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うぉぉぉぉ腹立つ! ホメオパシーは本当に腹立つ!実際問題、これが原因で、まともな治療を受けられずに死んでいく犬とか猫とか頻発してんだよ!
順番に簡単に説明すると…
ホメオパシーとは、「中毒になったものを体に取り入れることで中毒を緩和させる」という医療。わかりやすくヒ素で例える。ヒ素をとりすぎて死んじゃいそうになった人には、薄めたヒ素を与えて、ヒ素中毒を緩和させよう、っていう理論。そんなことしたらさらに悪くなるじゃん! と思うかもしれないけれど、大丈夫、水に入れてかなり薄めてから与えるから問題ない。どのくらい薄めるかというと、1000倍の水で薄めたのを1000倍の水で薄めて、さらに1000倍の水で3回薄める、とか、そんな感じ。薄めれば薄めるほど効果があるとされ、理論上、地球上の全て水を使っても希釈率が足らない様なグレードもある。正しいたしなみ方としては、それを砂糖に吸わせて摂取する。
で、近代、元素って言うのが発見されて、「そんなに希釈したら、ただの水だろ。ヒ素入ってねぇよ」と言われる様になると、ホメオパシー側は新たな理論として「ヒ素が入っていたときの波動が水に転写されているから大丈夫」と言い出す。ここで、ホメオパシーは「波動」っていう便利な武器を手に入れる。
時代はさらに進んで、病気の元になるものが発見されてくる、細菌とか、悪性細胞とかね。すると「じゃぁ、癌を直したいときは、癌細胞を水で薄めるの? インフルエンザウイルスとかも?」なんて問題に直面する。そこでホメオパシー側が出した新理論は、「結局波動だから、癌に似た波動を出す物質を入れれば良いよ」と言い出す。
さらにさらに時代が進み、自然回帰的な、ネイチャーってすばらしい!的な考え方が出てくる。必然的に、「自然の中のすばらしい波動を水に転写して、癌に効く」なんてうたうものが出てくる。「満月の月光を水晶の器に入った水で転写して、とっても薄めたやつを吸わした砂糖玉」とか「お花を摘んで水にくぐらせ、波動を転写した水をとっても薄めた水」なんてモノが、サプリメントという名前で売られる様になる。
そう、レメディ、という言葉が頭に浮かぶかもしれない。
「抗癌剤は副作用があるから」とか「手術でおなかを開くのは忍びない(高額だし)」なんてまことしやかに発言する飼い主に飼われているわんちゃんは、ちゃんとした治療も受けられずに、得体の知れない水を振りかけられながら哀れ死んでいくのだ。
最も腹が立つのは、決してレアケースではないんだ。10人の飼い主が居たら、5人は存在を知っていて、1人は実際に使っているだろう。日本では、人間相手には(アガリクスやフコイダンに比べて)それほど成功してないけど、ペット相手には大流行している。今日も、バッチテスト(紛らわしいけど医療行為で行うのとは根本的に違い、いくつかの設問に答えてあなたにあったフラワーを調べるテスト)を行う資格を持った人のマンションの一室に行列ができるんだろう。
最近では、日本土着の波動水関係と相互乗り入れをしつつある。理論が同じだから親和性が高いんだろう。オーリングテストを行うようなところとかね。
こう言ってはなんですが、動物実験の形になってるんですね。
実験の結果、効果があったから流行ってるんでしょうか?効果がなかったら、流行らないですよね?
# 自分はホメオパシーを肯定する材料も否定する材料も持っていませんが# 材料がありそうなので聞いてみたいと思いまして
>「流行っている」ことは効果のあることの証明にはなりません。「バーナム効>果」「プラセボ」辺りで検索してみるといいかと。書き方から、一般論として述べておられると思いますが、今回の話題に当てはまるでしょうか?
