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確率的コンピューティングでパフォーマンスをブースト」記事へのコメント

  • by ttm (8278) on 2009年02月11日 15時51分 (#1511285)

    ソフトウェアが潜在的に持つバグに比べて統計的に無視できる程度の信頼性の低下ならば実用上は問題ない「筈」だし、
    真面目なソフト屋ならばバグ曲線ぐらいわかっているだろうから、システム全体としての品質にも問題ないと理解できる「筈」なんだけど、
    ソフト屋にもハード屋にも受け入れられないだろうね。

    人間って、自分の失敗は許容することを平気で要求しながら他人の失敗は許せない、という性質を持ってるから。

    • アプリを作るときに、「統計的に無視できる」かどうかを見積もってから作ってやらないといけない工程が増えるのではないかと思います。作成者側としては面倒な作業がふえるなぁと思いますね。「誤差が積もっても問題ないことを確認するためのストレステスト」なんて工程が増えるのかな。

      「全体としては品質に問題はありません」と説明したとして、お客さんにとってはブラックボックスに見えるわけですし、信用してもらえるかどうか…… そういうところでは使わないということかもしれませんが。
      --
      人生は七転び八起き、一日は早寝早起き
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    • > 人間って、自分の失敗は許容することを平気で要求しながら他人の失敗は許せない、という性質を持ってるから。

      某社の「仕様です」はけっこう許容してます。

      # いや、許容以外の選択肢がないんですけど。
      --
      # yes, fly. no, fry.
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    • by Anonymous Coward
      >人間って、自分の失敗は許容することを平気で要求しながら他人の失敗は許せない、という性質を持ってるから。 ちょっと待ってくださいよ。 ・ソフトウェアが潜在的に持つバグ は設計が仕様と相違している(あるいは仕様が意図せず曖昧だった)ので失敗と言えますが、 ・デメリットを認識した上で確率的コンピューティングを導入する は失敗とは言いきれませんよ。特に下記の条件が満たされる場合はそう。  (1) 個々のエラー現象の再現までは求められない要件である  (2) 仕様としてエラーの確率分布が定められている  (3) 設計上、仕様で定められたエラーの確率分布が実現されるはずである 本来確率的であるべきでないのに結果的に確率的になってしまう場合と、 確率的でいいという読みの下に、理性的判断として確率的手段を用いる場合とを混同してはならないかと。 (両者を一緒くたにするとバグ曲線の収束の基準が定まらず、信頼性という概念が無意味化する。)
      • > ちょっと待ってくださいよ。
        > ・ソフトウェアが潜在的に持つバグは設計が仕様と相違している(あるいは仕様が意図せず曖昧だった)ので失敗と言えますが、
        > ・デメリットを認識した上で確率的コンピューティングを導入するは失敗とは言いきれませんよ。

        わかりにくい表現ですみません。私が言いたかったのは、ソフト屋やハード屋自身が失敗するのはいいけど、
        機械が失敗するのは許せないという感情が出てくるだろう、ということです。

        クオリティアシュアランスの視点に立てば、機械がある確率で失敗するのは太古の昔からの事実であって、受け入れるも受け入れないもないのですが、
        感情としてそれを受け入れたくないというのが大勢ではなかろうかと。

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