アカウント名:
パスワード:
そもそも、音楽CDを正規ルートで買った人が自分のPCにコピーして自分だけで聴くという、「私的複製」が一番想定しているであろうケースで、どんな「補償を受けなきゃいけないような」損害が発生しているのよ、と。
単に法律に「私的複製に対する補償金」という概念があるから金を取れそうだ、という利権優先の考え方じゃ、そりゃ反発が起きるのも当然じゃないかしら?
♯歌手としてCD出したことある側から言えば、個人がメディアシフトしてまで聴いてくれるなら嬉しい限りで、それを理由に更に金取ろうなんて好きで音楽やってる人の発想とは思えないのよ、あくまで個人的な意見だけど。
♯バレたら芸能事務所に叱られるけどID
事務所なんかに所属しないで独立活動をし、独力で作ったアルバムをライブ会場や通販で手売りしてごらん 雑用が増える代わり発言力を取り戻せるよ
同感。 そして、まったく同じ事を権利者団体に言いたいですね。 聞き分けのないメーカーが策定した古くさい汎用デジタルメディアから独立し、独力で作った専用メディアで楽曲を提供してごらん。 いい加減CDなんて捨てちゃいなよ。CDはデジタルデータメディアであって、音楽専用メディアじゃない。 新しい音楽専用、もしくは音楽再生可能メディア(例えば音楽再生専用HDDや音楽再生兼用HDD)を作りなさい。そういうメディア上ならば補償金いくら掛けようがDRMどんなに掛けようが構わないから。 椎名委員はしばしば「メーカーは著作権をタダ乗りして不当に儲けている」と仰いますが、そういう音楽家の方々だって、デジタルメディアを開発・発展に努めてきた諸メーカーを始めとする世界中の人々の貢献に一銭も払わないで、当たり前のように全世界で普及した「汎用デジタルメディア・CD」に曲を乗せて商売しているわけですよね。この関係はハード提供者とソフト提供者のギブアンドテイクであり、お互い尊重しなければ成り立たない話です。 でも、ここまでお互い不信感が極まったならしょうがないでしょう。汎用メディアから離れて音楽専用(またはデータ&音楽兼用)メディア作った方が良いです。メーカーの力の源はハードですが、権利者団体の力の源はソフト=著作権です。ハードまで握ってしまえば、言うこと聞かないメーカーなど完全に無視できます。 「我々の創る著作物は専用(兼用)メディア以外には提供しない」「専用(兼用)メディア開発のための資金を提供する」「賛同するメーカーは仕様策定と開発に協力せよ」……この専用メディアで補償金やライセンスなど、好きな条件で楽曲を提供すれば良いじゃないですか。自分でドンガラ用意すれば強いですよ。つまりは 普及させる手間が掛かる代わり発言力を取り戻せるよ。 逆に言えば、諸メーカーはCDなどの汎用デジタルメディアというドンガラを、多大な時間的・金銭的コストを払い、ここまで世界に普及させたのです。音楽も大事なコンテンツですが、汎用デジタルデータにおいては所詮一領域に過ぎません。一部の権利団体の持つ「嗜好品」である「音楽データ」を引き替えに、それ以外のあらゆる汎用デジタルデータに負担を強いるなんて考えられません。てか、ぶっちゃけ一部の権利管理団体が持つ音楽が無くなったからと言って汎用データメディアを使う上では困らないのです。 …失う物の大きさを考えれば、立場的にはメーカー側の方が強い気がするのですが、なんでまあ、あそこまで強気なんですかね、実演家団体の皆様ってば。音楽は生で聴くものであって、メディアに載せて音楽提供ってのは嫌々ながらやっているのでしょうか?(それならそれでデジタルメディアなんぞ捨てちまえ!って思いますが。) 椎名委員を始めとする実演家団体の皆様はパソコンメーカーも楽曲を使って不当に設けているという立場なのですね(本音は知らないけれど、そういうことでしょ?) だったら、やってみてはいかがでしょうか。古くさい時代遅れの規格であるCDで音楽売るの止めちゃいましょう。プロテクト付き専用メディアでも、DRM付きダウンロード販売でも、なんでも構わないから、CDという媒体から全面撤退してやりましょう。 そして、不当に儲ける一部のケシカラン大手メーカーに懲罰与えてやるべきです! まず、賛同する有志メーカー集めて専用メディア仕様を策定しましょう。世界標準のiPod?日本の著作権団体の仕様に対応しないなら楽曲提供する必要ないですよね。彼らこそ世界中のアーティストの著作権にタダ乗りするドロボウネコ。携帯型音楽プレイヤーのシェア?お金が大事なんじゃない。