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別に移動したとかじゃなく、もともと地球全体に居た生物なんでは?
でも節足動物みたいな世代交代のサイクルが早い動物が超遠距離に隔離されてるのにずっと同一種のままってのも変なのでは。普通は違う方向に進化していってしまうと思う。
それともそれは陸上の常識で、海中では環境がほとんど同じだから進化の速度も遅いとかそう言う事情があるんですかね。
光の届かない深海に生息する種では、変化の速度が非常に遅いという話はあるみたいです。例えばダイオウグソクムシは一億年以上前に別れたはずの太平洋と大西洋の種で外見上の差違が殆ど無いとか。
#でもどっちかっつーと探査船なんかのバラスト水のせいじゃねぇのかと思ったり。
低温で栄養不足のため成長が遅く、世代交代もゆっくり、ということでは?
いや、低温はともかく、極域の海は陸上と違って全球でも栄養がもっとも豊富なところと言ってもいいです。日本の水産業で遠洋漁業に行くといったら太平洋亜寒帯域とか南極海です。つまり、それだけ産み、育つのが早いということ。世界の大きい漁場といったら極域の周辺になります。
氷で海面が塞がれている海でもアイスアルジー [google.co.jp]といって海氷の底部に捕食から逃れられて植物プランクトンが群落を作りますので、非常に高い生産性をもった海です>極の海
光の届かない深海に生息する種では、変化の速度が非常に遅いという話はあるみたいです。
紫外線が届かないから、遺伝子損傷・突然変異がおきにくいってことでしょうか?それとも帰納的議論?
陸でも海でも外界と隔離された環境なら、古い種がほとんど変化せずにそのまま生き残ることはあると思います。シーラカンスとか。(ゴキブリは例外かな?)でも通常、それはむしろ他の進化した種との差が広がる方向に働くんではないかな。
仮にの話だけど、「それらの種は、もともと地球全体にいた原始的な種だったその後、さまざまな種が進化して、それらは淘汰されてしまった。しかし南極と北極だけは進化する余地がなかったため、今でもそれらの古い種が、ほとんど変化せずに生き残っている。」という可能性ならあるかもしれません。
もちろん、これはあやしげな仮説の一つでしかないけれど、今正に生物学者たちがそういう怪しげな仮説も含めて議論を戦わせている所ではないかいな。
>違う方向に進化「カエルの子はカエル」っていうか、同じ種の生物が、似たような環境におかれたら、同じ様に変化していく、って事はあるんじゃないですかね?
// 親戚同士でも、遠距離で暮らしてるだけで、違う方向に進化しちゃうんなら、// もっと生物種が多くてもいいじゃないか? って気がするんですが。
>「カエルの子はカエル」っていうか、同じ種の生物が、似たような環境におかれたら、>同じ様に変化していく、って事はあるんじゃないですかね?その場合は、オーストラリアの有袋類とその他の哺乳類とか、コウモリと鳥類とか、魚類と鯨類とかのように、
「似たような」ではあっても、生物学的には「随分違う」だったりするのでは。
> // 親戚同士でも、遠距離で暮らしてるだけで、違う方向に進化しちゃうんなら、逆じゃないかな。進化は距離に関係なく起こるけど、近距離/隔離されていない環境で起こった種にとって有利な変異は、時間と共にその種族全体に広まってしまい、差異が拡大しないだけ。
隔離は多様な種が生まれる必要条件かもしれないけが、それ以上ではなく、最低でも多様な環境や敵となる生物種の存在が必要になるのだと思います。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
満遍なく生息 (スコア:0)
気候変動などで赤道近辺は生息し難くなったからそう見えないだけで。
Re:満遍なく生息 (スコア:2)
でも節足動物みたいな世代交代のサイクルが早い動物が超遠距離に隔離されてるのにずっと同一種のままってのも変なのでは。普通は違う方向に進化していってしまうと思う。
それともそれは陸上の常識で、海中では環境がほとんど同じだから進化の速度も遅いとかそう言う事情があるんですかね。
Re:満遍なく生息 (スコア:2, 興味深い)
光の届かない深海に生息する種では、変化の速度が非常に遅いという話はあるみたいです。
例えばダイオウグソクムシは一億年以上前に別れたはずの太平洋と大西洋の種で外見上の差違が殆ど無いとか。
#でもどっちかっつーと探査船なんかのバラスト水のせいじゃねぇのかと思ったり。
Re:満遍なく生息 (スコア:1)
Re:満遍なく生息 (スコア:2, 参考になる)
低温で栄養不足のため成長が遅く、世代交代もゆっくり、ということでは?
いや、低温はともかく、極域の海は陸上と違って全球でも栄養がもっとも豊富なところと言ってもいいです。
日本の水産業で遠洋漁業に行くといったら太平洋亜寒帯域とか南極海です。つまり、それだけ産み、育つのが早いということ。
世界の大きい漁場といったら極域の周辺になります。
氷で海面が塞がれている海でもアイスアルジー [google.co.jp]といって
海氷の底部に捕食から逃れられて植物プランクトンが群落を作りますので、非常に高い生産性をもった海です>極の海
Re: (スコア:0)
光の届かない深海に生息する種では、変化の速度が非常に遅いという話はあるみたいです。
紫外線が届かないから、遺伝子損傷・突然変異がおきにくいってことでしょうか?
それとも帰納的議論?
ロスト・ワールド (スコア:1)
陸でも海でも外界と隔離された環境なら、古い種がほとんど変化せずにそのまま
生き残ることはあると思います。シーラカンスとか。(ゴキブリは例外かな?)
でも通常、それはむしろ他の進化した種との差が広がる方向に働くんではないかな。
仮にの話だけど、
「それらの種は、もともと地球全体にいた原始的な種だった
その後、さまざまな種が進化して、それらは淘汰されてしまった。
しかし南極と北極だけは進化する余地がなかったため、今でもそれら
の古い種が、ほとんど変化せずに生き残っている。」
という可能性ならあるかもしれません。
もちろん、これはあやしげな仮説の一つでしかないけれど、今正に生物学者たちが
そういう怪しげな仮説も含めて議論を戦わせている所ではないかいな。
Re:満遍なく生息 (スコア:1)
>違う方向に進化
「カエルの子はカエル」っていうか、同じ種の生物が、似たような環境におかれたら、
同じ様に変化していく、って事はあるんじゃないですかね?
// 親戚同士でも、遠距離で暮らしてるだけで、違う方向に進化しちゃうんなら、
// もっと生物種が多くてもいいじゃないか? って気がするんですが。
Re:満遍なく生息 (スコア:1)
>「カエルの子はカエル」っていうか、同じ種の生物が、似たような環境におかれたら、
>同じ様に変化していく、って事はあるんじゃないですかね?
その場合は、
オーストラリアの有袋類とその他の哺乳類とか、
コウモリと鳥類とか、
魚類と鯨類とかのように、
「似たような」ではあっても、生物学的には「随分違う」だったりするのでは。
> // 親戚同士でも、遠距離で暮らしてるだけで、違う方向に進化しちゃうんなら、
逆じゃないかな。
進化は距離に関係なく起こるけど、近距離/隔離されていない環境で起こった種にとって
有利な変異は、時間と共にその種族全体に広まってしまい、差異が拡大しないだけ。
隔離は多様な種が生まれる必要条件かもしれないけが、それ以上ではなく、
最低でも多様な環境や敵となる生物種の存在が必要になるのだと思います。