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MP3的な圧縮で間引かれた特性の音の方に「慣れている」ので、そうではない音に対して違和感を覚えるということは、大いにありうる事です。高い周波数についてもそうですが、圧縮する時に特有の音の変化がいろいろと起こるので、それが起こっていない音はそれらしく聞こえないと感じても、何ら不思議ではありません。
関係の深い例として、50-60年代にアナログ歪みを起こした音がその後歪み系のエフェクトになっていった様に、最近起きたムーブメントとして、音声を圧縮したりタイムストレッチした時に起こる…文字には表しにくいのですが、全体が「エ」の発音に傾いた様な…カエルの鳴き声の様な…そういう感じ音の変質を、エフェクターとして使っていることがあります。
ここで分かる人が多そうなたとえで言うなら、人声や生楽器なのにボーカーロイドみたいな質感になってる音。旧来の合成音声とはちょっと違うアレです。
先ほど述べた様に、このエフェクトは源流が圧縮音声にあるので、慣れればだんだんそういう音も普通になっていくのです。
> ここで分かる人が多そうなたとえで言うなら、人声や生楽器なのにボーカーロイドみたいな質感になってる音。> 旧来の合成音声とはちょっと違うアレです。
トーキングモジュレータやボコーダを使った声のことだと思うんだけど、そうだとして・・・。80年代ごろまでは「かけっぱなし」で使うのがほとんどでしたが、エフェクトと生の声の割合をフレーズにあわせて変えるのはシェールの"Believe" http://www.youtube.com/watch?v=B5xsiKBJGW4 [youtube.com]のヒット以降、まねっ子アレンジ続出ですね。
シェールだといいアイデアだなーと思うけど、実
いや、トーキングモジュレーターやボコーダーは完全に別物と言ってもいいと思います。確かに最近のシンセにもボコーダーはありますが、さほど流行はしていません。
まず変換の流れが、電子音や楽器音を人声っぽくしているか、既存の楽器や人声を音を電子音ぽくしているかで主従関係が逆というのがありますが、最近出てきたと私が言ってるのは、もっとこう鼻声みたいな…何というか…。この音は主にピッチシフトとタイムストレッチで作ってます。
The Ineleganceさんの仰っているとおぼしき効果は、Auto-Tune [e-frontier.co.jp]した音声にボコーダーをかけていますね。Auto-Tuneだけでもあの独特の効果(一般的に「ケロり」と表現されますね)はそれなりに出るのですが、その効果をもっと増強させるためにボコーダーをかけています。
Auto-Tuneでは、MIDIデータとしてシーケンスを入力しておくと、オーディオ入力をそのシーケンスに強制的に合わせることができます。つまり、ピッチシフトとタイムストレッチを自動的に処理しているような形ですね。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
慣れや習慣 (スコア:3, 興味深い)
MP3的な圧縮で間引かれた特性の音の方に「慣れている」ので、そうではない音に対して違和感を覚えるということは、大いにありうる事です。
高い周波数についてもそうですが、圧縮する時に特有の音の変化がいろいろと起こるので、
それが起こっていない音はそれらしく聞こえないと感じても、何ら不思議ではありません。
関係の深い例として、50-60年代にアナログ歪みを起こした音がその後歪み系のエフェクトになっていった様に、
最近起きたムーブメントとして、音声を圧縮したりタイムストレッチした時に起こる…
文字には表しにくいのですが、全体が「エ」の発音に傾いた様な…カエルの鳴き声の様な…
そういう感じ音の変質を、エフェクターとして使っていることがあります。
ここで分かる人が多そうなたとえで言うなら、人声や生楽器なのにボーカーロイドみたいな質感になってる音。
旧来の合成音声とはちょっと違うアレです。
先ほど述べた様に、このエフェクトは源流が圧縮音声にあるので、慣れればだんだんそういう音も普通になっていくのです。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re: (スコア:1)
> ここで分かる人が多そうなたとえで言うなら、人声や生楽器なのにボーカーロイドみたいな質感になってる音。
> 旧来の合成音声とはちょっと違うアレです。
トーキングモジュレータやボコーダを使った声のことだと思うんだけど、そうだとして・・・。
80年代ごろまでは「かけっぱなし」で使うのがほとんどでしたが、
エフェクトと生の声の割合をフレーズにあわせて変えるのはシェールの"Believe" http://www.youtube.com/watch?v=B5xsiKBJGW4 [youtube.com]のヒット以降、まねっ子アレンジ続出ですね。
シェールだといいアイデアだなーと思うけど、実
Re:慣れや習慣 (スコア:2)
いや、トーキングモジュレーターやボコーダーは完全に別物と言ってもいいと思います。
確かに最近のシンセにもボコーダーはありますが、さほど流行はしていません。
まず変換の流れが、電子音や楽器音を人声っぽくしているか、既存の楽器や人声を音を電子音ぽくしているかで主従関係が逆というのがありますが、
最近出てきたと私が言ってるのは、もっとこう鼻声みたいな…何というか…。
この音は主にピッチシフトとタイムストレッチで作ってます。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re: (スコア:0)
The Ineleganceさんの仰っているとおぼしき効果は、Auto-Tune [e-frontier.co.jp]した音声にボコーダーをかけていますね。
Auto-Tuneだけでもあの独特の効果(一般的に「ケロり」と表現されますね)はそれなりに出るのですが、その効果をもっと増強させるためにボコーダーをかけています。
Auto-Tuneでは、MIDIデータとしてシーケンスを入力しておくと、オーディオ入力をそのシーケンスに強制的に合わせることができます。
つまり、ピッチシフトとタイムストレッチを自動的に処理しているような形ですね。