著作者へのリスペクトが大事。まず文化ありき、ですよ。それに私たち日本の音楽が入らない音楽機器なんて日本じゃ誰も使わなくなりますよ!インディーズ曲や他の権利者管理団体曲?そんなの誤差の範囲内です。無視しても影響ないので元々補償金は総取りですものね! で、話は戻ります。 事務所に飼われる事を望むアーティストは専用(兼用)メディアに付いていけば良い。それも一つの考え方でしょう。 でも、自由に生きていくことを望むアーティストをも強制的に縛ることは許容してはいけない筈です。 つまり、CDやHDDを始めとする旧来の汎用デジタルデータメディアは著作物を創ることができる全ての人間に開放されるべきです。 私が作曲した私の曲を私の権利内で自由に保存できるメディアを一部の著作権管理団体の権利侵害の道具に使われてはならないし、 インディーズ作曲家がインディーズ販売するインディーズ音楽を保存できるメディアを一部の著作権管理団体の権利侵害の道具に使われてはならないと思います。 著作権は工業所有権ではありません。万人が持っている文化的権利です。 「Culture First~まず、文化ありき~」でしょ?>椎名さん # 私はインディーズ音楽CDだけでも豊かな音楽文化を堪能できる自信があるよ
> 逆に言えば、諸メーカーはCDなどの汎用デジタルメディアというドンガラを、> 多大な時間的・金銭的コストを払い、ここまで世界に普及させたのです。
「CD*など*」って書いてるってあたりが味噌なのかも知れませんが...
> 音楽も大事なコンテンツですが、汎用デジタルデータにおいては所詮一領域に過ぎません。
少なくともCDメディアの開発経緯からは、 「音楽メディアとして開発され、ほかの目的にも転用」 「デジタルメディアとしての普及に際して、商業音楽に頼ってきた」側面が強いと思います。
また、DVDの開発当時や昨今のBD/HD DVD戦争なんかの状況にも見られるように、
> 聞き分けのないメーカーが策定した古くさい汎用デジタルメディアから独立し、独力で作った専用メディアで楽曲を提供してごらん。独力で作った(かどうか知りませんが)専用の銀色の円盤に音楽入れて売ってたこともあったじゃないですか。あれどうなったんでしたっけ?
全ての楽曲提供者が自分で用意したメディアを手売りしていればこんなことは起きないとんでもなく非効率なことだが
でも、今のインターネット環境を考えると、それほど非効率なことなのだろうか?
Web 2.0 ではないけれど、少品種大量生産でないと採算がとれなかった時代なら未だしも、工夫すれば多品種少量生産で効率よく集金することも夢ではない。
一部のヒットメーカだけが億万長者になり(かつ没落していく)世の中と、草の根的に音楽が愛好されている世の中、どちらが文化的に優れているのかなぁ。さらに、そういう文化的世の中の実現とに対し、PCへの課金がどれくらい貢献するのか、その辺の議論がすっぽり抜けてる。
>簡単に独立活動というけど、そんなに簡単なもんじゃない。>実態とどれだけ離れているかは知らないが、ある意味参考にはなる題材として>「藤田貴美 EXIT」(コミックス)をお薦めしよう。
そーかな?80年代終わりの頃(コミックス出初めの頃)と比べたら格段に簡単になってきてるんじゃないの?
>> 簡単に独立活動というけど、そんなに簡単なもんじゃない。
もちろん簡単じゃないですよね.で,そこの苦労をせずに大手企業の傘の下でヌクヌクとしてる人間は,そのような保護に対する対価を支払うのは当然のことです.そして,その対価として,それらの企業に属するアーチストは自らの持つ権利のうちの一部(その「一部」の割合が多いか少ないかは人によって考えが変わるでしょうね)を *自らの意思で* 企業に譲渡しているわけですから,企業からすれば正当な対価なわけです.アーチストと企業だって契約してるんだから,騙し取られてるとかじゃない
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
毎度のことながら (スコア:5, 興味深い)
そもそも、音楽CDを正規ルートで買った人が自分のPCにコピーして自分だけで聴くという、「私的複製」が一番想定しているであろうケースで、どんな「補償を受けなきゃいけないような」損害が発生しているのよ、と。
単に法律に「私的複製に対する補償金」という概念があるから金を取れそうだ、という利権優先の考え方じゃ、そりゃ反発が起きるのも当然じゃないかしら?
