線のものは出て欲しいです。(私としては)誰の手によってでも構いませんので。
#InterfaceBuilderを後継だと見なす、という手もあるが…
Re:マックの将来に望むこと (スコア:3, 参考になる)
HyperCardの場合、ちょっと凝った事やろうとするとXCMD,XFCNを書くみたいな感じで、出来ることは意外と限られてるイメージがありました。ただ、むしろそこがよかったのかも。基本的に、用意されたオブジェクト並べてイベントハンドラの中身書くだけってあたりが、初心者のとっつきやすさにつながっていたかな。
あとなにげなく使いやすいビットマップ描画ツールが内蔵されてるのも、とりあえず他のソフト立ち上げなくても画像を含む作品作れてしまう気楽さに繋がってましたね。
描画ツール含むツールボックスがメニューからぶら下がって、それがメニューから切り離されるのも斬新で(大型モニタの付属機能拡張等でメニューを切り離す機能自体は既出でしたが)、オーサリング作業の過程での描画とUIデザインとスクリプティングのモード切替なども「かったるい」思いをしないですむ手軽で直感的な設計で、さすがビル・アトキンソンといったソフトでした。注意深く機能を選別し、あえてできることを絞った上でそれと意識させないUIを構築するというのが大事なんだと思います。HyperTalk、スタック、カード、ボタン、ピクチャ、フィールドからなる構造ももきわめてシンプルで必要十分。画像は専門ソフトに任せたほうがいいからと描画機能を削ったり、カスタムUIがいるかもと言語部分を本格的なオブジェクト指向言語にしたり、実行速度を稼ぐためにコンパイル作業を課すような設計にしていたら、これほどとっつきやすいものにはならなかったと思います。まずは内蔵の機能だけでも十分おいしいので、存分に味わって、不満に思う部分は外部ソフトを使ったり、XFCNを書いたりできた。
なにより、OS付属なのでMacユーザーならみんな持ってる事が期待できるというのがよかったですね。