Wikipedia [wikipedia.org]よりの引用ですが、>バーナム効果(バーナムこうか、英: Barnum effect)とは、誰にでも該当するような>曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えて>しまう心理学の現象。曖昧な話ではなく、ペットが生きるか死ぬかの話ですから、たとえば効果があるという虚偽の「広告」を見て試したとしても、ペットがその甲斐なく死んでしまえば流行ることはないと思います。
で、流行っているということは、ある程度以上効果があったことが観察されたのかな、と疑問に思った訳です。
# ペットが治療法に関わりなく自然治癒する例が非常に多いため、# 広告も虚偽ではなく「実例」で、実際に試しても自然治癒して# 効果があったように見える……という可能性もありますね
日本は犬猫で済んでいますが、インドとかはすごいですよ。ポイントは治療に金が掛からない点と、それにもかかわらず料金を請求できる点でしょうね。医療だから。この業界、一時期話題になっては消えていくような気がしていますが、驚くほど深く社会に根を張っているので「水の記憶」同様、きちんと取り上げて叩き潰す、という作業が必要でしょう。まあ、全世界が医療費に苦しまなくなるまで根絶は無理だと思うので、少なくとも日本上陸だけは避けるように気をつけていきたいものです。似非科学の一番の問題点は金になること、すなわち、分かってやっている模倣犯が後を絶たないことですから。
水の記憶って叩き潰しきれて居ないような・・・未だにだまsれて居る奴が居るのがなんともやりきれない。
>ヒ素が入っていたときの波動が水に転写されているから大丈夫
感染魔術(一度接触していたモノどうしは、離れても影響を及ぼしあう)とか類感魔術(似ているモノはなんだかよくわからないけど影響を及ぼしあう)な分野なのか……。
エンガチョというのは「縁が千代を切る」、つまり「穢れた者との縁を、過去・現在・未来にわたって切る」ということらしいです。穢れた相手との関係を全て無かったことにすることで、自分が穢れることを防ぐお呪(まじな)いなわけです。離れていても影響を及ぼしあうという“感染”自体を無効化しようとする、面白い例と言えるかもしれません。#ちょっと独自解釈が入ってますので、話半分で聞いといてください
共感魔術(感染魔術と類感魔術をひっくるめてそう呼ぶ)というのは、金枝篇の著者であるJ.G.フレイザーが提唱(どちらかといえば体系化かな)した概念らしく、世界
>>10人の飼い主が居たら、5人は存在を知っていて、1人は実際に使っているだろう。
「だろう」ですからあなたの主観だと思いますがとてもそんなに普及しているとは思えません。
特に猫なんかだとワクチンの必要性を知らないとか総合栄養食と一般食があることを知らないとか猫砂の種類やはたまた存在を知らない人とか未だに居るんですよ。そんな状況で認知率が50%の使用率が10%とかとても信じられません。
ただし犬や猫の純血種のオーナーに限定すると50%までいかないまでも比較的認知率は高いかもしれません。それでも使用率はかなり低いんじゃないかと。
私がホメオパシーを知ったのは某漫画ででしたがそれでさえ胡散臭く感じたものです。人間ならプラシーボも期待できるでしょうが何を食べさせられているか認識できないペットにそれは期待できませんから。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
日本のホメオパシーはペット業界で大流行り (スコア:5, 参考になる)
うぉぉぉぉ腹立つ! ホメオパシーは本当に腹立つ!
実際問題、これが原因で、まともな治療を受けられずに死んでいく犬とか猫とか頻発してんだよ!