♯歌手としてCD出したことある側から言えば、個人がメディアシフトしてまで聴いてくれるなら嬉しい限りで、それを理由に更に金取ろうなんて好きで音楽やってる人の発想とは思えないのよ、あくまで個人的な意見だけど。
♯バレたら芸能事務所に叱られるけどID
Re:毎度のことながら (スコア:1, 興味深い)
つまりはそういうこと
事務所があなたを「飼う」ための経費を捻出する必要があるからこういう事が起こる
全ての楽曲提供者が自分で用意したメディアを手売りしていればこんなことは起きない
とんでもなく非効率なことだが
「より多くの人に聴いてもらいたい」という欲求が普及の効率を求め第三者の力を借りる
多くの者が同一の第三者を利用することで、その第三者が強大な力を持ってしまい、暴走する
事務所なんかに所属しないで独立活動をし、独力で作ったアルバムをライブ会場や通販で手売りしてごらん
雑用が増える代わり発言力を取り戻せるよ
権利者団体も専用(兼用)メディアを作ろうよ (スコア:5, すばらしい洞察)
事務所なんかに所属しないで独立活動をし、独力で作ったアルバムをライブ会場や通販で手売りしてごらん
雑用が増える代わり発言力を取り戻せるよ
同感。
そして、まったく同じ事を権利者団体に言いたいですね。
聞き分けのないメーカーが策定した古くさい汎用デジタルメディアから独立し、独力で作った専用メディアで楽曲を提供してごらん。
いい加減CDなんて捨てちゃいなよ。CDはデジタルデータメディアであって、音楽専用メディアじゃない。
新しい音楽専用、もしくは音楽再生可能メディア(例えば音楽再生専用HDDや音楽再生兼用HDD)を作りなさい。そういうメディア上ならば補償金いくら掛けようがDRMどんなに掛けようが構わないから。
椎名委員はしばしば「メーカーは著作権をタダ乗りして不当に儲けている」と仰いますが、そういう音楽家の方々だって、デジタルメディアを開発・発展に努めてきた諸メーカーを始めとする世界中の人々の貢献に一銭も払わないで、当たり前のように全世界で普及した「汎用デジタルメディア・CD」に曲を乗せて商売しているわけですよね。この関係はハード提供者とソフト提供者のギブアンドテイクであり、お互い尊重しなければ成り立たない話です。
でも、ここまでお互い不信感が極まったならしょうがないでしょう。汎用メディアから離れて音楽専用(またはデータ&音楽兼用)メディア作った方が良いです。メーカーの力の源はハードですが、権利者団体の力の源はソフト=著作権です。ハードまで握ってしまえば、言うこと聞かないメーカーなど完全に無視できます。
「我々の創る著作物は専用(兼用)メディア以外には提供しない」「専用(兼用)メディア開発のための資金を提供する」「賛同するメーカーは仕様策定と開発に協力せよ」……この専用メディアで補償金やライセンスなど、好きな条件で楽曲を提供すれば良いじゃないですか。自分でドンガラ用意すれば強いですよ。つまりは
普及させる手間が掛かる代わり発言力を取り戻せるよ。
逆に言えば、諸メーカーはCDなどの汎用デジタルメディアというドンガラを、多大な時間的・金銭的コストを払い、ここまで世界に普及させたのです。音楽も大事なコンテンツですが、汎用デジタルデータにおいては所詮一領域に過ぎません。一部の権利団体の持つ「嗜好品」である「音楽データ」を引き替えに、それ以外のあらゆる汎用デジタルデータに負担を強いるなんて考えられません。てか、ぶっちゃけ一部の権利管理団体が持つ音楽が無くなったからと言って汎用データメディアを使う上では困らないのです。
…失う物の大きさを考えれば、立場的にはメーカー側の方が強い気がするのですが、なんでまあ、あそこまで強気なんですかね、実演家団体の皆様ってば。音楽は生で聴くものであって、メディアに載せて音楽提供ってのは嫌々ながらやっているのでしょうか?(それならそれでデジタルメディアなんぞ捨てちまえ!って思いますが。)
椎名委員を始めとする実演家団体の皆様はパソコンメーカーも楽曲を使って不当に設けているという立場なのですね(本音は知らないけれど、そういうことでしょ?)
だったら、やってみてはいかがでしょうか。古くさい時代遅れの規格であるCDで音楽売るの止めちゃいましょう。プロテクト付き専用メディアでも、DRM付きダウンロード販売でも、なんでも構わないから、CDという媒体から全面撤退してやりましょう。
そして、不当に儲ける一部のケシカラン大手メーカーに懲罰与えてやるべきです!
