コメント: タングステンいろいろ (スコア 5, 参考になる) 49
タングステン系合金で一番流通量が多いのが「銅タングステン」という奴で、用途は放電加工や溶接などの電極として使われます。
だいたい5cm角、厚みが2cmぐらいのもので、五千円ぐらい。今すぐ欲しい人はこちらいかがでしょうか。純タングステンに比べると少し密度は落ちますが、それでも鉄の1.8倍ぐらいあります。
ホームセンターでは流石に売ってないと思いますが、材料の卸売会社では在庫を持っていると思われます。またネットでも買えるようですね。
この他に、タングステンをベースとして、鉛フリーにしたカウンタウエイト用の特殊合金というものもあります。
こちらも粉末状で焼結するのが基本の合金で、一般にはターボ機器のような超高速で回る装置や、機械仕掛けの時計、半導体露光装置、TV用、大型ズームレンズのような超精密"機械"に使われます。基本小型のものだけですが大きいものも作れるます。
例: http://www.allied-material.co.jp/products/tungsten/processed/metal/
特徴としてはタングステンほど硬くないため、プレス加工ができたり、普通の切削工作機器に硬い工具を付ければなんとか削れるという事があります。装置のバランス取りなどに使われます。
また、粉末を加えて、柔軟なシート状にしたものもあります。こちらは主に放射線防護用です。医療機器などに使われます。
バランスウエイト用途は、どちらも鉛が規制されたため、用途が広がった感じですね。
なお、文鎮として使用するのはお勧めしません。
銅タングステンの丸棒を運搬中にうっかり落とした結果、フリーアクセスフロアの樹脂製の部品を貫通しました。たぶん打ち所が悪ければ足を貫通します。