順番に簡単に説明すると…
ホメオパシーとは、「中毒になったものを体に取り入れることで中毒を緩和させる」という医療。
わかりやすくヒ素で例える。
ヒ素をとりすぎて死んじゃいそうになった人には、薄めたヒ素を与えて、ヒ素中毒を緩和させよう、っていう理論。
そんなことしたらさらに悪くなるじゃん! と思うかもしれないけれど、大丈夫、水に入れてかなり薄めてから与えるから問題ない。
どのくらい薄めるかというと、1000倍の水で薄めたのを1000倍の水で薄めて、さらに1000倍の水で3回薄める、とか、そんな感じ。
薄めれば薄めるほど効果があるとされ、理論上、地球上の全て水を使っても希釈率が足らない様なグレードもある。
正しいたしなみ方としては、それを砂糖に吸わせて摂取する。
で、近代、元素って言うのが発見されて、「そんなに希釈したら、ただの水だろ。ヒ素入ってねぇよ」と言われる様になると、ホメオパシー側は新たな理論として「ヒ素が入っていたときの波動が水に転写されているから大丈夫」と言い出す。
ここで、ホメオパシーは「波動」っていう便利な武器を手に入れる。
時代はさらに進んで、病気の元になるものが発見されてくる、細菌とか、悪性細胞とかね。
すると「じゃぁ、癌を直したいときは、癌細胞を水で薄めるの? インフルエンザウイルスとかも?」なんて問題に直面する。
そこでホメオパシー側が出した新理論は、「結局波動だから、癌に似た波動を出す物質を入れれば良いよ」と言い出す。
さらにさらに時代が進み、自然回帰的な、ネイチャーってすばらしい!的な考え方が出てくる。
必然的に、「自然の中のすばらしい波動を水に転写して、癌に効く」なんてうたうものが出てくる。
「満月の月光を水晶の器に入った水で転写して、とっても薄めたやつを吸わした砂糖玉」とか「お花を摘んで水にくぐらせ、波動を転写した水をとっても薄めた水」なんてモノが、サプリメントという名前で売られる様になる。
そう、レメディ、という言葉が頭に浮かぶかもしれない。
「抗癌剤は副作用があるから」とか「手術でおなかを開くのは忍びない(高額だし)」なんてまことしやかに発言する飼い主に飼われているわんちゃんは、ちゃんとした治療も受けられずに、得体の知れない水を振りかけられながら哀れ死んでいくのだ。
最も腹が立つのは、決してレアケースではないんだ。
10人の飼い主が居たら、5人は存在を知っていて、1人は実際に使っているだろう。
日本では、人間相手には(アガリクスやフコイダンに比べて)それほど成功してないけど、ペット相手には大流行している。
今日も、バッチテスト(紛らわしいけど医療行為で行うのとは根本的に違い、いくつかの設問に答えてあなたにあったフラワーを調べるテスト)を行う資格を持った人のマンションの一室に行列ができるんだろう。
最近では、日本土着の波動水関係と相互乗り入れをしつつある。
理論が同じだから親和性が高いんだろう。
オーリングテストを行うようなところとかね。
なぜペットで流行るのか(Re:日本のホメオパシーはペット業界で大流行り) (スコア:2, 興味深い)
1つは、治療ができないから → 弱って死んでいくのを見届けるしかない → せめて魔法の水を
ペットとして飼われる小動物は、その体が小さいがゆえに外科手術が困難です。
人間なら手術可能な病気でも、ペットでは小さすぎて不可能あるいは体力的に耐えられないので、原因がわかっても治療を諦めることがあります。
こういう状況下に置かれた飼い主は、ペットが死ぬのを見届けるわけですが、いくら小動物が具合が悪くなってから死ぬまでが速いとはいえ、飼い主にとっては長い時間を精神的に苦しみます。
命は助けられなくても、何かやってあげたい、何かやらないと気がすまない、そういった<b>飼い主の自己満足</b>のために、魔法の水に手を出すわけです。
ですから、効果がないことは問題ではないのです。効果がないとわかっていても、何かせずにはいられないのです。
まさか映画「二十日鼠と人間」のように、飼い主が拳銃で射殺してあげることが犬のためになるんだ、というわけにもいかんでしょうし。
もう1つは、たとえ治療の可能性があったとしても、健康保険がない(ペット医療保険はありますが、人間のそれとは格が違います)ので、高額になる医療費を払えない → 安い代替を探す
ペットにかかる医療費負担は人間のそれを上まわることもある、という覚悟と資金の用意なしに飼いはじめ、動物病院に連れていかずに自分で何とかしようとする人は、たくさんいます。
ネットの掲示板の相談では、「とりあえず獣医に連れていけ、いますぐ連れていけ」というアドバイスがよくされていますが、獣医に連れて行きたがらない飼い主さんを多く見ます。
(獣医に連れていく人は、人に相談するよりもまず、専門家たる獣医に見せることを選ぶ、ということも差し引かねばなりませんが・・・)
さらにもう1つは、ペットを飼う本当の目的です。
そもそもペット自体が、飼い主の人間の精神的な自己満足のための道具であり、本質的に動物の虐待や搾取ですから、魔法の水を使うことで自己満足することもまた、ペットを飼うことの延長線上にある自然な成り行きとも言えます。
動物実験? (スコア:1)
こう言ってはなんですが、動物実験の形になってるんですね。
実験の結果、効果があったから流行ってるんでしょうか?