まず、賛同する有志メーカー集めて専用メディア仕様を策定しましょう。世界標準のiPod?日本の著作権団体の仕様に対応しないなら楽曲提供する必要ないですよね。彼らこそ世界中のアーティストの著作権にタダ乗りするドロボウネコ。携帯型音楽プレイヤーのシェア?お金が大事なんじゃない。著作者へのリスペクトが大事。まず文化ありき、ですよ。それに私たち日本の音楽が入らない音楽機器なんて日本じゃ誰も使わなくなりますよ!インディーズ曲や他の権利者管理団体曲?そんなの誤差の範囲内です。無視しても影響ないので元々補償金は総取りですものね!
で、話は戻ります。
事務所に飼われる事を望むアーティストは専用(兼用)メディアに付いていけば良い。それも一つの考え方でしょう。
でも、自由に生きていくことを望むアーティストをも強制的に縛ることは許容してはいけない筈です。
つまり、CDやHDDを始めとする旧来の汎用デジタルデータメディアは著作物を創ることができる全ての人間に開放されるべきです。
私が作曲した私の曲を私の権利内で自由に保存できるメディアを一部の著作権管理団体の権利侵害の道具に使われてはならないし、
インディーズ作曲家がインディーズ販売するインディーズ音楽を保存できるメディアを一部の著作権管理団体の権利侵害の道具に使われてはならないと思います。
著作権は工業所有権ではありません。万人が持っている文化的権利です。
「Culture First~まず、文化ありき~」でしょ?>椎名さん
# 私はインディーズ音楽CDだけでも豊かな音楽文化を堪能できる自信があるよ
Re: (スコア:0)
> 逆に言えば、諸メーカーはCDなどの汎用デジタルメディアというドンガラを、
> 多大な時間的・金銭的コストを払い、ここまで世界に普及させたのです。
「CD*など*」って書いてるってあたりが味噌なのかも知れませんが...
> 音楽も大事なコンテンツですが、汎用デジタルデータにおいては所詮一領域に過ぎません。
少なくともCDメディアの開発経緯からは、
「音楽メディアとして開発され、ほかの目的にも転用」
「デジタルメディアとしての普及に際して、商業音楽に頼ってきた」
側面が強いと思います。
また、DVDの開発当時や昨今のBD/HD DVD戦争なんかの状況にも見られるように、
Re: (スコア:0)
> 聞き分けのないメーカーが策定した古くさい汎用デジタルメディアから独立し、独力で作った専用メディアで楽曲を提供してごらん。
独力で作った(かどうか知りませんが)専用の銀色の円盤に音楽入れて売ってたこともあったじゃないですか。あれどうなったんでしたっけ?
Re:毎度のことながら (スコア:3, 興味深い)
でも、今のインターネット環境を考えると、それほど非効率なことなのだろうか?
Web 2.0 ではないけれど、少品種大量生産でないと採算がとれなかった時代なら未だしも、工夫すれば多品種少量生産で効率よく集金することも夢ではない。
一部のヒットメーカだけが億万長者になり(かつ没落していく)世の中と、
草の根的に音楽が愛好されている世の中、どちらが文化的に優れているのかなぁ。
さらに、そういう文化的世の中の実現とに対し、PCへの課金がどれくらい貢献するのか、その辺の議論がすっぽり抜けてる。
Re: (スコア:0)
実態とどれだけ離れているかは知らないが、ある意味参考にはなる題材として
「藤田貴美 EXIT」(コミックス)をお薦めしよう。
Re:毎度のことながら (スコア:1, 興味深い)
やろうという意思と努力、そして見合うだけの実力があれば十分可能だってことが
いばらの道なのは確かだがね
タクヤとぼんかわない君 (スコア:0)
>簡単に独立活動というけど、そんなに簡単なもんじゃない。
>実態とどれだけ離れているかは知らないが、ある意味参考にはなる題材として
>「藤田貴美 EXIT」(コミックス)をお薦めしよう。
そーかな?80年代終わりの頃(コミックス出初めの頃)と比べたら格段に簡単になってきてるんじゃないの?
Re: (スコア:0)
>> 簡単に独立活動というけど、そんなに簡単なもんじゃない。
もちろん簡単じゃないですよね.
で,そこの苦労をせずに大手企業の傘の下でヌクヌクとしてる人間は,そのような保護に対する対価を支払うのは当然のことです.そして,その対価として,それらの企業に属するアーチストは自らの持つ権利のうちの一部(その「一部」の割合が多いか少ないかは人によって考えが変わるでしょうね)を *自らの意思で* 企業に譲渡しているわけですから,企業からすれば正当な対価なわけです.アーチストと企業だって契約してるんだから,騙し取られてるとかじゃない