コメント: Re:電王戦レギュレーションの当然の帰結 (スコア 5, すばらしい洞察) 286
本当そう思います。昨年以降の電王戦のルールが、棋士に負担を強いるだけの諸悪の根源だし、今回の特定の個人の問題で済ませるのは良くないと思います。
棋士から見れば、「普通」にやるとぶっちゃけ勝てない相手に対し、半年間を犠牲にして対策を練らないと「真剣さが足りない」と叩かれ、それで必勝法を見つけられないと「弱い」と叩かれ、必勝のハメ手やバグを見つけて使うと「プライドがない」と叩かれ、使わずに普通に戦えば「勝負師に徹していない」と叩かれ、とにかく勝っても負けても誰かに批判される状況でした。
ソフト側から見ても、本当は無茶苦茶強いのに、本来まず露見しないようなバグやハメ手が1個でも残ると不当に叩かれ、修正もできず、なかなか正しく決着が付けられない不毛さ。
巨瀬氏は「まさかトッププロは、アマが披露済みのハメ手をそっくり再現するような恥ずかしい真似をしない」と願ってたんですかね。が、いざ大将戦で人間がそんな作戦に出てきた以上、「スポンサーや大人の顔を立てて」つまらない一方的将棋を続ける(その場合は叩かれるのは阿久津氏だけだったでしょう)よりも、むしろ怒りの投了で自らもスポンサーの顔に泥を塗って、いろいろ壊してしまえという自爆プレイに走ったとしても、多少心情的に理解できるところはあります。(本当にそこまで考えていたのかどうかは知りませんが)