効果がなかったら、流行らないですよね?
# 自分はホメオパシーを肯定する材料も否定する材料も持っていませんが
# 材料がありそうなので聞いてみたいと思いまして
-- う~ん、バッドノウハウ?
Re: (スコア:0)
Re:動物実験? (スコア:1)
>「流行っている」ことは効果のあることの証明にはなりません。「バーナム効
>果」「プラセボ」辺りで検索してみるといいかと。
書き方から、一般論として述べておられると思いますが、
今回の話題に当てはまるでしょうか?
Wikipedia [wikipedia.org]よりの引用ですが、
>バーナム効果(バーナムこうか、英: Barnum effect)とは、誰にでも該当するような
>曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えて
>しまう心理学の現象。
曖昧な話ではなく、ペットが生きるか死ぬかの話ですから、たとえば効果が
あるという虚偽の「広告」を見て試したとしても、ペットがその甲斐なく
死んでしまえば流行ることはないと思います。
で、流行っているということは、ある程度以上効果があったことが
観察されたのかな、と疑問に思った訳です。
# ペットが治療法に関わりなく自然治癒する例が非常に多いため、
# 広告も虚偽ではなく「実例」で、実際に試しても自然治癒して
# 効果があったように見える……という可能性もありますね
-- う~ん、バッドノウハウ?
Re: (スコア:0)
日本は犬猫で済んでいますが、インドとかはすごいですよ。ポイントは治療に金が掛からない点と、それにもかかわらず料金を請求できる点でしょうね。医療だから。
この業界、一時期話題になっては消えていくような気がしていますが、驚くほど深く社会に根を張っているので「水の記憶」同様、きちんと取り上げて叩き潰す、という作業が必要でしょう。まあ、全世界が医療費に苦しまなくなるまで根絶は無理だと思うので、少なくとも日本上陸だけは避けるように気をつけていきたいものです。似非科学の一番の問題点は金になること、すなわち、分かってやっている模倣犯が後を絶たないことですから。
Re: (スコア:0)
水の記憶って叩き潰しきれて居ないような・・・
未だにだまsれて居る奴が居るのがなんともやりきれない。
Re: (スコア:0)
>ヒ素が入っていたときの波動が水に転写されているから大丈夫
感染魔術(一度接触していたモノどうしは、離れても影響を及ぼしあう)とか
類感魔術(似ているモノはなんだかよくわからないけど影響を及ぼしあう)な分野なのか……。
エンガチョみたいなものか? (スコア:0)
Re: (スコア:0)
エンガチョというのは「縁が千代を切る」、
つまり「穢れた者との縁を、過去・現在・未来にわたって切る」ということらしいです。
穢れた相手との関係を全て無かったことにすることで、自分が穢れることを防ぐお呪(まじな)いなわけです。
離れていても影響を及ぼしあうという“感染”自体を無効化しようとする、面白い例と言えるかもしれません。
#ちょっと独自解釈が入ってますので、話半分で聞いといてください
共感魔術(感染魔術と類感魔術をひっくるめてそう呼ぶ)というのは、
金枝篇の著者であるJ.G.フレイザーが提唱(どちらかといえば体系化かな)した概念らしく、
世界
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
土着?よりは由来のほうが通りが良いかと。波動なんてそんなに歴史は長くないですよね?
Re: (スコア:0)
>>10人の飼い主が居たら、5人は存在を知っていて、1人は実際に使っているだろう。
「だろう」ですからあなたの主観だと思いますが
とてもそんなに普及しているとは思えません。
特に猫なんかだとワクチンの必要性を知らないとか
総合栄養食と一般食があることを知らないとか
猫砂の種類やはたまた存在を知らない人とか未だに居るんですよ。
そんな状況で認知率が50%の使用率が10%とかとても信じられません。
ただし犬や猫の純血種のオーナーに限定すると
50%までいかないまでも比較的認知率は高いかもしれません。
それでも使用率はかなり低いんじゃないかと。
私がホメオパシーを知ったのは某漫画ででしたが
それでさえ胡散臭く感じたものです。
人間ならプラシーボも期待できるでしょうが
何を食べさせられているか認識できないペットに
それは期待できませんから。