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「水商売ウォッチング」裁判の一審判決が出る 」記事へのコメント

  • ニセかどうかが議論の対象なのであって、
    ニセであることが前提なら、議論にはならないと思います。
    人間が科学で説明できることは、ごく限られているという謙虚な姿勢が大切でしょう。
    • by Anonymous Coward

      根本的に勘違いしていますよ。

      それがニセ科学かどうかと、

      > 人間が科学で説明できることは、ごく限られているという
      > 謙虚な姿勢が大切でしょう。

      コレは無関係。

      明らかに間違った科学的論証を、正しいと主張することがニセ科学。
      現時点でのニセ科学の結論が、将来科学的に正しい方法で証明されることはあり得ますよ。

      • Re: (スコア:5, 参考になる)

        >現時点でのニセ科学の結論が、将来科学的に正しい方法で証明されることはあり得ますよ。
        単なる言葉の定義問題ではあるんですが、普通「ニセ科学」という呼び名はそういうものには使われないと思います。

        「今はまだ証明されていない」のは未科学、「過去に正しいとされていたが今では誤りだったことが解っている」のは「棄却された仮説」、などと呼ばれています。
        でニセ科学というのは普通、「理論的に有り得ないことを主張している」ものを指しています。その多くは詐欺、あるいはそれに類するもので、将来に亘ってもそれが正しい科学となる可能性はありません。永久機関然り、水発電然り、ホメオパシー然り。

        まあ今回のマグローブ社による磁気活水器に未科学の可能性が皆無かというのは一考の余地があるかも知れませんが、少なくとも同社が説明するような理屈によるものではないだろうことは(水の物性研究の専門家である天羽氏の解説などにより)明らかですので、その点では確かに「ニセ科学」ですね。

        • 磁気活水器とか磁化水あたりは、まだ結構ややこしいですね……コーヒー屋さんとかお菓子屋さんの中でも、実際に美味しいものを作っていて「味にこだわりがある」はずの店でも、磁化水で「味が変わる」とか「おいしくなる」と言っている人に、何人かは会ったこともありまして…。私自身も、コーヒーが好きでいろいろと飲んだりしてますけど、だからと言って自分の舌が絶対だ、などと考えてるわけでもなく、それに対して、かたや仮にもプロフェッショナルであるはずの彼らがそう言うのであれば、味の面で何らかの違いがあるという可能性までは、現時点では棄却できないなぁ、という感じ。

          たまに「味に違いがあると周りに触れ回る前に、最低限、二重盲検定くらいで確認しといた方がいいよ」くらいに、やんわりと指摘することはあります……相手と、時と場合によるけれども。後で「実は、味に違いがありませんでした」なんてことが分かった時には、その人が恥をかくことになりかねませんから。将来恥をかかせたくない相手には、気が進まなくても、あとでこっそり指摘したり…まぁその後どうするかは、本人に委ねるということで。

          個人的には、仮に味に差が出るとしても、まぁ業者が言っているような、アヤシげなメカニズムによるものではないだろう、と。

          #ちょうどアルカリイオン水絡みで、酸性水の殺菌力が、水道水のカルキに由来して生じる次亜塩素酸イオンによるものだった(しかも酸性下なので殺菌力が強い…平たく言うと「混ぜるな危険」状態の薄ーいヤツ)のと同じように。

          ぱっと思いつくあたり、かなり強力な磁石を、蛇口の出口付近(きちんとした浄水器の下流)にくっつけてるだけなんで、うーん、鉄コロイドの含量にでも影響してるのだろうか、とか思わないでもないんだけど……まぁそれよりは上述の彼らには申し訳ないけど、実は「二重盲検定したら差が出ませんでした」となる方が、説明としては納得できるかなぁ、とか。
          親コメント
          • by Anonymous Coward

            人の無意識が、何かを行った後結果を求めてるんじゃないかと思っている。報酬系の誤作動。
            某所の某著名コピペ、発電所で音が変わるリストと同じ現象でしょう。

            • そうですね。その可能性もあると思ってますが、現時点ではまだ「そうだ」とは言いきっちゃうことも出来ない。その辺りが「ややこしい」部分が残っている、という感じで。

              単純な味覚そのものでなく、「味」や「おいしさ」というレベルになると、味わう人や環境の要因 [google.com]が必ず入ってきます。「味が同じ/異なる」とか、「苦味が強い/弱い」くらいの部分だと、比較的末梢レベルでの感じ方に帰結できるので、まだ科学的に議論しやすいのですが、「おいしい/まずい」となると、より中枢レベルでの知覚になるので、踏み込むことができない領域になってしまいます。

              というわけで、結局のところは「味が同じ/異なる」という部分が実証できるかどうかが大きく、そのためには最低限のこととして、二重盲検定くらいはしないといけない、ということです。そこから先の「おいしい」「まずい」は、究極的には個人の価値感につながってしまい、科学の踏み込む領域ではない……とか言いつつ、心理学の分野あたりはそこに踏み込んでるかもしれませんが……という風に考えてます。
              親コメント

クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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